
幼稚園に持ってくバッグは既製品?手作り?おすすめのバッグを紹介!
幼稚園児の入園を控えたお子さんがいるママは、園から「バッグ・袋類」を準備するように指示されている人も多いのではないでしょうか。この記事では、「レッスンバッグ(お荷物バッグ)」を購入・手作りする際に、何に注意すべきなのかまとめてみました。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
幼稚園のレッスンバッグ! 買う前のポイントは?


B4サイズの大きさを目安に
一般的なレッスンバッグは、縦30cm×横40cmで、B4サイズが入る大きさです。サイズが大きすぎたり持ち手が長すぎたりすると、子供が持ち運ぶ際に歩きづらく、引きずって底が汚れることもあるので注意しましょう。マチが5センチほどあると、長期休暇の前に持ち帰ってくるお道具箱などの大きな荷物を入れられて便利ですが、「休み中もお道具箱は教室に置きっぱなし」という園もあります。最大でどれくらいの荷物量になるのか、事前に先生に確認しておくといいかもしれませんね。
なるべく頑丈なバッグがよい
2~3年間、ほぼ毎日使うものなので、耐久性のあるバッグがおすすめです。入園したらママの知らないところでバッグを振り回したり、お友だちと引っ張りあったり、なんて姿もチラホラ。水、雨、砂、泥で汚れてしまうこともよくあります。手洗いでゴシゴシこすることも想定して、頑丈な作りの物を用意しましょう。定番は、キルティング加工された生地。中綿が入っていて厚みがあり、ステッチが施されているので頑丈です。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
名前がわかるようなバッグにしよう
子供同士のバッグの取り違えを防ぐためには、わかりやすい位置にしっかりと名前を明記してきおましょう。手芸店や100円ショップでは、アイロンでつけられる便利な「ネームラベル」が売られています。デザインや大きさも豊富なので、お気に入りの物を探してみてくださいね。ただし、バッグを洗濯すると剥がれ落ちることもあるので、念のため接着後にフチを縫い付けておくことをおすすめします。
また、年少のうちは字が読めない子も多いので、子供の好きなマークやキャラクターなどのワッペンを目印としてつけてあげるのもいいでしょう。
どんなバッグがおすすめ?


男の子におすすめのバッグ
■COLORFUL CANDY STYLE レッスンバッグ

幼稚園のレッスンバッグといったら、このタイプ。縦30㎝×横40㎝の王道サイズで、中綿入りのキルティング地を使ったしっかりとした作り。袋口にはスナップボタン付きで荷物が飛び出しにくく、ネイビー×ブラックで汚れの目立たないカラーは、元気な男の子にぴったりです。シンプルなデザインなので、刺繍で名前を入れたり、キャラクターのワッペンを付けてあげたりと、アレンジも自由自在です。
■すまいるまこ 男の子キルトレッスンバッグ

すまいるまこのキルトレッスンバッグは1,000円以下のお値打ち品なのに、機能も充実。表には小物の仕分けに便利なポケット、内側には机の横のフックに引きずらずにぶら下げられるループ付き。洗濯機で丸洗いできるのも、汚れが心配なママにはうれしいポイントです。恐竜、働く車、スターなどの男の子に人気の柄から選べます。
■OCEAN&GROUND オーシャンアンドグラウンド レッスンバッグ

おしゃれなキッズ雑貨ブランド「OCEAN&GROUND」のレッスンバッグは、アウトドアにも使えそうなシンプルなデザインで、キャラ物を持たせたくないというママにおすすめ。シャラシャラとしたナイロン製の生地を使い、軽くて丈夫なのがポイントです。サイズは縦33㎝×横40㎝に12㎝のマチが付いているので、かさばる工作作品もラクラク入れられます。内側にはネームホルダーと小さなポケット付き。
女の子におすすめのバッグ
■すまいるまこ 女の子キルトレッスンバッグ

すまいるまこのスタンダードな女の子用レッスンバッグ。1000円以下でも充実の機能。 机の横のフックにかけられるループ、小さなオープンポケットも付いていて、使い勝手は十分です。総柄デザインが可愛くおすすめの一品です。
■HOPPE(ホッペ) 撥水レッスンバッグ

洗練されたデザインで、おしゃれな女の子も納得のHOPPEのレッスンバッグは、撥水性のある生地で雨の日の送り迎えでも安心です。内側には小さなポケットも付いていて、小物の仕分けに便利。持ち手にあるDカンには、キーホルダーなどが取り付けられます。サイズは縦30センチ×ヨコ40㎝に8㎝のマチ付きで、絵本の他にシューズバッグや水筒などもラクラク入れられる大きさです。
■hussement innocent パステルカラーの揺れるボンボンなレッスンバッグ

