30~60代女性の約8割が「メンタル不調」、世代別でストレス要因が異なることも判明
クラシエ薬品は、30代~60代の女性を対象に実施した「更年期のメンタル不調に関する実態調査」の結果を発表しました。
30~60代の女性の約8割が「直近1年にメンタル不調を感じたことがある」
直近1年以内に感じた「心の不調・お悩み」について尋ねたところ、81.8%がストレス・気疲れ、不安感、不眠など、何らかのメンタルの不調を感じたことがあると回答しました。
更年期世代の前後を含む3世代でメンタル不調の実態を比べてみると、最も高いスコアになったのは、45~54歳の更年期にあたる世代(85.0%)で、更年期前の世代(30~44歳)でも同等のスコア(84.1%)がみられました。一方、更年期後の世代(55~69歳)は他の世代よりも10%程度下がり、メンタル不調が落ち着く傾向がありました。
具体的な症状別に見てみると、全体では「ストレス・気疲れ」(49.8%)や「イライラ」(38.0%)「意欲・やる気の低下」(34.4%)が上位にあがっています。世代別に比較すると、更年期後の世代は他の世代に比べて「夜中に目が覚める」(32.7%)や「不眠・眠れない」(28.2%)など睡眠に関する悩みが増えています。
日常生活でストレスに感じていることを聞くと、全体では「将来の不安」(48.6%)が最も多くなりました。次いで、「収入・家計・金銭面」(41.6%)、「自身の健康・体調・体質」(41.3%)と続きます。
世代別にみると、更年期前の世代では「収入・家計・金銭面について」(50.8%)が1位になり、他の世代ではみられなかった「育児」(25.4%)が上位に入る結果となりました。一方、更年期にあたる世代と更年期後の世代になると、「健康面」に対する悩みや不安を感じる人が多くなっています。
調査概要
実施時期:2024年7月8日(月)~7月10日(水)
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国の30~69歳の女性1,238人(年代別の人口構成比に合わせて回収)
調査委託先:H.M.マーケティングリサーチ
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
クラシエ薬品
https://www.kracie.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)