北海道池田町を担う次世代の人材育成を目指す! 小学生を道外へ派遣するふるさと納税寄附金の使い道とは?
十勝平野の中央やや東よりに位置する北海道池田町(いけだちょう)は、“十勝ワイン”のふるさととして知られるまち。
ぶどうの栽培からワインの醸造、販売までまちの職員が手がける自治体経営のワイナリーがあるなど、町民がこよなく十勝ワインを愛しているのだそう。
そんな池田町では、ふるさと納税の寄附金を4つの使途に充てており、今回はその中から「子どもの育成及び教育、夢づくりなどに関する事業」の「小学生道外派遣研修事務事業」について、紹介します。
子どもたちを道外(沖縄県読谷村(よみたんそん))に派遣し、文化の違いや歴史、風習の違いを学ぶ事業とは、一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
「小学生道外派遣研修事務事業」という池田町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
子どもの夢を育む事業! 池田町のふるさと納税寄附金の使い道「小学生道外派遣研修事務事業」について

マリン体験
・対象使途:子どもの育成及び教育、夢づくりなどに関する事業
・対象事業:小学生道外派遣研修事務事業
・その事業に費やした総費用:967万416円
・総費用のうち寄附金活用額:962万5,809円
子どもたちを道外に派遣し、派遣先の歴史、生活、文化などを視察・研修。その地域の人々との交流や団体生活などさまざまな体験をする「小学生道外派遣研修事務事業」。
小学生のうちに北海道外の地方で研修することで、文化の違いや歴史、風習の違いを学び、創造性、協調性などの向上を図ることができ、池田町を担う次世代の人材育成につなげることを目指す取り組みです。

沖縄県読谷村入村式
令和6年7月29日~8月2日の4泊5日の日程で、小学5・6年生50人を沖縄県読谷村へ派遣。民泊を通じて民泊先の人との交流や現地の文化に触れ、ひめゆりの塔や平和祈念公園を訪問し、戦争の歴史や平和の大切さを学ぶ派遣研修を行いました。
本事業に参加した子どもたちの思い

ひめゆりの塔訪問
・「ひめゆりの塔」や「平和祈念公園」で、沖縄の戦争について学べました。命を守るために隠れていた穴を見たり、体験談を聞いたりして、とてもかわいそうに思いました。民泊でお世話になった家族にまた会いに行きたいです。
自治体からのメッセージ
隠れた名品! 池田町のふるさと納税返礼品について
ワイン製造を行っている池田町ならではの黒毛和牛のサーロインと、化学調味料や着色料、合成保存料は不使用のぶどうのミニジュースを紹介します。
黒毛和牛 ステーキ 極上サーロイン360g(180g×2枚)ブランド牛 十勝ワインビーフ

・北海道中川郡池田町字東台444番地
・内容量:180g×2枚
・寄附金額:1万7,000円
ワイン製造後の希少な葡萄粕を発酵させた飼料を与えた「十勝ワインビーフ」のサーロインです。肉の柔らかさ、芳醇な香りと赤身の深い味わいが特徴。濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。
北海道 ぶどうのミニジュース10本

・北海道中川郡池田町字大通1丁目1
・内容量:180ml×10本
・寄附金額:1万5,000円
山ぶどうと北海道産ぶどうをミックスさせた果汁100% のぶどうジュース。抗酸化物質のポリフェノールと鉄分が多く含まれており、酸味があって自然そのままの風味を味わえる、大人から子どもまで楽しめる逸品です。
今回は北海道池田町のふるさと納税寄附金の使い道「小学生道外派遣研修事務事業」と、隠れた名品の返礼品を紹介しました。子どもたちのふるさとを思う気持ちを醸成し、将来への夢を育む事業の一環として実施された取り組みでした。戦争の歴史に触れ、民泊やさまざまな体験を通して、北海道とは異なる地域の生活・文化などを学び、また創造性、協調性などの向上を図ることを目指しているそうです。取り組みに興味をもった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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