七五三で想定外の「大変だったこと」トップ3! 持参必須のお役立ちアイテムとは?【七五三実態調査】
家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」が運営するfotowa家族フォト総研はこのほど、昨年2021年に七五三の撮影でfotowaを利用した人を対象に「先輩ママ・パパに聞く七五三実態調査2022」を行い、73名より回答を得ました。
七五三の撮影は出張撮影が正解!「利用して良かった」100%!
「七五三の記念写真で出張撮影を利用してよかったと思いますか?」という問いへの回答は、すべての回答者が「はい」を選択。自然でわが家らしい写真が残せること、参拝と撮影が一緒にできることなどを挙げて「出張撮影は本当におすすめです!」というママの声もありました。
<利用者のコメント>
・「お参り日前からカメラマンさんとメッセージで好みの撮影について相談ができ、当日はスムーズにこちらの要望も聞き入れて頂きながら撮影していただきました」(7歳女児・5歳男児ママ)
・「ポーズ、自然な雰囲気、兄弟ショット、集合写真など、自分達では撮れない写真をたくさん撮っていただけました!」(5歳男児ママ)
・「いつもはスタジオ撮影で似たりよったりのセットにお決まりのポーズといった具合でしたが緑の自然の中のびのびと撮ってくださりとても良かったです」(5歳女児/3歳女児ママ)
・「家族で過ごしている時の自然な表情や仕草を撮影して頂きました。写真館では絶対無理な動きのある写真もあり、良かったです」(7歳女児ママ)
・「スタジオ撮影と迷いましたが、家族とのリラックスした写真が撮れて、出張撮影にして良かったです(祖父母からも好評でしたよ!)」(5歳男児ママ)
・「出張撮影でもスタジオぐらいきれいに撮ってもらえるし、写真と参拝が一度で済むので、子どもが疲れず良いと思います」(5歳男児ママ)
・「写真撮らなきゃ!私も撮って!など気にしなくてよくて、自分が撮るよりももちろん素敵な写真を撮って下さって、とりあえず最高でした!子どもに怒ることも少なく笑顔の自然な写真をたくさん撮ってもらえたので、出張撮影は本当におすすめです!」(3歳女児ママ)
これは想定外!「意外に大変だったこと」トップ3、第1位は「着物・草履問題」
「意外に大変だったこと」トップ3は、「子どもが着物・草履に慣れていない」が35.3%で、「当日のスケジューリング」が21.6%、「子どもの機嫌を取ること」が15.7%という結果になりました。
こうした「意外に大変だったこと」をどのように乗り切ったのかも聞きました。
《こうやって乗り切った!ママたちの経験談》
子どもが着物・草履に慣れていない
・「3歳息子は、着物はかなり前から、素敵だよ〜と言い聞かせて、なんとかきれたのですが、草履は1歩も歩けずに靴で参拝しました。もう少し履く練習、してみておけばよかったかも。(あとダメだった時の履かせる靴の色は要確認!我が家は黒があって、なんとか助かりました)」(3歳男児ママ)
・3歳の場合は広い神社を草履で歩くのは大変です。無理せずにうちは途中からすぐにサンダルになりました。それって写真撮るのにどうなのとなりますが、着物の色に合わせたサンダルであれば今となっては気になりません。子どもの機嫌と笑顔が1番です」(3歳女児ママ)
当日のスケジューリング
・「カメラマンさんのアドバイスで時間に余裕を持ったスケジュールを組みました。このアドバイスはかなり良かったです。が、スケジュールに余裕を持たせると着物姿の時間が長くなり、子どもがどんどん不機嫌になるので、着物姿の会食は諦めました。優先順位の高い催しを早く済ませるのが良いと思います。我が家は参拝とご祈祷を最優先にしました」(7歳女児ママ)
子どもの機嫌をとること
・「着慣れない着物でテンションもあがり、祈祷後は疲れてしまい、ふざけたりあきらかに飽きてきてしまった。事前にカメラマンさんから、小さいジュースやお菓子があると気分転換にもなりますよ!とアドバイスがあったためいくつか持参。子どもの機嫌も戻り、最後まで笑顔で過ごせたので良かったです」(5歳男児ママ)
《こんなオリジナルな乗り切り方も……》
・「子どもの飽きや、着慣れない着物、草履へのいやいやが大変でしたが、最終的に草履は脱いで裸足になりました!着物に裸足で神社を駆け回る写真も残り、逆にこの時、嫌がったよね〜と笑える写真が記念になりました」(3歳女児ママ)
持参必須のお役立ちアイテムベスト3!第1位は「履き慣れた靴」
先輩ママが「持ってきてよかった!」と思ったお役立ちアイテムベスト3は「履き慣れた靴」「好きなお菓子」、少し離れて「撮影に使いたい小道具」がランクイン。
