日本一の刃物のまち・岐阜県関市で工場見学やものづくり体験! ふるさと納税返礼品で調理ツールも
日本一の刃物のまち・岐阜県関市で工場見学やものづくり体験! ふるさと納税返礼品で調理ツールも
岐阜県関市(せきし)は、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並び、世界三大刃物産地に数えられる「日本一の刃物のまち」。
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約700年以上前に関の地が日本刀の産地として隆盛を極めたことに始まり、刀鍛冶の技術が刃物づくりに受け継がれ、今もなお、包丁、ナイフ、ハサミ、爪切りなど刃物製品出荷額が全国1位を誇っています。
また、森林が市域の80%以上を占め、日本三大清流・長良川が息づく自然豊かな地域。近年は、フランスの画家モネの名画「睡蓮」にそっくりな「名もなき池(通称「モネの池」)」など自然も注目されており、連日多くの観光客でにぎわっているそうです。透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しく、池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿が魅力的!
今回紹介するのは、そんな関市で開催される「関の工場参観日2024」。職人の仕事の現場を見学できたり、直接コミュニケーションをとったりできるのだそう。一体どのようなイベントなのでしょうか
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、関市のイベント「関の工場参観日2024」の詳細や、関市ならではの返礼品について調べてみました!
“日本一の刃物のまち”関市のイベント・職人に会える! 「関の工場参観日2024」について
・イベント名:関の工場参観日2024
・開催日時:令和6年11月14日(木)~16日(土)
・開催場所:参加企業の工場、せきてらす(インフォメーション会場 岐阜県関市平和通4丁目12番地1)
・アクセス:【車】東海北陸自動車道「関IC」から15分
【鉄道】「名古屋駅」-JR東海道線「岐阜駅」-JR高山本線「美濃太田駅」-長良川鉄道「せきてらす前駅」から徒歩5分
【バス】岐阜バス「JR岐阜駅」14番乗場-岐阜関線「本町5丁目」から徒歩6分
【高速バス】「名鉄バスセンター」-高速名古屋関美濃線「栄町1丁目」から徒歩11分
・参加費:無料(ワークショップは一部有料)
関市のものづくりの現場を体感できるイベント「関の工場参観日」。11回目を迎える今年は、過去最多タイの50社の企業が工場見学やワークショップを実施します。
職人の仕事の現場を見学できるツアーでは、一寸の狂いもなく緻密な形状に鋼材を切り抜く「プレス」、鋼材のわずかな形状や厚みの違いを瞬時に感じ取り、刃を当てる角度や強さを変える「刃付け」など、普段は見ることのできない“モノが生まれる瞬間”に触れることができます。車が無くても安心な予約不要のバスツアーも用意されているそうです。
ワークショップで職人に習いながらものづくりを体験できたり、デジタルスタンプラリーに参加して豪華景品がもらえたりと盛りだくさんの内容を楽しめるイベントです。
刃物以外にも家具や部品製造など、さまざまな現場へ行くこともでき、経営者や職人と直接コミュニケーションをとることもできるのだとか。
インフォメーション会場となる「せきてらす」では、参加企業の商品を展示販売する「SEKI SELECT STORE」や、軽食やドリンクが楽しめるマーケットが催されます。ほか、工場の作業着やヘルメットを試着して職人気分で記念撮影できる特別企画など、「関の工場参観日」ならではのコンテンツを楽しめます。
関市の担当者によると「普段は見られない工場内で職人技を間近で目にした驚きや感動を通して、関への興味を深めていただきたいです」とのこと。
自治体からのメッセージ
「関の工場参観日」は、「関市のものづくり」のPRだけにとどまらず、工場参観をきっかけに、市内製造業に就職した若者もいます。観光産業だけではなく、働く人のやりがい・誇りの醸成や雇用支援、後継者・担い手支援にもつながる取組みとして、「第14回産業観光まちづくり大賞」奨励賞を受賞しました。オープンファクトリーイベントを起点として、来場者の皆さんに楽しんでいただきながら、地域全体が盛り上がる取組みになるようがんばっていますので、ぜひ「関市のものづくりのすごさ」を体感しにいらしてください。
関市のふるさと納税返礼品について
「関の工場参観日」への参加事業者が提供する「三徳包丁」「キャベツスライサー」を紹介します。イベントでは、三星刃物は工場見学や包丁研ぎのワークショップを、サンクラフトは子ども用包丁を使った料理体験のワークショップを実施するそうです。
【和 NAGOMI】三徳包丁
・提供事業者:三星刃物株式会社
・内容量:三徳包丁×1※研ぎ直し券付き
・寄附金額:3万2,000円
毎日の料理のしやすさにこだわり抜き、永く使えるよう開発された「三徳包丁」です。さびにくく刃こぼれもしにくい鋼材を使用。簡単なお手入れで切れ味が長く続きます。
包丁職人が作ったキャベツスライサー
・提供事業者:株式会社サンクラフト
・内容量:キャベツスライサー×1、フレキシブルホルダー×1
・寄附金額:1万円
お店で出るようなふんわりキャベツが作れる「キャベツスライサー」です。1/4サイズのキャベツにぴったりなコンパクト仕様で、さまざまな食材のスライスに使えます。食材を掴むフレキシブルホルダーで極限までスライスできるので、食材を無駄なく使えるのも魅力的です。
今回は岐阜県関市のイベント「関の工場参観日2024」の魅力と、返礼品を紹介しました。普段は見ることができない、モノが生まれる瞬間に触れることができるイベントです。包丁研ぎなど、企業それぞれが工夫を凝らしたワークショップも実施されます。日々の料理に重要な三徳包丁やキャベツスライサーが返礼品としてもらえるのは、ふるさと納税ならではのうれしいポイントです! 気になる方は一度チェックしてみてください。
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