“土佐文旦”を栽培する老舗「白木果樹園」が高知県土佐市のふるさと納税返礼品提供事業者に参画した理由とは?
高知県の中央に位置する土佐市(とさし)は、日本一の水質を誇る仁淀川(によどがわ)が流れ、山、川、海の三拍子がそろった自然豊かなまち。山では土佐文旦などの果実栽培、海ではカツオの加工業やうるめいわしの一本釣りが行われています。
今回は、土佐市にふるさと納税返礼品を提供する有数の歴史ある果樹園「白木果樹園」と、ふるさと納税返礼品を紹介していきます。
100余年の歴史をもつ土佐市の返礼品提供事業者「白木果樹園」について

・高知県土佐市宮ノ内435
・創業日:1960年
・事業内容:果物や農産物の生産・販売
大正時代に本家の白木家から分家され、譲り受けた土地に生えていた小夏(日向夏)の木から始まったという「白木果樹園」。戦後間もない頃に約10本の土佐文旦の苗木が植え付けられ、曾祖父から現園主までの3代で約70年以上にわたり土佐文旦を栽培してきました。
日照時間が長い南向きの斜面が多く、また昼夜の寒暖差が大きいため果樹の栽培に適している地域にあり、現在は約2,000本の果樹園を持ち、季節の文旦類や他の柑橘類、果樹類約100種類を生産・販売しています。
「ふるさと納税という制度をあまり知らなかった」という事業者。土佐市が取り組んでいることを知り、「土佐文旦の知名度向上につながるのでは」と返礼品事業者に応募したそうです。
土佐文旦について

白木果樹園では、土佐文旦をはじめとした柑橘類をふるさと納税の返礼品として提供しています。
“春限定の味覚”として全国に多くのファンを持つ土佐文旦は、南国・高知の恵まれた気候と豊かな自然の中で育てられ、酸味や苦みが少なく、まろやかでやさしい味わいが特徴。ぷりぷりとした果肉は一房ごとにハリがあり、噛むほどに果汁がじゅわっと広がります。
白木果樹園では、収穫した文旦をすぐに出荷せず「野囲い」と呼ばれる昔ながらの方法で1ヶ月以上寝かせ、じっくり追熟させるのだそう。土中に木枠を組み、ビニールを敷いて湿度と温度を適度に保つことで果実の酸味が和らぎ、味にまろやかさと深みが加わった、香り高くコクのある土佐文旦を味わうことができます。
事業者からの声

自治体からのメッセージ
全国放送の番組でも取り上げられるなど、少しずつご存じの方も増えてきていますが、全国的にはまだまだ知名度は低め。知る人ぞ知る柑橘、土佐文旦の魅力をぜひ体験してください。
土佐市のふるさと納税返礼品について
白木果樹園が提供する、自慢の土佐文旦を紹介します。
土佐文旦 訳あり家庭用 3Kg

・寄附金額:9,000円
土佐文旦を初めて食べる人が試しやすい、個数少なめで届く返礼品です。酸味と甘みが合わさったさわやかな風味を楽しめます。訳ありの理由は、形が不揃い、皮がやや厚めなどのものが入っている場合があるからで、味には全く問題ないとのことです。
土佐文旦 贈答用 5Kg

・寄附金額:2万3,500円
きれいな見た目が魅力的な贈答用の土佐文旦です。お世話になった人への贈り物はもちろんのこと、見た目のサイズ感のインパクトなど“映える”写真にもおすすめなのだとか
今回は高知県土佐市の返礼品提供事業者「白木果樹園」と、返礼品を紹介しました。老舗の果樹農家として歴史を築いてきた白木果樹園が栽培する土佐文旦は、高知県の品評会で農林水産大臣賞を二度受賞した実績があるそうです。冬から春にかけて旬を迎え、返礼品としても容量違いなどで多彩に提供されています。気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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