幼稚園の懇談会って何をするの?内容や参加する際の注意点を紹介
子供が幼稚園に行き出すと、親は幼稚園での懇談会参加の必要性が出てきます。初めての方で懇談会に参加したことがない方は、参加したほうがいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そもそも懇談会とは何のためにやるのか紹介します。合わせて参加するときの注意点を解説していきます。
幼稚園の懇談会とは
一度も懇談会に参加したことがない方は、どのような集まりなのかわかりにくいでしょう。そのような方は、懇談会はどんな目的で行われているものなのか確認しておいてください。
幼稚園の懇談会の内容って?
幼稚園の懇談会とは、保護者と先生の交流の場です。初めて子供を幼稚園に通わせるママが、幼稚園でわからないことを先生に聞く場でもあります。お互いが情報を共有することで、園の教育方針を保護者に理解してもらうことができ、園の行事もスムーズになるでしょう。幼稚園の安全面のことや、幼稚園での生活の工夫、教えている内容など、わからないことがあれば何でも聞くことができます。
懇談会にも種類があって、そのときによって内容が変わります。入園後は保護者同士が初めて顔を見せるため、自己紹介から始まり、役員決めもしなければなりません。ほかにも保育参観と合わせて懇談会が行われる場合や、給食の試食会が開催されることもあります。
幼稚園の懇談会の服装
幼稚園での懇談会は、フォーマルな服装よりも、ラフ過ぎない上品なカジュアルコーデのママが多いようです。園の雰囲気によっても多少異なりますが、動きやすく上品に見えるパンツコーデなら失敗が少ないでしょう。幼稚園ではママと子供がかかわるシーンもありますので、動きやすさが重視されます。きれい目なシャツやニットに、スリムパンツやワイドパンツを取り入れましょう。カジュアルになり過ぎないよう小物は上品なものがおすすめです。
幼稚園の懇談会の自己紹介
入園後初めての懇談会では、ママたちの自己紹介のシーンがあります。初めてのことだと何を話していいのか戸惑ってしまうこともありますから、次の点をチェックしておきましょう。
気をつけるべきポイント
注意したいのが自己紹介は長すぎるのはよくないということです。限られた時間内にすべての人が自己紹介しなければならないため、1人だけが長い自己紹介をしてしまうと、後が詰まってしまいます。クラスの人数が多いときは、名前と簡単な一言程度にしましょう。声が小さすぎる場合や、下を向いて話してしまうと、周りのママに伝わらないため注意してください。自己紹介は年長の子供がいるママから進めてくれるケースも多いため、周りの人の自己紹介を参考に、話す内容や長さを参考にしてみましょう。
内容は、自分と子供の名前をフルネームで紹介し、子供の簡単な特徴を付け加えます。ほかの家庭と共通点があると、興味を持ってくれるでしょう。自分のことを加える場合は、幼稚園でママたちと交流したいという気持ちや、行事を楽しみにしているなど簡単な感想や希望などもおすすめです。
おすすめの自己紹介例
■男の子のママの場合:好きなスポーツなどを例に紹介してみましょう。
「〇〇の母親の、〇〇です。うちの子供は最近サッカーを始めたばかりで、たくさん動き回るのが好きな子です。同じくスポーツが好きな方とお話しできればと思っています。よろしくお願いいします。」
■兄弟や姉妹がいる場合:家の様子を話してみましょう。
「〇〇の母親の、〇〇です。うちは2人兄弟で、上に姉が一人います。末っ子のため甘えん坊で、まだ自分のこともちゃんとできず、幼稚園に慣れてくれるか少し不安です。お友達と触れ合いながら少しずつ自分のこともできるようになって欲しいです。よろしくお願いいします。」
欠席はNG?
懇談会は行くべきか迷ってしまう方もいるでしょう。懇談会はママにとってもメリットがあることのため、できるだけ行けるときは参加したほうがいいのです。
なるべく参加した方が無難
幼稚園によっては「1家庭1回必ず役員をする」という暗黙のルールとなっていることがあります。クラスの人数が少ないと役員も回ってきやすいため注意が必要です。役員になるとママ同士の交流もしなければなりませんから、最初から懇談会に参加してふれあいの場をつくっておきましょう。ママたちと仲良くなっておけば、子育てに関する役に立つ情報も知るチャンスがあります。
懇談会は必ず参加が義務というわけではなく、下の子が熱を出したときなど、参加が難しい場合は欠席しても構いません。しかし、懇談会ではほかのママからの質問が出て、幼稚園の生活でわからないことも知るきっかけがあります。幼稚園の注意事項や決まり事なども話が出ることもあるのです。子供同士のトラブルに合わないためにも、できるだけ参加しておくようにしましょう。
まとめ
懇談会は初めてだと何を話すのか緊張してしまいますが、あまり固くならず、ママたちの交流の場だと考えておきましょう。幼稚園に知り合いのママがいれば何かと情報も共有できますし、困ったことがあれば助け合うこともできます。メリットも多いため、時間があるときに懇談会に参加してみましょう。