産学官連携により誕生したワインが長野県伊那市のふるさと納税返礼品に! 醸造を手掛ける「伊那ワイン工房」の思いとは?
長野県の南部に位置する伊那市(いなし)は、南アルプスと中央アルプスに抱かれ、日本三大桜の名所「高遠(たかとお)城址公園」を有する自然豊かなまち。信州そば発祥の地で、各地に蕎麦屋が点在しているのも特徴です。
今回は、伊那市のふるさと納税返礼品を製造するワイナリー「伊那ワイン工房」と、返礼品を紹介していきます。
伊那市の返礼品製造事業者「伊那ワイン工房」について

・長野県伊那市美篶5795
信州伊那谷の地で、夫婦二人で営む「伊那ワイン工房」。
「いつもの料理なのにおいしく豊かな気分になれる」「テーブルの上にあるとちょっとすてき」「一日のしめくくりを幸せな気分で終えられる」――そんなお手伝いができるワインを目指し、農家が大切に育てた葡萄を丁寧に仕込んでつくるワインが自慢のワイナリーです。
まちの特産品「やまぶどうワイン『山紫』」の醸造を担当。糖度20度以上の果実のみを使用するなど品質にこだわった製造を10年以上継続してきた事業者です。
「やまぶどうワイン『山紫』」は、地域限定、高品質ワインとして認知が広がり、生産量が拡大。伊那市の担当者によりふるさと納税返礼品としての登録が推進されたそうです。
産学官連携の成果! 「やまぶどうワイン『山紫』」について
返礼品に登録されている「やまぶどうワイン『山紫』」は、信州大学農学部と伊那市が地域資源の活用を目的に共同開発した山葡萄の新品種「信大W-3」を100% 使用。伊那市内で栽培された山葡萄のみを使用した限定品です。

伊那市内の有志による「やまぶどう生産者の会」が専属で栽培を担当し、伊那ワイン工房が糖度20度以上の果房のみを使って、ブレンドや加糖を行わず醸造しています。ポリフェノールを多く含み、酸味が穏やかで飲みやすいのが特徴です。

伊那市の地場産業と大学の連携を象徴する特産品となり、長らく市内限定で販売されていました。現在は生産量も増加し、“産学官連携の成果”の逸品としてふるさと納税返礼品に登録されたそうです。
こうして返礼品の製造事業者となった伊那ワイン工房は、「山ぶどう新品種『信大W-3』から生まれたワイン『山紫』の魅力を広く知ってもらえる機会にしていきたい」と熱い想いを語ってくれました。
自治体からのメッセージ
伊那市のふるさと納税返礼品について
本記事で紹介した「やまぶどうワイン『山紫』」です。
やまぶどうワイン「山紫」720ml 1本

・内容量:720ml
・寄附金額:1万2,000円
伊那市発の産学官連携による地域独自の取り組みでつくられた、やまぶどうワイン「山紫」です。濃厚な香りとすっきりとした味わいが特徴。
今回は長野県伊那市の返礼品製造事業者「伊那ワイン工房」と、返礼品を紹介しました。産学官連携による開発で栽培・加工・品質管理を一体化し、地域限定で発売されていた特産品「やまぶどうワイン『山紫』」を手に入れられるのも、ふるさと納税のうれしいポイントです。気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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