郷土料理「石狩鍋」発祥! 建物も趣深い1880年創業のお店の魅力とは? 北海道石狩市のふるさと納税返礼品で鍋セットも
札幌市の北側に隣接し、石狩湾を望む環境にある北海道石狩市(いしかりし)は、北海道の中でも温暖で四季の変化に富み、台風の影響も極めて少ないまち。
17世紀初頭の慶長年間、松前藩が石狩場所をもうけたことを機に、サケの交易で大いににぎわいました。昭和40年に入ってからは札幌市のベッドタウンとして宅地化が進み、石狩湾新港の建設と工業団地の造成で急速に発展したまちでもあります。
今回紹介するのは、1880年に創業した当時の秘伝の味を堪能できる石狩鍋発祥の店「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」。石狩鍋は石狩の代表的な郷土料理で、鮭や鱒、野菜などを使う味噌仕立てのお鍋料理です。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は石狩市の観光スポット「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」と、鮭の返礼品について詳しく調べてみました!
郷土料理を発祥の店で味わう! 「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」について

・北海道石狩市新町1
・アクセス:【車】札幌北ICから19.3km
【公共交通機関】北海道中央バス石狩線「石狩バス停」下車 徒歩2分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。
石狩の代表的な郷土料理である「石狩鍋」発祥の店「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」。1880年の創業当時からずっと使われ続けている建物で、歴史を感じながら石狩鍋を楽しめます。日本遺産である「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財にもなっているのだとか!
石狩鍋は、鮭のぶつ切り・アラを使い、キャベツ、タマネギを基本にそのほか、長ネギ、ダイコン、シイタケ、豆腐、つきこんにゃくなどの具材を入れ、昆布のだし汁を白味噌で仕立て、最後に山椒をかけて味わう料理。
その始まりは、明治初期といわれているのだそう。全盛を迎えた石狩市の鮭の地引網漁は、「北海道の水産業の象徴」として教科書にも紹介されるほど有名となり、見学に来たたくさんの観光客でまちはにぎわいました。当時、漁師飯として味噌汁にサケのぶつ切りやアラ、野菜を入れ食べられていた「だいなべ」を、その観光客らに提供したことで料理として確立、「石狩鍋」と呼ばれ、その後定着したとのこと。
石狩鍋のほか、鮭や鱒の珍味なども豊富。石狩市ならではのメニューを堪能できるお店です。
自治体からのメッセージ
石狩市のふるさと納税返礼品について
「石狩鍋」が自宅に居ながら味わえるセットと、洋風でも楽しめる鮭の珍味を紹介します。「もっとサケを身近に、そして手軽に味わってほしい」という担当者の気持ちが込められた返礼品です。
魚介たっぷり 石狩鍋【2〜3人前】

・内容量:秋鮭切身40g×3、つぼ抜きいか100g×1、ボイル帆立4、ボイル甘えび6、えび入つみれ4、うどん250g×1、味噌たれ50g×2
・寄附金額:1万2,000円
地元石狩産(もしくは北海道産)の秋鮭をメインに、たっぷりの海鮮素材を詰め込んだ、石狩が誇る郷土料理の一つ「石狩鍋」を味わえるセットです。味噌ベースの鍋たれに、海鮮具材と好きな野菜を一緒に入れ、一煮立ちさせて出来上がり。残りたれにうどんを加え、海鮮ダシの利いたスープを楽しめます。
※石狩産の秋鮭切身が漁獲量等により北海道産サケに変更になる場合があるとのこと。
サーモンオリーブ

・内容量:160g×2個
・寄附金額:1万1,000円
北海道の新鮮な鮭をスモーク香る珍味に仕上げ、オリーブオイルで和えた新感覚の洋風珍味です。「子どもたちにも北海道の鮭をたくさん味わってほしい」との事業者の想いのもと開発された逸品。パンやピザに乗せたり、生野菜たっぷりのサラダに乗せたり、アレンジによって和にも洋にも合います。ワインなどお酒の肴にもおすすめなのだそう。
今回は北海道石狩市の観光スポット「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」と、鮭の返礼品を紹介しました。9月15日は「石狩鍋記念日」。9月は石狩地方で鮭が漁獲される時期で、9と15を「食いに行こう」、「食いごろ」と読む語呂合わせとのこと。石狩鍋の発祥のお店で味わうも良し、返礼品のセットを自宅で楽しむも良し! 石狩市の郷土料理を思う存分堪能できます。気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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