子どもと楽しめる!秋田県の工場見学・体験施設5選【エリア別】|親子のおでかけ・自由研究にも◎
秋田県には、子どもと一緒に楽しめる工場見学や体験施設がたくさんあります。伝統芸や名産品が作られる様子を間近で見られたり、体験型のアクティビティが用意されていたりと、子どもの好奇心をくすぐる工夫がいっぱいです。親子で新しい発見を楽しめるお出かけになりますよ!
子供の体験活動について、国立青少年教育振興機構の「青少年の体験活動等に関する意識調査(令和4年度調査)」では、令和元年(2019年)と比べて、体験活動の一部で減少がみられることが報告されています。[*1]
一方で、家族で過ごす時間を大切にしたいという思いは強まり、公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2025(速報版)」によると、余暇に対する意識では「余暇重視派」が67.8%、余暇活動の参加率では「国内観光旅行」が48.3%で3年連続1位でした。[*2]
そんな今、気軽に“学び”と“ワクワク”を味わえる「親子で楽しむ工場見学」が注目されています。工場見学のような取り組みは、産業や技術に触れ「学びや体験」を伴う観光形態(産業観光)として位置づけられ、普段見られないものづくりの現場を親子で覗けるため、学びのきっかけにもなります。
今回は、秋田県で楽しめる工場見学・体験施設を紹介します。ぜひ、おでかけの参考にしてみてください。
【県北エリア】で体験できる! おすすめの工場見学・体験施設
秋田県の県北エリアは、十和田湖や八幡平など雄大な自然に囲まれた地域。鹿角市や小坂町では、マタギ文化に触れられる施設もあり、自然と共に生きる知恵や歴史を学ぶことができます。
また、世界自然遺産・白神山地の恵みを受けた海の幸や山の幸も豊富で、四季折々の味覚が楽しめるのも魅力。
自然・文化・食が融合したこのエリアでは、地域の産業を学べる工場見学・体験施設も充実しています。
能代市|東北電力 能代エナジアムパーク
能代エナジアムパークは、能代火力発電所に併設されたPR施設で、透明なドームが目印です。
発電所の排熱を活用した熱帯植物園では、色鮮やかな花々や滝が流れる密林空間を再現。地球やエネルギーについて学べるエネルギーの森では、恐竜模型やパネル展示、クイズなどを通して楽しく学べます。
館内には、能代の伝統文化を紹介する展示や、休憩スペース、遊具のある広場もあり、子どもから大人まで楽しめる施設です。
施設情報
住所:秋田県能代市字大森山1-6
電話番号:0185-52-2955
開館時間:9:30~16:30
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始
料金:無料
予約:要予約(メールまたはFAX)※PR館のフリー見学は予約不要
アクセス:JR「能代駅」から車で約15分/JR「東能代駅」から車で約20分
小坂町|康楽館
康楽館は、1910年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財にも指定されています。外観は洋風、内部は純和風という和洋折衷の建築様式が特徴で、現在も常設公演が行われる現役の芝居小屋です。
館内見学では、ガイド付きで芝居小屋の歴史や舞台装置、楽屋などを巡ることができます。
直径9.73mの回り舞台は今も人力で操作されており、役者をせり上げる「切穴(すっぽん)」も現役。明治時代の電灯や、楽屋の壁に残る有名俳優の落書きなど、貴重な文化財が多数残されています。
施設情報
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字松ノ下2番地
電話番号:0186-29-3732
営業時間:9:00〜17:00 (11月~3月は9:00~16:00) ※ガイドは30分刻みで実施
定休日:年末年始
料金(見学料):大人700円/小中学生350円
予約:10名以上の場合は要予約(電話)
