無印良品「壁に付けられる家具」の取り付け方法を解説

「壁に付けられる家具」は、付属の専用固定ピンを使って壁に取り付けます。別売りの金具を用意する必要がなく、DIYが苦手な方でも短時間で付けられます。

作業手順は、
1.壁に取り付けガイドを貼る
2.取り付けガイドにあわせて、専用固定ピンを使ってフックを取り付ける
3.家具をフックにかけて完成
の3ステップです。

「壁に付けられる家具」の裏が、フックにひっかけられる仕様になっているため、フックを上手に付けることができれば5分程度で作業が完了します。

「壁に付けられる家具」をうまく取り付けるには、フックの位置がカギとなります。

取り付けガイドはフックを付ける位置を決めるもので、地面に対して水平になるようセロテープで留めます。模様のある壁なら目視で水平に貼れるかもしれませんが、無地の壁の場合はなかなか難しいです。家族に確認してもらうか、ひとりで作業する場合は水平垂直測定器を使うといいでしょう。

専用固定ピンは先がクロスしており、グラグラすることがありません。取り付けガイドの通りフックを当てたら、上からピンを刺して固定しましょう。

固定ピンは壁に対して垂直に当てた後、手のひらの下で押すとまっすぐ刺さります。フックが傾いていないか確認してから、ピンを刺すようにしてください。

「壁に付けられる家具」に付属の専用固定ピンは、石膏ボードの壁だけに使えます。専用フックを使って木の壁に取り付けたい場合は、別売りの木ネジを用意する必要があるのです。

木や石膏ボード以外の壁にはうまく取り付けられないため、壁の種類を確認してください。

壁には、画びょうと同じくらいか少し大きめのピン穴が開くため、賃貸契約の場合は事前に契約書の注意事項を確認したり、大家さんに確認しておいたほうがいいです。契約内容によっては、「画びょう程度の穴はOK」としているところもあれば、「画びょう穴は何個まで可」など厳密に決まっているところもあります。

専用固定ピンは、斜めに刺してしまうと画びょうより大きい穴が開いてしまいます。取り付けOKだった場合も、やり方によっては穴が目立ってしまうため注意が必要です。

洗濯機の横の壁に棚を取り付けると、洗剤や柔軟剤を置くスペースが確保できます。パッケージのかわいい海外の洗剤を飾ると、フォトジェニックな見た目になりますよ。

リビングに棚を取り付けて、グリーンの鉢植えを飾ると癒し空間のできあがりです。意外と置き場所に悩むグリーンも、棚の上に乗せておくとうっかりひっくり返す心配がありませんし、目立つので水やりも忘れません。

キッチンの壁に棚や箱を取り付けると、調味料入れに様変わりします。よく使う塩やコショウなどの調味料、紅茶の瓶を置くと取り出しやすくなり、見た目もおしゃれです。

お気に入りのマグカップやグラス、皿を飾ることもできます。

トイレットペーパーの替えや芳香剤、トイレ用洗剤などの置き場に。トイレで使うものを、トイレの近くに置いておけば、補充しやすく、さらに掃除もパッと手に取ってできます。

長押（なげし）は和の建築物に使われ、柱と柱の間を横につないだ材木のことを言います。長押は衣類を吊るすのに便利です。

衣類を吊るす場合は、ワイヤークリップやS字フックを取り付けると、帽子やストール、アクセサリーなどをひっかけられます。毎日使う物をまとめてかけておくと、外出時にさっと支度ができます。

3連ハンガーは洋服やタオルを引っかけるのに重宝しますが、子どもが描いた絵や工作を展示することもできます。展示スペースをあらかじめ決めておけば子どもも喜びますし、増えすぎることもありません。

「壁に付けられる家具」は、MUJIインフィルプラスでサイズオーダーもできます。オーダー可能な家具は、棚・長押・フレーム・ミラーの4種類です。フレームは、壁に飾りたい写真やポスターの大きさに合わせられるところが便利です。どのアイテムも1cm単位で注文でき、部屋の大きさやレイアウトにあった家具が手に入ります。

カラーはナチュラル、ブラウン、ホワイトの3種類から選べるので、部屋のイメージや家具の色に合わせるとおしゃれですよ。

「壁に付けられる家具」は専用固定ピンを使って取り付けるので、DIY初心者でも簡単に設置できます。棚や箱など種類がたくさんあり、うまく取り付けるにはフックの位置が大切です。自分好みのインテリアになるよう、取り付け場所や使い方にこだわって活用してください。