グローバル人材を育成! 佐賀県多久市のふるさと納税寄附金の使い道「義務教育学校における短期留学制度事業」とは?
佐賀県の真ん中にある多久市(たくし)は、史跡のまち。孔子を祀る国の重要文化財「多久聖廟(せいびょう)」があり、今もなお孔子の教えが残る、孔子の里とも呼ばれています。自然にも囲まれ四季折々に様々な表情を見ることができるのも魅力の一つです。
多久市ではふるさと納税の寄附金を5つの使途に充てており、今回はその中から「義務教育学校における短期留学制度事業」という取り組みについて、紹介していきます。
多久市のふるさと納税寄附金の使い道「義務教育学校における短期留学制度事業」について

多久市の新しい時代を担う若い力に夢と希望を託して広い視野と夢多い少年少女を育み、生徒の英語教育への関心の向上及び異文化理解を促すきっかけとすることを目的に、市内義務教育学校(小・中学校の義務教育を一貫して行う学校)の生徒を対象として外国へ短期留学を行う「義務教育学校における短期留学制度事業」。
語学への興味関心をもつきっかけになるのはもちろんのこと、語学力の向上をはじめ、外国の習慣や文化に触れることで日本と外国の違いを学び、物事に対する多角的な視点を養うことができます。
本事業には「海外留学を経験し、グローバルに活躍できる人材に育ってほしい」という熱い想いが込められているそうです。
令和7年度は、夏季休業を利用して8年生2名を派遣。親元から離れて留学を経験することで、海外での生活や学びに自立心の向上がみられました。また、海外の人に対して積極的に会話をしたり、初めて目の当たりにする習慣や文化の違いを肌で味わったりして、チャレンジ精神が育ったとのこと。
自治体からのメッセージ

作者:Gravityfree

多久市のふるさと納税返礼品について
日本を代表する「佐賀牛」のローストビーフ、まちおこしを進めようという試みによってつくられたお酒を紹介します。どちらも多久市の中で人気の返礼品なのだとか。
佐賀牛ローストビーフ

・内容量:佐賀牛ローストビーフ420g
・寄附金額:1万8,000円
「佐賀牛」でつくられたローストビーフです。“艶さし”と呼ばれるきめ細かい美しい霜降りが特徴のお肉は、筋が少なくやわらかく、脂が甘いのが特徴。「おいしい」との声が担当者の元に多く届いているそうです。
純米大吟醸 多久

・内容量:純米大吟醸 多久 1800ml
・寄附金額:1万5,000円
「多久未来プロジェクト」が主導で、多久市の水と米で地元の酒蔵が醸した日本酒を中核に据え、まちおこしを進めようという試みによってつくられたお酒です。フルーティーで甘口の純米大吟醸は、「飲みやすくてすいすい飲める」と好評とのこと。
今回は佐賀県多久市のふるさと納税寄附金の使い道「義務教育学校における短期留学制度事業」と、人気の返礼品を紹介しました。子どもたちが外国の文化や習慣に触れることで、日本との違いなど物事に対する多角的な視点を育み、自立心やチャレンジ精神を養う取り組みです。未来を担う子どもたちがグローバルに活躍できる人材に育ってほしいとの願いが込められています。本取り組みに興味をもった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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