小学生ママの2人に1人が「子どもが薬を飲むことを嫌がる」を経験、クラシエ薬品が「子ども体調管理に関する実態調査」を公開
クラシエ薬品は6月27日、小学生の子どもを持つ20代~40代の母親を対象に実施した「子どもの体調管理に関する実態調査」の結果を発表しました。
子どもの体調管理での困りごと、1位は「子どもの急な体調不良」
初めに子どもに多い体調不良について尋ねたところ、「鼻炎」(29.3%)が最も多く、次いで「かぜ」(28.5%)、「花粉症」(27.3%)となりました。大人だけでなく、約3割の小学生が「花粉症」であることがわかりました。
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続いて、子どもの健康管理で困ることを尋ねたところ、最も多い回答は「急に体調を崩す」(42.3%)でした。2位は「薬を飲みたがらない」(24.8%)、3位は「症状が長引きやすい」(23.0%)となっています。
次に、子どもが薬を飲むことを嫌がったことはあるか聞くと、55.0%が「ある」と答えました。半数以上の母親が子どもに薬を飲ませることに苦労していることがうかがえます。
漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売する同社では、薬の服用が苦手な子どもに漢方薬を上手く飲ませるコツについても紹介。漢方薬の味や匂いが気になる場合、先に水または白湯を口に含んだあとに、薬を飲むのがおすすめとのこと。口に含んだ水の上に漢方薬を落とすと、その水と漢方薬を一気に飲むと口に残りにくく、味や匂いが緩和されます。
そのほか、市販の服薬ゼリーを活用したり、ココアのように少し苦みのある飲み物に混ぜて服用することで、漢方薬の苦みが緩和されて飲みやすくなるとのこと。ただし、薬の吸収に影響を及ぼす可能性があるので、やむを得ない場合以外は水や白湯で服用することをすすめています。
調査概要
調査対象:全国の20代~40代の小学生の子を持つ母親400名(有効回答数)
調査期間:2024年4月26日
調査方法:インターネットアンケート/クラシエ調べ(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)
クラシエ薬品
https://www.kracie.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)