【今日の妖怪退治】チェック魔の義母「冷蔵庫や郵便物をチェックされるのがつらいです……」
毎日どこかで出没している妖怪たち。編集部Kは、妖怪に取り憑かれたニンゲンを日々探しています。さて今回は、「チェック魔な義母」の話。どんな妖怪に出会えるのか……楽しみです……。
今回の妖怪
結婚8年目、6歳の娘がいます。共働きで、夫の両親と二世帯住宅に住んでいます。1階に夫の両親、2階に我が家。玄関が分かれているので、普段の生活はウチのペースで暮らせるのですが、困っているのは、義母がときどき私たちのスペースに来て、部屋の中をチェックしていくこと。
特に不快なのが、冷蔵庫を開けて食品の賞味期限チェックをしたり、郵便物の中身をチェックしたりすることです。
冷蔵庫の中のものは、賞味期限が迫っているものは、「あら? これ、賞味期限が近いわ。今日か明日には食べてね!」と念を押されます。
郵便物はうっかりテーブルの上に置きっぱなしにしていると、支払期限などあるものは、必ずその期限を伝えてきますし、返信が必要なものであれば、そのことも指摘。たまたま届いたダイレクトメールは、この商品はよさそう、この商品は買っちゃダメといった、義母自身の独断と偏見を交えた意見まで伝えてきます。
親切で言ってくれているのはわかってます。でもどれも、言われなくても大体わかっていることです。しかも二世帯とはいえ別宅同然ですし、自分の家のものを部屋に入った途端にチェックされるのがどうにも気持ち悪くて……。
気持ち悪いと思いつつ、きちんと指摘しなかったからか、最近では家族が不在のときも我が家に入って勝手にチェックしているようで。ときどきテーブルの上に置き手紙が……!
「そこまでするなんて!」とどうしても思ってしまいます。でも、ひょっとしたらチェックせずにはいられなくなる何者かが取り憑いているのかも!
もう我慢の限界を迎え、チェックするのをやめてほしいとどうやったら角が立たずに義母に伝えられるのか。そんなことを考えていたある平日のこと。
娘と一緒に家に帰ってきたタイミングで、義母が我が家へ遊びに来ました。そして、例のごとく即座に冷蔵庫チェックを開始。そんなときに、義母に向かって娘が「人のものは勝手に見ちゃダメなんだって、今日、先生が言ってたよ!」と……。それで今までの自分のチェック魔行為にようやく義母がハッとしたよう。
それ以来、子どもがいる前で義母が家のものをチェックすることはなくなりました。しかも、娘が見張っていることが多いので、そもそもチェックする頻度が激減。おかげで、ストレスも減り、少し心に余裕が出てきました!
チェック魔妖怪を追い払ってくれた娘に感謝です!
(企画・文:マイナビ子育て編集部)