- 掲載
- 2026年10月03日 08:11
丸の内が「親子」で体験の場に!? ポテトチップスの袋デザインと抹茶アート、2つの体験に夢中♡(東京・千代田区)
「丸の内」といえば、東京駅周辺に広がる日本有数のオフィス街。普段は大人が行き交う街で、夏休みに親子で楽しめる【MARUNOUCHI SUMMER FEST】が開催されました。多彩なイベントやワークショップの中から、小5息子が興味を持った2つに参加! いつもの丸の内とはひと味違う、ワクワクの体験スポットになりました。
オフィス街・丸の内で楽しむ、親子の夏時間 【MARUNOUCHI SUMMER FEST】
今回我が家が訪れたのは、2026年7月24日(金)~8月23日(日)に初開催された「MARUNOUCHI SUMMER FEST(マルノウチ サマー フェス)」。
三菱地所をはじめとする、4団体で構成する実行委員会が主催するこのイベントのテーマは、「働くまちは、楽しむまちへ」。大手町・丸の内・有楽町エリアの50社以上と連携し、店舗や企業、公共空間などを横断して、夏ならではのさまざまな企画が繰り広げられました。
期間中は、花の装飾で華やかに彩られた「花の回廊」や、涼しさを五感で体感できる酷暑対策スポットなどが登場。
ミストで涼んだり、けん玉で遊んだり、通りに点在するアート作品に足を止めたり。「これ何だろう?」と興味を示しながら、息子は街を歩きながら新しい発見を楽しんでいました。
さらに、エリア内では親子で楽しめる60のワークショップを含む100を超える体験コンテンツを展開。今回は、その中から息子が興味を持った2つのワークショップに参加しました。どちらも事前予約制。親子で実際に体験してみた様子を紹介します。
「こんなポテトチップスあったら!」をAIでカタチに。カルビーのオリジナル袋デザイン
ポテトチップスが大好きな息子が、今回のイベントで楽しみにしていた体験のひとつが、「カルビー AIオリジナルパッケージ制作ワークショップ」です。
会場では、カルビーの人気キャラクター「かっぱえびくん」がお出迎え! おなじみのキャラクターを見つけた息子は、ワークショップが始まる前から早くもテンションが上がります。
さっそく、ワークショップがスタート。
使用するのは、スマートフォン。そして、我が家もちょうど1年ほど前に「おりぞめ×Adobe Expressでオリジナルのトレーディングカードを作ろう!」で使った、デザインアプリ「Adobe Express」です。
前回はAdobe ExpressのPC版でしたが、今回はスマートフォン版を使って、「こんなポテトチップスがあったらいいな」をテーマに、自分だけのパッケージをデザインします。
ナフサ不足をきっかけに展開された、カルビーの白黒パッケージ。そのパッケージに自由に色や絵を描いて楽しむ人が増え、SNSにもさまざまな作品が投稿されたのだとか。社会問題を遊び心で楽しみに変えてしまう発想が、とても素敵ですよね。
さあ、いざデザイン開始!
まずは練習用のテンプレートを使って、息子の「こんなポテトチップスがあったらいいな」を考えていきます。
「どんな味がいい?」と聞いてみると、「餃子味があったらいい!」と息子。そこで、餃子を食べている息子の写真を呼び出し、デザインに使ってみることにしました。
背景の切り抜きはボタン1つ。あとは好きな場所に配置するだけです。
スマートフォン版のAdobe Expressは、画面構成がシンプルで必要な機能が分かりやすくまとまっているうえ、指で触れながら感覚的に操作できるのが魅力。息子もすぐに使いこなし、楽しそうにデザインしていました。
続いて、本番用のテンプレートへ。本番用に息子が選んだのは、旅先で食べたステーキの写真です。さらに生成AIで作成したシェフの画像を加えてみます。
するとパパから「ただのステーキじゃ、ちょっと面白くないよね」とひと言。そこで「地中海風ステーキ」にすることに。
AIで地中海の風景を生成して加えてみると、そこからデザインがどんどん変化していきます。
いろいろ試しながらデザインを仕上げたら、いよいよ発表の時間。
スクリーンに映し出された完成パッケージを前に、「どんな味なのか」「誰と食べたいか」「こだわった点」を紹介します。
緊張しているように見えた息子でしたが、「地中海ステーキ味です。家族と旅行に行ったときに食べたいです」と発表。さらに、こだわりのポイントを聞かれ、「地中海の風景を背景に入れました」としっかり答えていました。
ほかのお子さんの作品発表を聞いていると、それぞれ個性豊かなアイデアがいっぱい。
「そうきたかー!」と思わずうなるような発想もあり、見ているだけでもワクワクしました。
選ぶ画像も、使い方や組み合わせ方もそれぞれ違い、子どもたちの個性がしっかり表れていたのが印象的。AIを使うことで、自分では思いつかなかった画像や素材に出会え、そこから新たな発想が生まれていくのも面白いところだと感じました。
ワークショップのあとは、クイズに挑戦したり、食について学んだりと、まだまだ楽しい時間が続きます。
そして、最後のお楽しみは……カルビー商品のつかみ取り!