ここでも普段の服装とは違う和装が大きなハードルになることがうかがえます。履き慣れた靴でも、着物の色に合わせたり、目立たないような靴にするなどの工夫も見られました。
ランク外では、着物を脱ぐためのレジャーシートといった便利アイテムの回答がありました。
フォトグラファーによっては、撮影用の小物を用意しているケースもありますが、どうしても一緒に撮影したいものは前もって用意しておきましょう。
ママ・パパの装いは?和装・洋装のメリット・デメリット
子どもが主役とはいえ、ママ・パパも自分の衣装に悩んでしまうのも親心。先輩たちに当日の服装を問うと、ママは和装かワンピース、パパはスーツという装いが大多数を占めました。子どもが3歳や5歳のときは、動きやすさや普段づかいへの応用のしやすさを決め手にワンピースを選ぶママも多く見られました。
●ママの服装
和装とワンピースがトップ同位に。着物は写真映えするという声がある一方で、ワンピースではフォーマル感を残しつつも動き回る子どもへの対応がしやすいという声も聞かれました。
<和装>
良かった点
・「娘は私が7歳で着た着物を、私も母が昔着ていた着物を借り、二人で着物の写真を撮ることができました。母にとっても私にとってもとても特別な写真となりました」(7歳女児ママ)
・「このようなお祝いの機会でしか和装は難しいので着て大正解でした。家族写真は写真映えもします!」(7歳女児/5歳男児ママ)
反省点があるとしたら…
・「和装にした分、私がヘアセットに行ったり、先に実家に行ったりと、移動などのスケジュールを組むのが大変でした」(3歳女児ママ)
・「事前に着付けの練習をしておき、もっと上手に着たかった…」(7歳女児ママ)
<ワンピース>
良かった点
・「よく歩く場所で子どもたちも歩き回るので、洋装にして正解でした」(3歳男児ママ)
・「和装も考えましたが、子どもに集中するために自分はワンピースでよかったです」(5歳男児ママ)
反省点があるとしたら…
・長女最後の七五三だったので和装でもよかったかも。でもヘアセットや着替える時間やお金を考えると今回はやめてしまいました(7歳女児ママ)
・なかなかない機会なので、和装にするか、フォーマルスーツを新調したら良かったと思います。(3歳女児ママ)
●パパの服装
89%のパパがスーツを着用したとの回答でした。和装で動きが取りにくいママに代わり、抱っこなどの世話はパパが担当したというコメントも。
<スーツ>
良かった点
・「パパをスーツにして色々動いてもらい助かりました」(7歳女児ママ)
・「パパスーツは草履に慣れていない子どもを抱えるなどして貰えたので正解でした」(7歳女児/5歳男児ママ)
反省点があるとしたら…
・「夫も和装で統一すればよかったかなと思いました」(5歳男児/3歳女児ママ)
・「父息子で、和装にすれば良かった、、との後悔も有り」(5歳男児ママ)
<和装>
良かった点
・「初めての家族和装写真が撮れて満足しました」(7歳女児/3歳女児ママ)
・「和装はみんなが和装する機会がなかなかないので、せっかく写真に残すなら一度はしておいた方がいいと思います」(3歳男児/7歳女児ママ)
反省点があるとしたら…
※とくにコメントはありませんでした
気になる「お金」事情。コスパ重視でもいける方法とは?
一生に一度の七五三の行事。すべてこだわって決めたいけれど、気になるのは予算です。先輩ママ・パパの支出から、抑えられるところ、こだわりを残せるところを参考にしてみてください。
◉子どもの衣装
入手方法は、購入かレンタル、お下がりなどいくつかありますが、今回のアンケートではレンタルがダントツの1位でした。
価格帯は以下の通り。
<レンタル>
1万円台の価格帯が最も多く42.1%、ついで2万円台が23.7%。1万円以下に抑えた人も21.1%と多いこともわかりました。およそ3万円以下が相場のようですが、予算に合わせてて検討できるのもレンタルの魅力。安くて素敵な人気の衣装もピークを過ぎればまた着用のチャンスも巡ってくるもの。これから七五三を検討する方は、ピークを外すこともオススメです。
<購入>
6万円以上が33.3%と最も多いものの、3万円以下が53.3%で1万円台が20.0%でした。購入は高い印象もありますが、2万円以内の方も4割。代々受け継げる良さも考えると、案外コスパが良いかもしれません。
<その他、お下がりなど>
・「お宮参りの着物をリメイクし、被布を追加」(3歳男児ママ)
・「娘は私が着ていたものを手直し。息子は購入しました」(3歳男児/7歳女児ママ)
・「実家で代々受け継がれている着物、女の子用は紛失のため、母が購入」(5歳男児/3歳女児ママ)
◉初穂料(祈祷料・玉串料)
初穂料は神社によって異なりますが、今回の調査では「5,000円〜7,999円」が56.2%と最も多く、「10,000円〜14,999円」が27.4%という結果になりました。
