フードコートで騒ぎ出した娘。ママも泣きそうになっていると、女子高生が近づいてきて…… #「ありがとう」を伝えたい
多くのママパパが恐れる「魔の2歳児」。自我が芽生え、反抗したり、勝手に動きまわったりする時期があるのです。今回40代のママが送ってくれたのは、まさにそんな2歳の子どもとショッピングモールに行ったときのエピソードです。
買い物中も落ち着かない娘にイライラ
娘と近所のショッピングモールに行ったときの話です。
当時、娘は2歳。
とにかく好奇心が旺盛で、買い物している間もすぐにどこかに行ってしまったり、興味があるものを見つけるや、そこから動いてくれなかったり。抱っこして連れていこうとすると、全力で抵抗。
いわゆる、「魔の2歳児」まっただ中でした。
言うことをきいてくれない娘に、私もイライラ、クタクタ。
さっさと用事を済ませて帰ろうと思っていたのですが、娘が「お腹すいた、すぐ食べたい」とだだをこね始めたのです。
ついにフードコートで大爆発!
しかたなくフードコートでランチをとることに。
といっても、じっとしていられない娘なので、さっと食べられるハンバーガーとポテトを2人分購入。
しかし席に着いたとたん、今度は「おもちゃやさん見たい」と言い出しました。
「ごはん食べてからね」と言い聞かそうとしても、「今行く、今行く」とききません。ついには紙コップを放り投げ、「行くの!」と泣き叫ぶ始末。もうなんだか無性に悲しくなり、涙ぐみそうになりました。
席を立とうとすると、ふたり組の女子高生が…
泣きわめき続ける娘に、周囲からも視線が。
とにかくここにいるのは無理だ、とハンバーガーをバッグに放り入れ、席を立とうとすると、となりに座っていた高校生の女の子ふたり組が「どうしたの?」と娘に声をかけてきました。
娘は一瞬驚いた表情を見せたものの、女子高生のお姉さんに興味深々。
女の子たちは娘をあやして落ち着かせると、私に向かって「ゆっくり食べてくださいね」と言ってくれました。
私が食事している間、娘と一緒に遊んでくれたり、ポテトを食べさせてくれたり。おかげで私も気持ちを落ち着かせることができ、ゆっくり食事ができました。
あのとき食べたハンバーガー、人生で一番おいしかったです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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