アクセス:JR花輪線「十和田南駅」よりバス約25分、バス停「康楽館前」下車徒歩すぐ
【県南エリア】で体験できる! おすすめの工場見学・体験施設
鳥海山のふもとには、豊かな自然を満喫できるスポットが点在しています。横手の「かまくら」や歴史的な町並みが残る増田、栗駒山の高山植物や野鳥、小安峡の絶景など、四季折々の魅力が楽しめるエリアです。
ここでは、そんな県南エリアで楽しめる工場見学・体験施設を紹介します。
湯沢市|佐藤養助総本店
佐藤養助総本店では、300年以上受け継がれてきた伝統製法による「稲庭うどん」の製造工程を見学できます。機械を使わず、職人の手仕事で作られるうどんは、なめらかでコシのある食感が特徴。清潔な工房では、「綯う・つぶし・延ばす・選別」といった工程を間近で見ることができ、親子での学びの場としてもおすすめです。
また、別館・養心庵(湯沢市稲庭町字稲庭20)では、うどん作りを実際に体験できる「手づくり体験」も開催されており、職人気分で稲庭うどんの魅力を五感で楽しめます。完成品は後日自宅に配送されるため、旅の思い出にもぴったりです。
施設情報
住所:秋田県湯沢市稲庭町字稲庭80
電話番号:0183-43-2911
見学可能日:9:00~16:00
※工場見学コース(職人による実演見学)は、土曜・日曜・祝日休み。製造工程はパネルにて見学可能
休業日:年末年始
料金:無料(体験は別途有料)
予約:不要(体験は要予約)
アクセス:
(車)「湯沢IC」(湯沢横手道路)から約20分
(バス)羽後交通路線バス「JR湯沢駅」より湯沢・小安線「稲庭中町」バス停下車、徒歩約1分
湯沢市|石孫本店
創業1855年の石孫本店では、秋田県産の原材料を使い、昔ながらの製法で味噌や醤油を醸造しています。
明治・大正期に建てられた蔵を活用した見学では、麹室や熟成蔵の木桶、仕込み道具などを間近で見ながら、職人の手仕事と発酵文化について学べます。
見学は予約制で、体験メニューも豊富。醤油の搾り体験や味噌玉づくり、オリジナル味噌の仕込みなどが楽しめます。見学後には、非売品の醤油粕、黒味噌、手焼きせんべいの中からお土産として1つ選べるのもうれしいポイントです。
施設情報
住所:秋田県湯沢市岩崎字岩崎162
電話番号:0183-73-2901
営業時間:月~金曜日9:00~16:30、土日祝10:00~16:00
定休日:毎月第2土曜日
料金:1000円(体験は別途有料)※大人同伴の小学生以下は無料
予約:要予約(WEB)
備考:見学当日は「納豆」厳禁
アクセス:JR「下湯沢駅」から徒歩約15分
仙北市|安藤醸造蔵
安藤醸造は嘉永6年(1853年)創業の老舗で、無添加・天然醸造にこだわった味噌や醤油づくりを続けています。本店では、蔵座敷や仕込み蔵を巡る見学ツアーを開催しており、職人の技や伝統の製法、おいしさの秘密をわかりやすく紹介してもらえます。
見学後には、できたての温かい味噌汁の試食があり、最後には自分の名前入りのオリジナル醤油ボトルをお土産として持ち帰ることができます。親子で参加すれば、秋田の食文化を楽しく学べる貴重な体験になるでしょう。
施設情報
住所:秋田県仙北市角館町下新町27
電話番号:0187-53-2008
料金:3500円(2026年4月1日~)
予約:要予約(WEB)※希望日の7日前までに申し込み
アクセス:JR「角館駅」より徒歩約12分
まとめ
今回は、秋田県で楽しめる工場見学・体験施設を紹介しました。気になるスポットは見つかりましたか?
工場見学は、普段なかなか見られないモノづくりの現場を間近で見られる貴重な体験です。お子さんと一緒に訪れれば、新しい発見や学びがたくさんあるはず。おでかけや旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事の内容は公開日時点の情報です。所在地・アクセス・営業時間・休業日・連絡先・料金などは変更となる場合があります。最新のご案内は各施設の公式サイトをご確認ください。
