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双子妊娠を明かした中川翔子さん「双子の胎動が運動会みたいで面白い」
タレントの中川翔子さんがお腹の赤ちゃんが双子であることを公表。性別は男の子だといいます。
■「化学流産、とありましたが…」
今年5月に妊娠を公表した中川翔子さん。現在は妊娠後期で産休に入っており、雑誌にてマタニティフォトを披露すると同時に、お腹の赤ちゃんが双子であることを明かしました。
中川さんは「いつかのために」と30代半ばに採卵し卵子凍結をしたことを「物理的にも精神的にも大変でした」と振り返り、その後現在のパートナーと結婚して不妊治療にチャレンジするも二度の流産を経験し、不育症検査もしたと告白。また、妊娠してから塩分管理が難しく、ひどいむくみが出てしまい、医師から「高齢、ハイリスク、多胎をなめるな！」と怒られたといいます。
Instagramでも「お腹の双子について、不妊治療、などずっと悩んできた事、初めて話すことたくさん、産婦人科の先生と対談させていただきました」「初期のほうで双子と報道で出てしまっていましたが 2回、稽留流産があったのでデリケートなことだから後期までは言わないようにしていました」と投稿。
またXでは「ニュース見出しに化学流産、とありましたが ただしくは、稽留流産、ですね」と訂正し、「悲しかった、忘れない」「いまはとにかく、無事に産まれてきてくれるよう守れるよう頑張ります」と思いを綴りました。
この公表には大きな反響があったといい、中川さんは「たくさんの反響や応援メッセージ、ありがとうございます」「同じように悩んでいる方や今まさにお腹の命を育む方、先輩お母さんたち、怖かったり悩んだりあるけど、みんな頑張ってる、ひとりじゃないんだ、とあたたかい言葉に勇気をいただきました、私も頑張ります！本当にありがとうございます」とあらためてフォロワーへ感謝の気持ちを表明。
現在はちきれそうに大きくなったお腹の中で双子たちはとても元気に暴れまわっているようで「双子の胎動が運動会みたいで面白い」といい、自身の大好きなゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』で主人公の子どもが双子であることから「双子って聞いたときドラクエ5みたいって思ったよ」とXに投稿しています。
■双子かどうかはいつごろわかる？
双子には一卵性と二卵性があります。通常は１つの受精卵が１人の胎児になりますが、一卵性はひとつの受精卵が偶然2つに分かれて、双子としてそれぞれに成長します。一卵性では2人が同じ遺伝子を持っているため、性別も血液型も一緒で、容姿などもそっくりになります。
一方、二卵性は、2組の別々の卵子と精子がそれぞれ受精してできた2つの受精卵が発育します。二卵性では2人の遺伝子は異なり、遺伝的には普通の兄弟姉妹の関係と変わりません。そのため、男の子と女の子の双子が生まれることもあるし、同性でも容姿などがあまり似ていないこともあります。
一卵性の双子が生まれる確率は1000組の出産に対して4組ほどです。一卵性では1つの受精卵が２つに分かれて双子になりますが、その原因はわかっていません。どのような人が一卵性の双子を妊娠しやすいのかといった傾向も不明です。
二卵性の双子を妊娠するには、同時期に複数個の排卵が必要なので、排卵誘発剤の使用や体外受精といった生殖補助医療（不妊治療）は、双子も含めた多胎妊娠の発生率を高めることがわかっています。また二卵性ほど関連ははっきりしていないものの、一卵性の妊娠にも生殖補助医療が影響を与えているという報告もあります。
双子ができたかどうかは、医療機関で超音波（エコー）検査により「胎嚢（赤ちゃんを包む袋のようなもの）」や心拍を確認することでわかります。ただ、ひとくちに双子と言っても、2人の赤ちゃんが同じ胎嚢に包まれていることもあれば、別々に包まれていることもあるので状況によりますが、だいたい「妊娠5、6週ごろ」から双子かどうかわかることが多いようです。