淡いパステルカラーとポンポンがキュートな、ハンドメイド作家のレッスンバッグです。ただかわいいだけでなく、船の帆にも使われている丈夫な「帆布」を使った生地で、耐久性もバッチリ。裏地にはパステルカラーのパープル×ホワイトドットの生地が使われていて、ふんわり優しい印象です。サイズは、縦30㎝×横40㎝×マチ2㎝で、便利な内ポケット付き。
手作りバッグは意外と多い
昨今のハンドメイドブームもあり、手作りしているレッスンバッグも多く見受けられます。手作り派と購入派の割合は園の雰囲気や方針によって変わってくるので、心配なら園の先生や先輩ママに聞いてみるのが一番です。幼稚園に行く機会があれば、園児たちのバッグをチェックしてみるのもいいでしょう。先生に頼めば、空いている教室にかかってあるバッグを見せてもらえることもあり、「どこまで手の込んだ作りをしているか」の感覚がつかめますよ。
では、もし手作りするとなると、いったいどんなものが必要になってくるのでしょうか?
手作りバッグの作り方とは


用意するものは?
両脇を縫って持ち手を付けるだけの一番シンプルなタイプを作るときは、以下の材料が必要になります。ミシンがあると仕上がりが早いですが、生地によっては手縫いでもOKです。
●本体の生地
●平テープ(持ち手用)
●ミシンとミシン糸
●アイロン
●チャコペンや裁ちばさみ、メジャーなどの裁縫道具
持ち手や裏地などのオプションも手作りする場合は、さらに以下が必要になります。
●裏地用の生地
●持ち手用の生地
●外側ポケット用の生地
●リボンやレース、ワッペンなどの飾り用の素材
生地はどんなものがいいの?
市販のレッスンバッグで圧倒的に多いのが、キルティングの生地。生地に厚みがあるので、1枚でもしっかりとした作りになります。その他、厚手のワイシャツなどに使われる丈夫なオックス、型崩れしにくくトートバッグの生地としてもおなじみの帆布などがあります。
どの生地も柄が入っている場合に注意したいのが、柄の向き。1枚の生地を半分に折り、両端を縫い合わせるもっともシンプルな方法だと、縫い合わせたときに柄が逆さまになってしまう生地もあります。その際には、2枚の生地を繋ぎ合わせる方法で縫う必要がありますが、裁縫初心者のママは柄の向きを問わない生地を選ぶのが無難です。
実際に作ってみよう
1)作りたい大きさに縫い代を足して断裁する
まずは作りたいバッグの大きさを決めて、そこに縫い代部分の長さを足して布を切ります。1枚の生地を二つ折りにして、オーソドックスな縦30㎝×横40㎝のバッグを作る場合は、
縦…30㎝ × 2 + 縫い代2.5㎝
横…40㎝ × 2 + 縫い代1㎝
なので、縦65㎝×横42㎝の生地にします。ミシンを使い慣れていなかったり、裁縫が苦手だったりする場合は、縫い代をもう少し大き目に取っておくと安心です。
2)生地の端の処理をする
切った生地がほつれてこないように、生地の端を一周ぐるっとロックミシンやジグザグ縫いをかけます。
3)両端を縫い合わせる
柄が裏になるようにして半分に生地を折り、アイロンをかけたら、両端から1㎝の部分を縫い合わせていきます。ミシンで縫う際に曲がってしまわないか心配なママは、あらかじめチャコペンで線を引いておき、その線の上を縫うようにすれば失敗が少ないですよ。
4)持ち手をつけ、バッグの口を処理する
持ち手には、25mm巾のアクリルテープ40c㎝を2本使用します。まず、バッグの口を2.5㎝内側に折り、アイロンをかけます。次に、折り込んだ生地にアクリルテープの端を1㎝入れ込み、仮縫いやマチ針で留めておきます。アクリルテープの位置は、バッグの中心から左右5㎝、計10㎝の間を空けましょう。テープを留めたら、バッグの口の折り込んだ部分の上下を縫い合わせます。最後に、生地とテープが重なっている箇所をX、8、ロの字などで縫って持ち手を強化し、表に返せば完成です。
まとめ
いかがでしたか? 入園準備は何かと大変ですが、子供と一緒にバッグ選びや生地選びをするのも楽しいものですよ。お気に入りのバッグで、楽しい幼稚園生活が送れるといいですね。
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