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2022年12月21日 17:40 更新

グロリオサの花言葉|グロリオサの名前の由来も解説

花びらの形や鮮やかに燃えるような色の花が特徴的なグロリオサは、アレンジメントや花束でとても人気の植物です。ここでは、グロリオサの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

グロリオサの花言葉

グロリオサの花言葉は「栄光」「勇敢」「頑強」「燃える情熱」です。

グロリオサの色別、種類別の花言葉

花色は、赤・黄色・淡赤など色バリエーションはそんなに多くないグロリオサ。

グロリオサの色別、種類別の花言葉はとくにありません。

グロリオサの花言葉に怖いものはある?

グロリオサの花言葉に怖いものはないようです。

グロリオサの特徴

グロリオサは赤と黄色のグラデーションが美しい細い花びらが印象的な、華やかで綺麗な花を咲かせる球根植物です。

グロリオサの艶のある葉は先端が巻きひげ状になっていて、他の植物やフェンスなどに絡み付いて生長する特性があります。フェンスや支柱、トレリスなどのそばで育てましょう。

グロリオサは基本的に風通しの良い日なたを好みます。真夏の直射日光は苦手なので、梅雨明けから秋になるまでは明るい半日陰くらいの場所に置くのがおすすめです。秋になったら再び日なたに置き、晩秋に葉が黄色くなったら球根を掘り上げます。球根は10℃以上が保てる場所で春まで休ませ、春に再び植え付けます。

グロリオサの花は、6枚の細長い花びらがすべて反り返ったように咲き、まるで炎のような形をしています。グロリオサの花びらは厚みがあり、少しの刺激で折れやすいのでぶつけたりしないように注意が必要です。

グロリオサの開花時期は7月から9月で豊富な色の花を上向きに咲かせる特徴があります。花びらは細く波打つような形をしていて、キツネの顔のように見えることからキツネユリという和名も付いています。

株全体には毒があり、球根が山芋の球根に似ているため誤って食べてしまうという事故も起こっています。症状は吐き気や発熱などの症状がみられるようです。

グロリオサの基礎知識

・分類…ユリ科グロリオサ属
・原産地…アフリカ、熱帯アジア
・別名…百合車(ユリグルマ)、狐百合(キツネユリ)
・開花期…7月~9月
・出回り期…周年

グロリオサの名前の由来

グロリオサの学名はgloriosus(グロリオサス)という言葉が語源とされています。この言葉には、光栄や輝かしいという意味です。花の姿が炎のように燃え盛っている様に見えることから名付けられました。

和名には、キツネユリ(狐百合)やユリグルマ(百合車)という名前が付けられています。和名のキツネユリには、花がキツネの顔に見えるユリ科の花であることに因んでいます。

グロリオサの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
グロリオサが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

5月28日、10月19日

グロリオサの贈り方

グロリオサは、自由奔放に花茎をのばして華やかな花を咲かせるのが特徴。

ぎゅっとまとめるアレンジより、空間を生かして豪快に使う方が、伸びやかな花姿を生かせます。

生け花や大型の花展の装飾によく使われているのも納得ですね。

ちょっと予算がある送別会の花束や、舞台で渡す大きな花束、お祝いのアレンジやスタンド花に使うと華やかでぴったりですよ。

グロリオサの飾り方

グロリオサはユリに近い分類の植物であることから、花もちは良い方です。下から順に咲き進み、下の花が枯れても先端の花が色づいて開いたり、切花としては比較的長く楽しめます。
長持ちさせるためにも、花粉は取ってしまった方がよいでしょう。黄色い粉が服に付くとなかなか落ちません。

グロリオサのもうひとつの特徴は、「からまる葉っぱ」。
周りの植物にからみつきながら成長していくので、葉っぱの先端が巻きひげのように「なにかにつかまろう」とします。
これは花屋としてもなかなか厄介です。まとまった束から1本取り出そうとすると、あちこち絡みついて取れないとなることも。
なので、入荷した段階で葉っぱの先端をカットするお店もあります。

家で飾るなら、あんまり花の種類を増やさず、グロリオサメインでざっくりと飾るとカッコイイですね。

まとめ

さりげなく飾る日常の花というよりは、華やかでパーティ的な雰囲気のグロリオサ。
グロリオサは花びらが波打っているような変わった形をしていて、鮮やかな色も特徴的なので、アレンジメントや花束に一つアクセントを加えることにぴったりの花です。また、つくり方によっては主役にもなれるインパクトもあります。

夏場のプレゼントには「栄光」などの輝かしい花言葉を持つグロリオサをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

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