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子どもの中学受験で、「やらなければよかった」と後悔していることは? 父親・母親別の後悔に違いが出る結果に
イノベーションシステムが運営するひまわり教育研究センターは12月6日、偏差値60以上の中学校に通つ子どもをもつ保護者150人を対象に実施した「お子さんの中学受験を振り返って、やらなければよかったと後悔していること」に関する調査結果を発表しました。
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67%の親が、「後悔していることがある」と回答
調査対象は、偏差値60以上の中学校に通う子どもを持つ保護者150人のうち、男性が81人(54%)、女性が69人(46%)です。
子どもの性別は、男子69人(46%)、女子81人(54%)で、子どもの年齢は中学1年生16人(10.7%)、中学2年生68人(45.3%)、中学3年生66人(44%)でした。
また、子どもの通う中学校がある地域は関東が一番多く、62人(41.3%)でした。続いて多いのは近畿の33人(22%)、中部19人(12.6%)でした。地域の詳細は以下のグラフの通りとなっています。
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はじめに、中学受験を振り返ってやらなければよかったと後悔していることがあるか尋ねたところ、67.3%が「後悔していることがある」と回答しました。「後悔していることはない」と回答したのは、32.7%となっています。
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父親、母親別に結果を比較すると、母親が「後悔していることがある」と回答したのは73.9%、父親が「後悔していることがある」と回答したのは61.7%でした。母親は父親と比べると、「後悔していることがある」という回答が約12%多いことがわかりました。
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後悔していることを3つまで選択する設問では、「成績のことで叱ったこと」(27.7%)、「遊びをさせすぎたこと」(24.8%)、「勉強をさせすぎたこと」(19.8%)、「低学年のうちにもっと勉強をさせておけばよかったこと」(19.8%)が多くなっています。
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母親が父親と比べて顕著に多かった回答は、「夜遅くまで塾に通ったこと」(母親11.8%、父親4.0%)、「塾に入れるのが遅すぎたこと」(母親9.8%、父親2.0%)、「塾に入れるのが早すぎたこと」(母親9.8%、父親4.0%)、「夜寝る時間を削ったこと」(母親15.7%、父親8.0%)でした。
一方、父親が母親と比較して顕著に多かった回答は、「勉強をさせすぎたこと」(父親28.9%、母親11.8%)、「遊びをさせすぎたこと」(父親30.0%、母親19.6%)でした。
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調査概要
調査時期:2022年8月16日~18日
対象者:偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者
対象者数:150人
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:ゼネラルリサーチ
イノベーションシステム
https://www.himawari-child.com
(マイナビ子育て編集部)