辻希美さん、子どもの食事で「全然野菜食べてくれなくてどうしよう」たくさん悩んだ末の結論
タレントで四児ママの辻希美さんが、夕食のオムライスを作る様子を公開。6人分のオムライスを作りながら「子どもの野菜嫌い」について悩んだことを明かしています。
野菜嫌いな子も「こうすれば食べてくれる」
辻希美さんはYouTubeで、ごく日常の食事作りの様子を度々アップ。お昼寝をしている末っ子の幸空(こあ)くんを起こさないように、ひっそりとオムライスを作る様子を公開しています。
まずはケチャップライスに入れる具材をひたすら細かくみじん切り。辻家のケチャップライスの具材は、ウインナー、玉ねぎ、にんじん、ピーマンで、炊飯器にある白飯の量がそれほど多くないため、大量の野菜でかさましです。
一般的に、ケチャップライスにはチキンが入っていることも多いですが、辻さんは「私の中ではチキンだろうがケチャップライスだろうが、ウインナーでいきます」と、ウインナー愛を貫いているそう。
また、ケチャップライスにピーマンを入れる理由は「彩り」に加えて、野菜を苦手な子どもでも「こうすれば食べてくれるから」だそう。なるべくピーマンであることがわからないように、小さく刻んで入れ込みます。
現在は中学生の長女や小学校高学年の長男は、小さい頃は「どうしても緑の野菜は全部嫌がってた」そうですが、大きくなるにつれて食べてくれるようになったといいます。こうした経験から、辻さんは「『全然野菜食べてくれなくてどうしよう』みたいな、たくさん悩んでたけど、結果……成長すれば食べるんだな」という結論に落ち着いたようです。
切った具材を炒めていきます。味付けはコンソメとケチャップで、水分が飛ぶまで炒めて、ご飯も投入してさらに炒めます。ここで、次男の昊空(そら)くんがお手伝い。「おいしくなるんだぞ〜」と言いながらケチャップライスを炒めたり、辻さんが料理する姿に「さすが調理人! あ、シェフか」とコメントしたりと、親子の会話がほほえましいです。
辻家のオムライスは薄焼き卵でくるむのではなく、半熟オムレツをライスにのせて割るたんぽぽスタイルで、オムライスの卵を焼くのは夫の杉浦太陽さんにバトンタッチ。料理上手な辻さんですが、半熟オムレツを作るのは苦手でどうしても火を通し過ぎてしまうので、半熟加減の得意なパパがいつも担当してくれるそう。
ケチャップライスにのせたオムレツの真ん中に包丁を入れると、トロットロの半熟! 辻さん、昊空くん、杉浦さんが協力して作ったオムライスはとてもおいしそうでした。さらにホワイトシチューとパリパリサラダも用意して、栄養満点で豪華な辻家の食卓完成です。
ハンバーグもこの量!
魚も好きな子どもたち。アジ尽くし!
子どもの野菜嫌いには理由があった!
野菜嫌いの子どもは多いですが、実は子どもの野菜嫌いにはちゃんと理由があるようです。
子どもは大人よりも味覚・嗅覚が鋭いため、野菜には独特な味やにおいを感じやすく、大人にとってはおいしく感じられても、子どもにとっては野菜が嫌いになってしまう理由となります。
また、かみちぎる力が大人に比べて弱く、口の中の感覚が鋭かったり、その食感に慣れていなかったりするため、野菜のシャキシャキとした食感をおいしいと感じられない場合があるのです。
そのうえ2歳前後は自我が芽生え、自分のこうしたいという気持ち、こだわりが強くなる時期。そのため、野菜を食べない、好きなものしか食べないと決めてしまうと、大人が何を言っても食べようとしないというのもよくあるでしょう。
3歳くらいになると、味覚や嗅覚、こだわりも和らぎ、野菜を食べられる子が多くなってきます。しかし大人にも「これだけは苦手」という好き嫌いがあるように、特定の野菜は嫌いなままのことも多いです。
栄養は他のものからもとれるため、必ずその野菜を食べなければいけないというわけではありません。嫌いなものに関してはあまり気にせず、食事の時間を楽しく過ごせることを大事にしていけると良いですね。