◉食事会
「外食」が43.8%と多数を占めるものの、食事会を行わない家族も多く、全体の34.2%となりました。
食事会のひとりあたりの金額を問う質問では、「2,000円〜2,999円」が23.8%と最も多かったものの、予算感はご家庭によって様々ということもわかりました。
◉内祝い
お返しはしないという家庭が最も多く38.4%でした。なお、内祝いをしていると回答した中では、3,000円〜4,999円が多い価格帯でした。そのほか、「返しはなしも、食事代は負担し、アルバムなどをお礼に後日わたした」という回答も見られました。
◉上記以外でかかった「想定外の費用」
前もって想定していた費用のほかにも、以下のような出費も予算に入れておくとよさそうです。
・お土産代 6,000円程度(3歳女児ママ)
・レンタカー代 8,000円(3歳女児ママ)
・自分の美容院代 5,000円(3歳女児ママ)
・タクシー代 10,000円(祖父母含めて2台で移動したので)(7歳女児/5歳男児ママ)
これだけは伝えたい!先輩ママ・パパから「これから七五三の家庭へのアドバイス」
・「スタジオ写真も撮るし、境内の写真は自分達のスマホで撮ればいいか。節約にもなるし♪」なんてお思いのお父さんお母さん!当日は子どもの着替えやら何やら大量の荷物抱えてます。おまけに子どもは飽きてくると帰りたい脱ぎたいを連呼。とてもじゃないけど優雅にスマホで写真撮影してる時間も心の余裕もないので、フォトワの出張撮影を是非頼んでください!」(5歳男児/3歳女児ママ)
・「草履が新品だったので、何日か前から私自身が室内履きをして、はなおを伸ばして履きやすくしていました。おかげで当日息子も痛がることなく履いてくれました。ご機嫌とりに、仕方なく着物のままかき氷を食べさせることになりました。大きめのエプロンやタオルなどを持参しておき、着物が汚れないような対策をした方が良いです」(5歳男児ママ)
・「体験談を聞いて入念に準備していてもこどもが小さいうちは何かしらハプニングは起こります。それは次回の教訓にして初めての七五三を楽しんだ方がいいと思います」(3歳男児 /7歳女児ママ)
・「草履は、全員で撮影するときに使用し、他は、こどもの好きな靴にしました。うちは、なぜか長靴でしたが、黄色の長靴と黄色系の袴で意外とマッチしてました。こどもがいつも履き慣れた物が一個でもあると安心するかもです。1時間ほどしたら、脱ぎたくなるので、袴を着た後は、予定を入れずに、普段着に替える方がベストと思います」(3歳男児ママ)
・「かっこいい(可愛い)服着てお出かけしようね!と、前もって子どもの気持ちを盛り上げてあげたら、当日あまり嫌がったりしないかな?と思います。あとは初めて出すおもちゃや普段食べないお菓子(ひと口サイズで汚れないもの)を用意しておくと、飽きてきてもまた笑顔になってくれると思います!」(5歳男児ママ)
・「繁忙期を少しずらして11月最後の週末にしました。神社が空いていて良かったです」(7歳女児/5歳男児ママ)
・「場所見知りしないように事前に下見しておくのが良いかなと思います。また、当日緊張しないように七五三の絵本を読んでイメージが湧くようにしました」(3歳女児ママ)
・「12月生まれで、2歳11ヶ月でやるか、3歳になってからの方がイヤイヤが治って、撮影がスムーズにできる様になってからやるか…迷いましたが、2歳11ヶ月で撮影しました。結果、赤ちゃんと幼児の間のあの微妙な幼さが残るあの頃の七五三写真で良かったと思っています。幼い着物姿が可愛すぎて、撮影ちょっと大変でしたがあの時やって良かったです」(3歳女児ママ)
・「11月は七五三がこみあうと聞いていたので3歳になった春にしました。神社での出張撮影で、たくさんの花に囲まれて、撮影も他者が入らずほぼ貸し切り状態でできました。時期にこだわりがなければ敢えて別の季節にするのも良いと思います。秋は夏の日焼けも気になったので我が家は春にして正解でした!」(3歳女児ママ)
・「スタジオより絶対、出張撮影をお勧めします。神社に行くついでに撮影ができて、子どもの遊んでいる姿を撮影してもらえるので子どものストレスも少ないと思います。色々なシーンの写真を沢山撮ってもらえて、値段を気にせず好きな写真でアルバムを自分で作れました」(5歳男児ママ)
調査概要
調査名:先輩ママ・パパに聞く七五三実態調査2022
調査対象:昨年2021年に七五三の撮影でfotowaを利用した人のうち73名(女児:3歳-37名/5歳-1名/7歳-13名、男児:3歳-6名/5歳-29名)
調査期間:2022年10月6日〜10月12日
調査方法:インターネット調査
調査元:fotowa家族フォト総研 ( https://fotowa.com/labo )