ハワイの伝統的ココナッツスイーツ【コストコ】「ハワイアンハウピアパイ」がうまい

コストコ歴17年目に突入したmarronroyです。初期は尼崎倉庫店、現在は神戸倉庫店に通うヘビーユーザー、コストコ商品を実際に使って食べてリアルな感想をお伝えしています。

今回は、コストコで10年ぶりに登場した「ハワイアンハウピアパイ」を紹介します。

「ハウピア」とは「ハワイ版ココナッツプリン」のことです。ハワイ式の宴であるルアウやイベントで出される伝統的なデザートとして、ハワイの人々に長い間親しまれてきました。

古くからあるレシピでは、温めたココナッツミルクにタシロイモのデンプンを加えていましたが、現代では砂糖やコーンスターチなどを加えて作ります。

まろやかな舌触りと豊かなココナッツ風味が特徴で、寒天のようなぷるぷる食感のハウピアはまさに別腹！ 甘すぎず、ココナッツの香りを堪能しながらペロリと食べることができます。

現在は伝統的なココナッツ風味だけでなく、チョコレートやさつまいも、かぼちゃなどと組み合わせたものもあり、さまざまな「ハウピア」を楽しむことができますよ。

●名称：洋生菓子
●原材料名：ココナッツ調整品（フィリピン製造）、牛乳、チョコレート、小麦粉、ミックス粉（砂糖、ブドウ糖、マルトデキストリン、ゼラチン）、乳等を主要原料とする食品、チョコレートスプレッドB、ショートニング、砂糖、脱脂粉乳、植物油、食塩／糊料（加工デンプン、アルギン酸Na、増粘多糖類）、乳化剤、香料、着色料（カカオ、カロチノイド）、pH調整剤、メタリン酸Na、トレハロース、（一部に小麦・卵・乳成分・ゼラチン・大豆を含む）
※この製品はそば、落花生、くるみを使用した設備で製造しています。
●消費期限：購入日含め3日
●保存方法：要冷蔵4℃以下
●販売価格：1,698円

●栄養成分表示（100g当たり）
熱量 307kcal、たんぱく質4g、脂質 20.2g、炭水化物 27.5g、食塩相当量 0.17g

現在、コストコで販売中の「ハワイアンハウピアパイ」は、一面がクリームで覆われたアメリカらしさ満載のデザートです。

中身は全く見えない状態なので、一体どんなものなのか想像が膨らみますよね〜。

早速カットをして、中を確認してみましょう。

パイの構成は、下から順に

・練りパイ（パート・ブリゼ）
・チョコレートムース
・ハウピア
・ホイップクリーム
・チョコレートホイップクリーム
・チョコレートスプレッド

と、意外にシンプルなものとなっています。

実はこのパイ、ハワイの人気レストラン「TED’S Bakery」のメニュー「チョコレートハウピアクリームパイ」とそっくりなんです！ それを知っている人にとっては、ハワイを思い出す魅惑の商品なのかもしれませんね。

香りには特にココナッツ感はないけれど、チョコレートの甘い香りがしています。

でもカット面を見てわかるように、ホイップクリームとチョコレートムースの間には、しっかりと白いハウピアがサンドされていますよ〜！

口に入れた瞬間ふわっとホイップクリームが溶け出し、続いてハウピアとチョコレートムースも溶けて甘さが広がります。

見た目ではクリームが多く、かなり甘そうに見えますが、実際は甘すぎず優しい味わいとなっています。かなり上品で、好感が持てる味なのは間違いなし！

トップのクリームからサクサクのパイ生地までを全て一緒に食べると、バランスの取れたおいしいパイが楽しめます。クリームはしつこくないので、食べやすいですよ〜。

ただし、メインとなるハウピアのココナッツ風味は香り同様あまり強くなく、言われなければ気づかないレベルだと感じました。これならココナッツが苦手な方でも食べられると思います。

逆に、ココナッツが好きな方には物足りないかもしれません。ちなみに、以前販売されていた「ハワイアンハウピアパイ」のトッピングは、チョコレートではなく「ココナッツロング」だったようです。ココナッツ好きには、こちらのほうが好みだったかも!?

食べ切れない分は、自己責任とはなりますが、冷凍保存することができます。好みのサイズにカットして、ふんわりとラップで包み、そーっと冷凍庫へ。そのまま冷凍しておいてもいいのですが、しっかりと固まってからジップロックなどに入れて保存すれば、ニオイ移りも防げます。

食べるときは、冷蔵庫で時間をかけてゆっくりと自然解凍してください。パイ生地はしっとりするけれど、味は変わりません。

コストコに久しぶりに登場した「ハワイアンハウピアパイ」は、ハワイの伝統的なココナッツプリン「ハウピア」を使ったデザートです。

ココナッツとチョコレートの組み合わせは、誰もが知る最強コンビ。

バレンタインシーズンの今しか食べられない可能性大。とってもおいしいパイなので、是非食べてみてくださいね〜！