
毎朝の大泣き、登園しぶり……ママが抱く罪悪感。保育園生活をどう乗り越える?|仕事と育児のちょうどいいをみつける本 #2
保育園に行くのを嫌がったり、ママと離れるたびに大泣きしたり……。子どもが保育園に慣れるまでは、毎朝ママにとっても試練の連続です。先輩ワーママたちは、どのようにしてその壁を乗り越えてきたのでしょうか?
先輩ワーママたちはどんなことに悩みどう解決していったのか……?
フルタイム・時短勤務・フリーランスなど、さまざまなスタイルで働く先輩ワーママたちのリアルな体験談と「あの時知っておきたかった!」をまとめた1冊。 書籍『先輩ワーママと考える 仕事と育児のちょうどいいをみつける本』(ハガツサ)から一部抜粋してお届けします。
今回は、 『保育園にまつわるお悩み』について、先輩ワーママのリアルな体験談とその対処法をご紹介します。
こんなときはどうした? 先輩ワーママの体験談

CASE 1 : 初日大泣きも、今は秒でバイバイ
初日は長男・次男ともに大号泣。しがみついてる2人を先生に引き剥がしてもらってようやく、という感じで、2人の泣き声を背に保育園を後にしました、お迎えの時まで泣いている……ということはなかったものの、長男はクラスメートとも遊ばず、給食も食べられない日が続いて少し心配に。ただ、先生のことは大好きでべったりだったから、大丈夫だろうと確信(笑)。お別れの時に2人が泣かなくなったのは、3週間ほど経過したあたり。お友達もできて今やママにもパートナーにも目もくれず保育園に秒で吸い込まれて行きます。
CASE 2 : 働いていることに罪悪感を覚えない自分でいたい
生後半年から無認可保育園に入れて週1回ほど預けていたので、復職し、預けるのが毎日になってもあまり泣いたりはしませんでした。預けていることに罪悪感があったのは事実ですが、私が「ごめんね」と言ってしまったら、子どもも「ママは私に悪いことをしているんだ」と認識してしまうのではないかと思い、お迎えが遅くなった時は「待っていてくれてありがとう!」と伝えるようにしていました。
CASE 3 : 思い返せば戦争だった……
息子は保育園が大嫌いで、半年以上は「行くのがいや!」と出発前から泣いていました。手を離すと逃げてしまうのでしっかりつないで、先生にお渡ししてから息子の泣く声を背に、逃げるように保育園を後にしていた時もありました。迎えに行くと元気にしているので、保育園が嫌いなわけではなく、ママと離れることがつらいのだと判断し、しばらくパートナーに送りを依頼しました。息子もパートナーとなら少し落ち着いて登園できることが増え、だんだん慣れていった記憶があります。
パートナーの巻き込み方!

その1.パートナーに送りを積極的にお願い!
「パートナーが送りの時は平気」というパターンもあるので、可能な限りパートナーの頻度を増やしてもらうのもいいかも。保育園に行くことを楽しいイベントにするべく、列車ふう、飛行機ふう、小脇に抱えた小荷物ふうなど、パートナーに子どもの抱っこの仕方を工夫してもらうのも手
その2.保育園での楽しそうな様子を先生に聞く
泣いて別れる姿しか見ていないと、1日中泣いているのかも……と保護者も不安になりやすい。そんなときは保育士さんに積極的に園での様子を聞いてみよう。楽しく遊ぶ姿を確認できたら安心できるはず
まとめ
● 子どもの切り替えは案外早い! ママの顔が見えなくなったら10分くらいで泣き止んでいる
● 保育園は子どもにとっても楽しい場所。通い始めて半月〜1カ月で必ず慣れます!
● ママと離れるのが寂しいのは当たり前。笑顔で送りお迎えしよう!
続きは書籍でお楽しみください。
