親の再婚「反対」はわずか3%…なのに「75%が相続を懸念」する子供世代の残酷な本音。
50歳以上限定のマッチングアプリ「Goens(ゴエンズ)」(運営:Goens)は、親の再婚や相続に対する子ども世代の本音を明らかにするため、50代・60代の独身の親を持つ20代〜40代の男女を対象に意識調査を実施しました。
親の再婚、支持急増中の「籍を入れないパートナーシップ」とは?
年末年始の帰省シーズン、久々に会った親の姿に「老い」を感じ、ショックを受ける子どもたちが続出しています。
親の「認知症」や「孤独」は心配であり、誰か支えてくれるパートナーがいてほしいと願う一方で、再婚による「相続トラブル」は避けたい——。
今回は、親の再婚に対する子ども世代の葛藤と、その解決策として支持が急増している「籍を入れないパートナーシップ」の実態を、最新の調査データから紐解いています。
帰省で「親の老い」を痛感した人は約9割、6割超が「認知症」に不安
年末年始、久しぶりの親との再会は、親子の絆を深める場であると同時に、親の加齢という現実を突きつけられる瞬間でもあります。
今回の調査では、この年末年始に親と対面した子ども世代の 87.1% が「親の老い」を痛感していることが判明しました。
小さくなった背中や物忘れなど、目の前の「老い」は、やがて来る将来への具体的な不安へと変わっていきます。
子どもたちが抱く不安のトップは「認知症(60.3%)」。次いで「病気やケガ(42.6%)」「社会的孤立(38.1%)」が続きます。
多くの子どもたちが、久々の対面で直面した現実から、親の将来に対して漠然とした心配だけではない、切実な危機感を抱いている実態が明らかになりました。
親の再婚、「反対」はわずかだが、75.1%が「相続」を懸念
自分たちにも生活があり、親と同居して常にケアをすることは難しい。「誰かそばにいて、会話をしてくれれば、認知症や孤独を防げるのではないか」——。 そうした切実な願いがあるからこそ、子どもたちは親の「パートナー探し」自体には肯定的です。
しかし、「心の支え」は求めても、いざ法的な「再婚(入籍)」を想定すると、話は別です。そこには「お金」というシビアな問題が浮上し、子どもたちの心に急ブレーキをかけます。
調査によると、親が再婚する場合、 約75%もの子ども世代が「相続や遺産分与が複雑になることへの懸念」を抱いています。
「相手の人柄が良ければ、金銭面は気にしない(10.6%)」「全く気にしていない(14.4%)」を合わせても、金銭面を懸念しない層は全体の約4分の1(25.0%) に留まりました。
これは、親子という近しい関係であっても、「資産(遺産)」をシビアなハードルとして捉えていることがわかります。
「法律婚」より「事実婚・茶飲み友達」、過半数が「籍を入れない」選択を支持
ただし、親の再婚に明確に「反対」する層はわずか 2.7% に過ぎず、ほとんどの子どもは親のパートナー探しを応援しています。
親には幸せになってほしいが、将来の資産トラブルは避けたい——。そんな中、現代の子ども世代が多く支持したのは「入籍しない形」のパートナーシップでした。
親のパートナーシップのあり方について、「事実婚(39.3%)」に加え、「お茶飲み友達(16.4%)」を含めると、過半数となる 55.7% が「籍を入れない関係」を支持しており、これは「法律婚(35.9%)」を大きく上回る結果となりました。
法的な相続権が発生せず、かつ心の拠り所となる。そんな「適度な距離感」こそが、現代の親子にとって最も現実的で安心できる選択肢として受け入れられているようです。
紹介以外で親がパートナーを探すなら絶対条件は「身元の確かさ」
では、こうした「籍を入れないパートナー」をどう探すのか。知人の紹介などではなく、新しいコミュニティやマッチングサービスなどで相手を探すとなれば、やはり新たな心配も生まれます。
子どもが求める「最低条件」として最も多かったのは、 「相手が間違いなく独身であること(53.0%)」 でした。
次いで「身元(氏名・住所)の確かな証明(40.4%)」「入籍を急がないこと(36.8%)」が続いています。見知らぬ相手だからこそ、ロマンスよりも「証明された信頼」が最優先事項となるようです。
調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:50代・60代の独身(パートナーなし)の親を持つ20代〜40代の男女
調査期間:2026年1月19日〜1月20日
サンプル数:550名(男性233名、女性317名)
Goens
https://about.goen-s.com/
(マイナビ子育て編集部)
