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2022年07月12日 07:50 更新

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉|名前の由来や特徴も詳しく解説

矢車菊(ヤグルマギク)と混同されることの多い矢車草(ヤグルマソウ)ですが、矢車菊とは異なる植物で、花言葉もそれぞれ別のものがつけられています。ここでは、矢車草の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

矢車草(ヤグルマソウ)の花言葉

矢車草

矢車草(ヤグルマソウ)は、かつて矢車菊(ヤグルマギク)も同じ名で呼ばれていたため混同されやすいのですが、まったく違う植物。鮮やかな花色の花を咲かせる矢車菊に対し、矢車草は白く小さな花を咲かせます。

その花のようすからつけられた矢車草の花言葉は「清楚」

また、その小さい花がたくさん集まっている姿はふんわりと柔らかなイメージで、幸せな気持ちを引き出すことから「幸福感」の花言葉もつけられています。

矢車草に怖い花言葉はある?

矢車草

矢車草の花言葉は、「清楚」「幸福感」とポジティブな言葉ばかり。呪いや死を意味するような怖い花言葉はありません。

矢車草は暗くてジメジメした場所に咲くことから、暗い、怖いといったイメージをもつ人もいるのかもしれませんね。

矢車草とは異なる、矢車菊の花言葉

矢車菊

矢車草と混同されやすい矢車菊は、見た目も花言葉も異なります。
矢車草は白く小さい花をたくさんつけるのに対し、矢車菊は紫や赤など色鮮やかな花を茎の先にひとつ咲かせます。

実は、少し前まで矢車菊も矢車草と呼ばれていたことから、いまだに矢車草と矢車菊が呼び分けが完全になされておらず、混同されやすいようです。

ちなみに、矢車菊の花言葉は「繊細」「優美」「教育」「信頼」。
同じポジティブな花言葉ではあるものの、内容は矢車草とまったく異なりますね。

矢車草の特徴

矢車草

矢車草はユキノシタ科ヤグルマソウ属に属する多年草。
キク科ヤグルマギク属の矢車菊はとしばしば混同されますが、別の植物です。

矢車草は本州から北海道の湿地に自生しています。5つに裂けて広がるのが特徴の葉は、大きいものでは50cmのものも。暗い湿地でもできる限り太陽の光を受けるために、大きく発達したといわれています。

花は白色で小さく、その大きさは1cmにもなりません。5枚に裂けた葉の中心から伸びた茎の先に、たくさんの小さい花を咲かせます。

矢車草の基礎知識

・分類…ユキノシタ科ヤグルマソウ属
・原産地…日本、朝鮮半島、中国
・別名…ロジャーシア・ポドフィラ
・開花期…5~8月
・出回り期…通年

矢車草の名前の由来

こいのぼり

矢車草の名前は、5つに分かれて広がる葉が矢車に似ていることからつけられています。

矢車というのは、輪のまわりに放射状に矢羽根をとりつけ、風でくるくると回るようにしたもの。こいのぼりの竿の先端についているものを思い浮かべてもらえれば、イメージしやすいでしょう。

地域によって異なる矢車草の呼び方

正式な和名は「矢車草(ヤグルマソウ)」ですが、地域によって矢車草の独特な呼び方もあるようです。

たとえば、長野県木曾では「イツツバ」、埼玉県秩父郡では「ゴハ」、長野県北佐久郡では「ゴハソー」。
これらは、葉が5つに分かれている特徴にちなんだ呼び名でしょう。

秋田県では、矢車草を「ムコノゴキ」と呼ぶこともあるそうです。昔、田植えの際に矢車草の葉の上に大盛りに盛ったごはんをのせ、婿に食べさせるお祝いの儀式がされていたことから、この呼び名になったとされています。

矢車草の誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
矢車草が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

4月26日

矢車草の品種

日本に自生する矢車草は白い花と緑色の葉をつける一種のみですが、ほかの品種も存在します。

赤色の花をつけるピナータ

ピナータは中国を原産とする矢車草で、赤い色の花をつけるのが特徴です。葉の色も青々として美しく、開花期には花の赤と葉の青の美しいコントラストが楽しめます。

日陰でも丈夫に育つので、日の当たらない裏庭などでの栽培も可能です。

ピンク色の花をつけるファイヤーワーク

ピナータを品種改良して生まれた矢車草。開花期になると、かわいらしいピンク色の小さな花をたくさん咲かせます。

銅色の葉がつくチョコレートウイング

こちらはほかの品種と特徴が異なり、葉の色が特殊。まるでチョコレートのような、銅色の葉をつけます。
銅色の葉が、夏が近づくにつれどんどん緑色に変わっていくのも特徴です。

まとめ

花言葉どおり、ふんわりとした白い花が幸福を運んできてくれそうな矢車草。基本は山野に生える植物で店に出回っていることは少ないですが、通販で購入できるようです。
興味がある方は、通販サイトで探してみてくださいね。

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