産後の異常なむくみ…心不全で緊急入院「体重80㎏に。脂肪とかじゃなく水分で10㎏だった」ゆうこすさんの産後ダイエット
今年3月に第一子を出産したクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子さんが、SNSで出産直後の姿と産後ダイエットを経た現在について公開。YouTubeでは詳しく産後の体調やダイエットについて語りました。
■靴のサイズが23.5cmから28㎝に…
ゆうこすさんは「載せるの迷ったけど、いいや!」と産後の写真を自身のXに投稿、「産後人生初の80kgまで行き、心不全もあり呼吸も苦しく、肌も髪もボロボロ」だったと明かしました。
「ゆうこすちゃん産後から綺麗で..私なんて..ってDMくるから、勇気付けたくて」と、あえてボロボロで泣き腫らした顔の写真も公開。その後、「筋トレ&食事制限&有酸素で健康的に減量」しているといいます。
妊娠中、食べづわりや吐きづわりはなく、食欲がどんどん増進して、もともとは50㎏台前半だった体重が気づけば80㎏になってしまったというゆうこすさん。とにかくむくみがひどく、通常時は靴のサイズが23.5cmなのに28㎝を履くレベルで、寝ていても息苦しかったそう。無痛分娩を希望していましたが、「むくみすぎて背中に硬膜外麻酔ができなくて、急遽帝王切開になった」ほどでした。
出産したら落ち着くかと思いきや、産後さらに身体がむくみ様子がおかしいと感じたため、退院翌日に近所の循環器内科を受診したところ、大学病院へ即入院することに。なんと心不全の状態になっていました。
一週間の入院治療でむくみは改善して10㎏落ちましたが、これは「脂肪とかじゃなく水分で10㎏だった」ということ。そこから約11㎏減量し、現在は59㎏まで戻ったそうです。
ただ、ゆうこすさんは「産後ダイエットで一番大事なのが、産褥期はマジで本当に休むこと」と明言。食事制限も考えず筋トレもせず、ボロボロの体を休ませて回復することが大事だと話し、産後2~3ヶ月が経った頃から、有酸素運動や筋トレをしていったといいます。
「もちろんね、数字が全てではないので、今は体重と筋肉量と体脂肪率と、色々見ながら自分の健康管理をしてる」というゆうこすさん。「簡単に痩せられたらそれはそれでちょっと怪しいというか不健康だと思う、そのやり方は」と話し、いかに健康的に筋肉を増やしながら痩せていくかが大事だと語りました。
載せるの迷ったけど、いいや!
— ゆうこす|菅本裕子 (@yukos_kawaii) December 23, 2025
産後人生初の80kgまで行き、心不全もあり呼吸も苦しく、肌も髪もボロボロ。鏡の自分を見る度に「誰?」と大泣き...でしたが、ここまで来たらやるしかねえ!と、筋トレ&食事制限&有酸素で健康的に減量できてます!!自信取り戻せてきた! https://t.co/FLv7cv2fkO pic.twitter.com/8tbBynLfsw
■産後の食事は鉄を意識して
産後ダイエットに焦りは禁物です。まず大前提として、ダイエットのための運動は必ず「産褥期」(さんじょくき)と呼ばれる体が回復する期間を過ぎてから行いましょう。
減量のために食事量を減らそうとする人もいるかもしれませんが、産後は特に、食事を極端に減らして痩せようとする方法はおすすめできません。産後の回復のためにはバランスの良い食事が必要です。特定のものばかり食べると栄養バランスが崩れてしまうので、偏った食べ方は避けましょう。
特に授乳中はふだんより1日あたり350kcalほど多くのエネルギーをとることが推奨されています。また、母乳の量と栄養を保つために、鉄をはじめ、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がより多く必要となります。健康のためにも産後に無理なダイエットは禁物。
また、産後は食事から鉄分をしっかり摂取し、貧血を予防することが大切になります。出産時の出血が多かったり、もともと貧血ぎみだったため妊娠や出産でさらに重い貧血になっていたりすることがあります。そうした場合に、産後に偏った食生活をすると、貧血が改善されないまま続いてしまう恐れがあります。
有酸素運動としておすすめなのがウォーキング。赤ちゃんとの散歩はウォーキングのチャンスです。歩きやすい靴を履き、姿勢を正して足速に歩けば、エネルギーを消費するだけでなく血液循環もよくなります。抱っこひもでもベビーカーでも構いません。
週に1回数時間歩くよりも、毎日10〜30分ずつ歩く方がダイエットには好都合。習慣として続けていけるように、最初は楽しみながら、無理なく続けられる時間でスタートするといいですね。
参照:
【医師監修】産後ダイエットはいつから始めるべき?どんな運動をしたらいい?
(マイナビ子育て編集部)
