不登校になった原因のトップは「いじめ」、学校に行けなくなる「前兆」があった人は8割に、その前兆とは?
成基が運営する不登校に関する情報提供メディア「ツナグバ」は、不登校の経験を持つ人296名を対象にアンケート調査を実施しました。
不登校児童が「学校に行けなくなった原因」、最多は「いじめ」に
アンケートの結果、いじめが原因の不登校が1位になりました。
いじめによる不登校の中には「友達からのいじめ」だけでなく「学校の先生からいじめられた」や「友達の親からいじめられた」など、子ども以外からのいじめを原因とする声もありました。
特に学校の先生とのかかわりについては3位にもランクインしており、苦手な先生と出会ってしまうと児童は逃げ場がなく、かなりの苦痛になっているようです。
また、いじめの中には「LINEグループで仲間外れにされた」「自分の知らないチャットルームで悪口を言われていた」などネットいじめも多くみられました。
児童がスマホを所持することが増えているため、いじめの内容も変化しており、親はより注意深く子どもの様子を見守ることが必要なようです。
不登校の児童8割が「不登校になる前兆があった」と回答
不登校経験を持つ296名のうち、80%が「学校に行けなくなる前の前兆があった」と回答しました。
では、実際にどんな変化が多く起きるのでしょうか?
体調不良や学校への行き渋りなどが多く、全体的に朝学校に行く時間が近づいたときに、いつもと違った様子が見られやすいようです。
このような異変を感じた場合、保護者は無理せず学校を休ませる、じっくり話を聞いてあげるなど、早めに対応することが求められるでしょう。
調査概要
調査方法|インターネット調査
調査期間|2023/7/21~8/2
調査人数|不登校の経験を持つ人296名
調査に活用したサイト|クラウドワークス
ツナグバ
https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba
成基
https://www.seiki.co.jp/overview.html
(マイナビ子育て編集部)