【やめてラクチン時短レシピ】カリっと香ばしい包まないシューマイ『やめレシピ』#1
手間がかかる下ごしらえも、調理と味つけも、全部やめて大丈夫! 工夫を凝らした『やめテク』で楽しくおいしい料理が作れます。近藤幸子さん『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)より、ママも子どもも喜ぶ時短メニューを抜粋して紹介します。
今回のレシピのやめテク!
肉だね作りにボウルは使わない
包まないシューマイ
フライパンの中でこねて広げ、切ったシューマイの皮をのせて火にかけるだけ。
底がカリッと香ばしく、包んだシューマイとは違うおいしさです。
材料(2人分)
豚ひき肉…300g
玉ねぎ…1/2個
しいたけ…2枚
シューマイの皮…30枚
A おろししょうが…小さじ1/2
A 片栗粉…大さじ1と1/2
A しょうゆ…大さじ1と1/2
A ごま油…小さじ1
作り方
① 材料を用意
玉ねぎとしいたけはみじん切りにする。
シューマイの皮は1cm幅に切る。
② フライパンで肉だねを作る
フライパンに玉ねぎ、しいたけ、A、ひき肉を入れ、粘りが出るまで手でこねる。
手のひらで押しながら、1cm厚さになるように丸く広げる。
③ そのまま蒸し焼きにする
シューマイの皮を散らし、水大さじ3を皮にかけてふたをし、6分ほど蒸し焼きにする。
火を止めて5分おく。器に盛り、食べやすく切り分けて好みで酢じょうゆやからしをつける。
POINT
皮の上に、あればグリーンピースや小えびをのせても。
(近藤幸子・著『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
書籍『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』について
「料理研究家だって、おうちごはんくらいラクしたいんです!」
だから最小限の手間でささっと作れて、家族が喜ぶ、私も嬉しいムダなしレシピが出来ました!!
酒・みりん→不要
肉だねつくりにボウル→不要
水溶き片栗粉→不当
揚げものの温度管理→不要
下味つけにバットやボウル→不要
下ゆでに鍋→不要
etc.
料理における“当たり前”と思っていたことを、あれもこれもやめてみたら、料理はこんなにラクでした!
教科書通り丁寧に作らなくても大丈夫。手抜きでも、ズボラでもなく、ムダな手間をやめれば、料理は驚くほど楽しくなります。
手はかけてなくても、ちゃんとおいしい、近藤流シンプルごはんの奥義です。
近藤幸子さんのプロフィール
料理研究家、管理栄養士。仙台の料理学校でアシスタント、講師を務めた後、独立。
現在は楽しみながら作る料理教室「おいしい週末」を主宰。2児の母でもある。