第一子妊娠の丸山桂里奈さん、つらい頻尿で寝不足に「激チカでやや心配になるくらい」
第一子を妊娠中のタレント・丸山桂里奈さんが、妊娠中のマイナートラブルのひとつ“頻尿”の悩みを明かしています。
「心配になるくらい」トイレが近い
丸山桂里奈さんは10月10日に第一子の妊娠を発表。来春の出産を予定しているといいます。
現在は体調が安定しているというものの、なかなかゆっくり眠れない状態が続いているそう。丸山さんはInstagramに「ただ、トイレが近いパターンから激近になり夜中目覚めない時もあるのに、最近はよく目覚めてしまいます。おげげ。子宮が圧迫されてるらしい、圧迫おそるべし」と投稿し、頻尿によって眠りが浅くなっていることを綴りました。
10月25日にTwitterでも頻尿の悩みを吐露。「妊婦さんは、皆さんお手洗いは近いのかな?あたし激チカでやや心配になるくらい。もともと近いから仕方ないのかな」という丸山さんに、「私もめちゃくちゃ近いです」「後期なんて、さっきトイレ行ったのにまた?ってレベルで通いますよ」「「臨月近くなってくると、トイレ行った直後にまたトイレ行きたくなる時もよくありました」「尿漏れパッドがあると安心」等々、多くの現役妊婦さんや先輩ママさんからコメントが集まりました。
Instagramのストーリーズ機能を使って、フォロワーの質問にも答えている丸山さん。妊娠20週頃から胎動を感じるようになったといい、「胎動感じるようになりましたか?」という質問には「めちゃくちゃ感じますよ。蹴りが強い気がする」と明かしています。
お腹の赤ちゃんの性別は女の子だそう。妊娠後期にかけても様々なマイナートラブルがあるかもしれませんが、無理せず健康に気をつけて過ごしてほしいですね。
妊娠してお弁当生活に。おいしそうで健康的
妊娠中、頻尿になりやすい理由
妊娠中の女性は頻尿になりやすく、妊娠中のマイナートラブルの発症率を調べたところ、9割以上の女性が「頻尿」を経験していたという調査もあります[*1]。
これには大きく2つの原因があり、まずひとつは「体内の血液量の増加」です。妊娠中は体をめぐる血液の量が増えます。それに伴い作られる尿の量も増加するため、排尿回数も増え、頻尿になったと感じるようになります。
ふたつめは、大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで起こる頻尿です。妊娠前はニワトリの卵ほどだった子宮ですが、妊娠初期には7cmほど、そして妊娠末期には約5倍の36cmにまで大きくなり、重さは60~70gから1,000gにまで増加していきます[*2]。
大きくなった子宮は、狭い骨盤の中でほかの臓器を圧迫します。膀胱も圧迫されるので、尿を溜めておく容量が減ったり、排尿にかかわる神経が刺激されたりし、それによって頻尿になることがあります。とくに妊娠後期に起こる頻尿ではこの影響が大きいといえるでしょう。
その他、妊娠すると膀胱のなかの粘膜が充血したり、膀胱頸部(膀胱の下部)が伸びたりすることも、妊娠中の頻尿に関係していると言われています。
[*1]新川治子ほか「現代の妊婦のマイナートラブルの種類,発症率及び発症頻度に関する実態調査」J. Jpn. Acad. Midwif., Vol. 23, No. 1, 48-58, 2009
[*2]病気がみえる vol.10 産科 第4版(メディックメディア)