じゃがりこ、サッポロポテト、堅あげポテト、フルグラなどがどっさり入った箱を前に、息子のテンションも一気にアップ。
さまざまな体験ができたワークショップの中でも、息子が「これ最高じゃん!」と大喜びしたのが、このつかみ取りでした(笑)。
お茶点てから抹茶アートまで! 親子で楽しむ伊藤園の本格お抹茶体験
実は、書籍編集者時代に茶道の本に携わっていた筆者。お茶をいただく機会はあっても、自分で点てることはなかなかなく、「いつか息子といっしょに茶道を体験してみたい」と思っていました。そんな夢が、今回かなうことに。
参加したのは、伊藤園のワークショップ「抹茶アートを作ろう!」。講師を務めるのは、伊藤園のティーテイスター資格(茶の専門知識や技術を身につけた社内の認定資格)を持つ、ブルガリア出身のイヴァンさんです。
今回のワークショップのテーマは「マインドフルネス」。“今この瞬間”に意識を向け、心と身体を整えたり、自分や周りの人を思いやったりすることだそうです。
「頭の中にあるいろいろな思いをいったん手放して、リラックスしてみましょう」とイヴァンさん。親子で目を閉じ、静かに30秒間、自分の心と向き合います。
「いかがですか?」と聞かれ、「リラックスできた」と息子。お茶を点てる前に心を落ち着けることで、ゆったりとした気持ちで向き合えそうです。
続いては、お抹茶点て体験。イヴァンさんが工程ごとにお手本を見せてくれた後に、今度は親子で実践です。
まずは茶杓(ちゃしゃく)で棗(なつめ)から抹茶をすくい、茶こしでこして準備します。
保温ポットからお湯を注ぐと、抹茶のいい香りがふわり。
「わぁー、いい香り!」と息子も思わず笑顔に。
次に、箒のような茶筅(ちゃせん)を使って、シャカシャカとお茶を点てていきます。
手首を使って前後に細かく振るのですが、これが結構難しい! 息子も慣れない手つきで、一生懸命シャカシャカ。それでも、何度か繰り返すうちにコツをつかみ、最後には上手にお茶を点てることができました。
最後は茶碗の正面を避けて、作法に沿っていただきます。
もともと緑茶が好きな息子は、「抹茶って、思っていたよりおいしい!」と満足そう。自分で点てた一服は、格別な味だったようです。
お次は2杯目のお茶を点て、抹茶アートに挑戦します。
抹茶アートと聞いて、ラテアートのような特別なテクニックが必要なものを想像していた筆者。ところが、今回の抹茶アートは、黒文字(和菓子に使う楊枝)や竹串を使って、泡立てたお茶の上に濃茶仕立ての抹茶をチョンチョンとのせ、模様をつくっていくスタイル。
子どもでも気軽に楽しめる、身近なアート体験でした。
息子がお茶の上に描いたのは大好きな「クルマ」。
筆者は「うさぎ」、パパは「お~いお茶くん」と、それぞれ個性あふれる作品が完成しました。
最後は、せっかく描いたアートを飲んでしまうのが、ちょっぴり名残惜しい……。それでも、親子で自分たちが点てた抹茶を味わいました。
茶道の本に携わった経験がある筆者ですが、実際に親子で体験してみると、改めて「日本のお茶の文化って素敵だな」と実感。日常の中でも、気軽にお茶を点てる時間をつくってみたくなりました。
まとめ
【MARUNOUCHI SUMMER FEST】では、街を歩きながらさまざまな企画に出会い、親子で楽しめる体験をたっぷり満喫できました。
普段は仕事で訪れることが多いオフィス街・丸の内ですが、夏休みには子どもといっしょに楽しめる体験が街のあちこちに。いつもの丸の内とはひと味違う時間を過ごせたのも印象的でした。
来年の夏も【MARUNOUCHI SUMMER FEST】が開催されたら、また丸の内で親子のワクワク体験を楽しみたい! 次はどんな体験が待っているのか期待が高まります。
(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)
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