ヒカキンさんが幼稚園の先生を1日体験、あまりのハードさに「リスペクトが止まりません」

チャンネル登録数1900万人超えのトップYouTuber・ヒカキンさんは、2023年に一般女性と結婚。昨年8月に第一子となる長女が誕生し、パパとなりました。

今回は視聴者からの「保育園や幼稚園で働くヒカキンさんが見たい」というリクエストや、自身が新米パパになった経緯もあり、1日幼稚園＆保育園の先生として働く機会を得たというヒカキンさん。興味のある仕事を1日体験するYouTube企画「ヒカキンアルバイト」の一環で、今回は500人の園児が通うマンモス幼稚園・川越白ゆり幼稚園へと向かいました。

早朝7時、ヒカキンさんが現地に着くと「おはようございます!!」と元気な挨拶で登場したのはベテラン主任先生。「ヒカキン先生にはせっかくなので、1番幼い満3歳児からパワフルな年長さんまで、すべての学年に関わっていただこうと思っています」と期待され、ヒカキンさんは「（自分の）スイッチを入れないとヤバイですね！」と気合を入れます。

まずは子どもとの接し方についてのレクチャーを受けます。ひとつめのポイントは明るい声と満面の笑顔、もうひとつは子どもたちと目線を合わせて中腰になることで、「いつでも動けるように、おしりはつけないでくださいね」とアドバイス。なかなかツラそうな姿勢です……！ 先生たちの朝礼を終えると、教室の準備やお掃除、園庭遊具のチェックなど子どもたちが来る前に準備をしっかり整えていきます。

8時半を過ぎると、園児が続々と幼稚園へ到着。「おはようございます」と迎えるヒカキンさんに、ひとりの女の子が「あっ！YouTuberだ！ YouTuberだ！ ヒカキンさん」と大興奮！　早くも園児たち数人に抱きつかれるほどの人気ぶりです。

静かだった園内は一気に賑やかな声に包まれ、「さっきまでシーンとしてたんだけど。今日、運動会かな？ すごい活気だ」と驚くヒカキンさん。クラスでは到着した園児たちの健康状態や身だしなみ、持ち物をチェックし、いよいよ日課活動のサポートに入ります。

つみきの知育活動で「できた！」と手を挙げた園児を、ヒカキンさんが「よくできました！」と褒めると、先生からは「ヒカキン先生。できた瞬間に『よくできたね～！』とオーバーにすると次につながるので！」と、さらなるオーバーアクションを取るようにアドバイスが。大きなリアクションを取った方が、園児たちがより前向きに取り組んでくれるのだそう。

他にも音楽の時間に指揮をしたり、椅子取りゲームをしたりと、さまざまな知育活動に参加。中でも絵や数字が書かれたカードを高速で見せるフラッシュカードの授業には衝撃を受けたようで、「何もわかりません」と困惑するヒカキンさんをよそに、数字や国旗の国を次々と答える園児たち、素晴らしいですね。ピアノの音を当てる“聴音バトル”も同様の結果となり、ヒカキンさんは「これ無理だ。幼稚園児に負けました」と崩れ落ちます。

わずか半日で「マラソンが終わった気分です」とへとへとな様子ですが、1日体験はまだまだ続きます。節分イベントということで鬼の衣装にチェンジし、背負っている竹籠に園児たちが玉入れをするため鬼役として走って逃げるハードな仕事が待っていました。容赦なく投げる子どもたち。体にボールが次々と当たり、「すごい痛いです。ヤバイ」と言いながら逃げまくります。

お待ちかねの昼食タイムでも、配膳はもちろん、アレルギー食や食器の位置を確認したりと、やることはたくさん。「キリがないね」と嘆息しつつ、子どもたちの安全や教育のために、多大な労力が費やされていることをあらためて実感したようです。

そんな大変な仕事でも「子どもたちの成長をずっと見てられるのが幸せで。成長に毎日毎日変化があるので、そこが毎日の喜びになります」と目をキラキラ輝かせながら語る先生の姿に、ヒカキンさんは「僕が卒園のとき、めちゃくちゃ先生泣いてくれたの覚えてるんですよ」と、かつてお世話になった先生の愛情深い一面を思い出したよう。1日体験を終えた後は「全国の保育士の皆様へのリスペクトが止まりません」とコメントし、保育に携わる人々に、改めて尊敬の念を強くしていました。