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2022年12月21日 11:51 更新

【漫画】コロナ禍の教訓 1/5|病気でも休めない職場なのに、コロナ陽性者が出た!『外科医ミューの子育て試行錯誤』Vol.18

子どもに苦手意識を持ったままママになった外科医・ミューさんが職場復帰! フルタイム勤務のママ外科医として日々奮闘するも、子育てや仕事の悩みは尽きず――!? トライ&エラーを繰り返しながらも前に進んでいく、働くママのリアルをお届けします。

簡単に休めない! 医療従事者コロナ禍のリアル

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※新型コロナウイルス感染者で、症状がある場合の自宅療養期間が10日間→7日間に短縮される前のお話です

みなさんの職場は、お休みを取りやすいですか?

わたしの職場(医療現場)はどこも取りにくかったです。それは、人員が業務と比してぎりぎりだったり、上司がそもそも休まないから下が休みにくい空気があったり、どの職場も似たような状況なのではと思います。

その中で、子育て中の方が「本当にすみません……」と頭を下げつつ休んでいるのをたびたび目にしていると、謝り続けるのは苦しいだろうな、こんな働き方長く続けるのはしんどいだろうな、と思います。子育て中の女性が離職してしまうのも分かる気がします。

そもそも、わたしの職場では、コロナ禍以前は38℃の熱が出ても解熱剤を飲んで出勤し、通常通り仕事をする人がほとんどでした。年を取り、やっぱりおかしい働き方だよな……と目が覚めましたし、皆が有給を使えて病欠ができる環境こそが子育て中の人も働きやすい環境に繋がると気付きましたが、人員がぎりぎりという状況が変わらないので改善するのは難しかったです。

そんな中、コロナが流行しました。陽性となれば強制的に自宅待機、発熱や風邪症状も出勤禁止という風潮になり、それが、わたしたちの状況に変化をもたらしました。

(漫画・文:ミュー)

***

次回更新は12月22日です。お楽しみに!

ミューさんのプロフィール

30代外科医。息子を出産後、一年間育休をとり現在は大学病院勤務。
高齢者が好きで、専門は癌と緩和ケア。

Blog「外科医ミューのオペレコ☆」
Twitter @myumyumoon

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