ライフスタイル ライフスタイル
2024年09月19日 11:11 更新

30~60代女性の約8割が「メンタル不調」、世代別でストレス要因が異なることも判明

クラシエ薬品は、30代~60代の女性を対象に実施した「更年期のメンタル不調に関する実態調査」の結果を発表しました。

30~60代の女性の約8割が「直近1年にメンタル不調を感じたことがある」

直近1年以内に感じた「心の不調・お悩み」について尋ねたところ、81.8%がストレス・気疲れ、不安感、不眠など、何らかのメンタルの不調を感じたことがあると回答しました。

直近1年にメンタル不調を実感した人の割合
直近1年にメンタル不調を実感した人の割合

※「心・メンタル不調」の症状には次の症状を含む:ストレス・気疲れ、イライラ、意欲・やる気の低下、夜中に目が覚める、不眠・眠れない、怒りっぽい・不機嫌になる、自分に自信がない、不安感・恐怖感がある、記憶力の低下・物忘れ、他人に会いたくない、集中力の低下・ボーっとする、家事や仕事がはかどらない、涙もろい・すぐに泣いてしまう

更年期世代の前後を含む3世代でメンタル不調の実態を比べてみると、最も高いスコアになったのは、45~54歳の更年期にあたる世代(85.0%)で、更年期前の世代(30~44歳)でも同等のスコア(84.1%)がみられました。一方、更年期後の世代(55~69歳)は他の世代よりも10%程度下がり、メンタル不調が落ち着く傾向がありました。

直近1年以内に「心の不調・お悩み」を感じたことがある人の割合
直近1年以内に「心の不調・お悩み」を感じたことがある人の割合

具体的な症状別に見てみると、全体では「ストレス・気疲れ」(49.8%)や「イライラ」(38.0%)「意欲・やる気の低下」(34.4%)が上位にあがっています。世代別に比較すると、更年期後の世代は他の世代に比べて「夜中に目が覚める」(32.7%)や「不眠・眠れない」(28.2%)など睡眠に関する悩みが増えています。

心・メンタルの不調 世代別ランキング
心・メンタルの不調 世代別ランキング

日常生活でストレスに感じていることを聞くと、全体では「将来の不安」(48.6%)が最も多くなりました。次いで、「収入・家計・金銭面」(41.6%)、「自身の健康・体調・体質」(41.3%)と続きます。

世代別にみると、更年期前の世代では「収入・家計・金銭面について」(50.8%)が1位になり、他の世代ではみられなかった「育児」(25.4%)が上位に入る結果となりました。一方、更年期にあたる世代と更年期後の世代になると、「健康面」に対する悩みや不安を感じる人が多くなっています。

「日常生活でストレスに感じていること」世代別ランキング
「日常生活でストレスに感じていること」世代別ランキング

調査概要

実施時期:2024年7月8日(月)~7月10日(水)
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国の30~69歳の女性1,238人(年代別の人口構成比に合わせて回収)
調査委託先:H.M.マーケティングリサーチ

※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

クラシエ薬品
https://www.kracie.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-