「平日の朝食はパンだけ」は2割超。子育て中の家庭で起きている、朝食の理想と現実のギャップとは?
雪印メグミルクは、全国の3歳~小学校低学年の子をもつ母親を対象に実施した「子育て朝食に関する調査」の結果を発表しました。
子どもが食べてくれない、時間がない、品数が用意できない……子育て朝食の実態とは
平日、子どもの朝食の用意に対して、大変だと感じることはあるか尋ねたところ、78.9%が「常に大変だと感じている」「たまに大変だと感じている」と回答しました。
大変であると感じる内容について聞くと、最も多い回答が「忙しく準備する時間が十分にない」(45.5%)で、「子どもが朝食を食べるのに時間がかかる」(43.1%)、「子どもが集中して食べてくれない」(41.4%)と続きました。
平日の朝食に、「満足のいく品数を用意することは難しい」と感じているか尋ねると、89.3%が「非常に難しい」「やや難しいと感じている」と答えました。
続いて、平日の子どもの朝食が「パンだけ」の日はどのくらいあるか尋ねたところ、「週2日以上」が59.5%、「週3日以」が47.0%でした。平日はほぼ毎日パンだけを出している家庭は2割を超えています。
「パンだけ」朝食に対してのイメージを聞くと、77.6%が「どちらかといえば栄養が偏っている」「栄養が偏っている」と答えました。
平日、子どもが朝食を食べている間、笑顔で会話する時間はどのくらいか尋ねると、77.5%が5分未満であることがわかりました。
平日、子どもが朝食を食べている間、もっと会話したいと思うか聞くと、68.0%が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答しました。親子の会話を増やしたいものの、忙しい朝にはコミュニケーションをとる時間が限られており、理想と現実にギャップがあるようです。
平日の朝、子どもを「早くしなさい」などとせかすことはどのくらいあるか尋ねたところ、9割近くが1回以上「早くしなさい」とせかしていることがわかりました。11.1%は15回以上も「早くしなさい」とせかしていると回答しており、朝に余裕がないことがうかがえる結果となりました。
調査概要
調査期間:2024年8月
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20~50代の女性800名(3歳~小学校低学年の子どもをもつ母親、普段自宅で朝食を用意している者)
雪印メグミルク
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