無印良品のキャビネットはどう使う? 上手な活用法を紹介
無印良品のキャビネットは、リビングやダイニングで活躍するアイテムです。サイズやパーツの組み合わせ次第でさまざまな使い方ができます。目的別のキャビネットの組み合わせ方や、活用方法をまとめました。理想のお部屋作りのヒントにしてください。
無印良品のキャビネットを「テレビボード」として使う
スタッキングキャビネット・Bセット/オーク材
サイズ:幅162.5×奥行39.5×高さ45cm
価格:28,900円(税込)
「スタッキングキャビネット」がおすすめ
無印良品のスタッキングキャビネットは、基本セットに各種パーツを継ぎ足してカスタマイズしていく収納棚です。基本セットは、オープン棚になっていて、木製の扉やガラス製の扉をとりつけたり、仕切り板や引き出しを入れて使います。背板のある棚なので、目隠ししたい場所の間仕切りにも利用できます。
基本セットのサイズは4種類。
・2段タイプ:幅82.5×奥行39.5×高さ45cm
・2段タイプ:幅162.5×奥行39.5×高さ45cm
・4段タイプ:幅82.5×奥行39.5×高さ85cm
・デスクユニット(変則段組):幅82.5×奥行39.5×高さ164.5cm
これに、それぞれ追加できるオプション棚とパーツがあります。パーツは、木製扉、ガラス扉、仕切り板、引き出しの4種類です。キャビネットの素材は、オーク材とウォールナット材の2種類から選べます。
無印良品のサイトで、スタッキングキャビネットの組み立てシミュレータが使えます。画面に出ているパーツをドラッグして重ねていくだけで、カスタマイズを試してみることができます。総費用も、リアルタイムで計算してくれるので便利です。
無印良品のシュミレーターはこちら▽
https://www.muji.net/store/pc/user/homewares/scb/sim-scb.html
「スタッキングキャビネット」の組み立ては難しい?
スタッキングキャビネットは、組み立て家具です。そのため、自分で組み立てなくてはなりません。苦手な方は、有料の組み立てサービスを頼むこともできます。ただし、このサービスはネットストアで購入した場合は使えませんので、実店舗で購入し、サービスを申し込んでください。
4段タイプのキャビネットは少し難しいかもしれませんが、2段タイプならひとりでなんとか組み立てることができそう。ただし、板をセットするところは重たいですし、基本的にはふたりで作業することをおすすめします。手順書の通りに作業すれば、難しくはありません。
はじめに、ダンボールから部品を取り出して、手順書と照らし合わせ、過不足がないか確認します。作業場所には、ビニールシートや毛布を敷いておきましょう。キャビネットの組み立てに必要な簡単な工具(ナットを締める簡易レンチ)は同梱されていますが、使いやすい道具を用意しておくと作業が楽です。
キャビネットは、天板と横板をただネジで留めるだけではなく、横板の中にポール(支柱)を通すかたちで組み立てていきます。底に脚をつけるので、天板を一番下に置いて、逆さまに組み立てていくのがコツです。
無印良品のキャビネットを「食器棚」として使う
「オーク材キャビネット大・ガラス扉」
オーク材のキャビネットは、明るくナチュラルな色合いです。ガラス扉を利用することで、ほこりよけになり、圧迫感も少ない食器棚になります。無印良品の商品名では「ハイタイプ」と書かれている4段タイプのキャビネットは、一般的には腰より下の収納家具ということでロータイプに分類されます。
ロータイプの食器棚のメリットは、地震の際の危険度が比較的低いこと、圧迫感がないため、部屋が広く感じられることです。また無印良品のキャビネットは、ロータイプにも関わらず、奥までしっかり手が届き、死蔵品をなくすことができるのが特徴。
キャビネットへ食器を上手にしまうには
ガラス扉を使うと、食器棚の中は一目瞭然。中はいつもスッキリさせておきたいですね。食器をキレイに見せるコツは、とにかく同じ大きさのものをそろえ、重ねて置くこと。もちろん、よく使う食器を厳選し、不要なものは先に捨てておきましょう。棚の8分目くらいの分量が、出しやすく、キレイに見える量です。4段タイプのキャビネットを利用すると、天板部分にコーヒーメーカーや電気ケトルを置くとちょうどいい高さになるでしょう。
無印良品のキャビネットを「小物の収納」として使う
オーク材キャビネット大・木製扉
サイズ:幅120×奥行40×高さ83cm
価格:39,900円(税込)
「オーク材キャビネット・木製扉」
オーク材のキャビネットに木製扉をつけると、ナチュラルカラーのシンプルな家具になります。オーク材はあたたかみを感じさせる素材で、お部屋のどこに置いても違和感なくおさまります。
木製扉がついている、はじめからセットになっている商品がありますので、まずはセット品を購入して、あとから追加オプションを継ぎ足していくのもいいでしょう。
キャビネット内は無印良品の収納グッズを利用して
キャビネットの中は仕切りのない棚ですので、収納グッズを使って整理します。どんなものでもいいのですが、やはり無印良品のものは、サイズがピッタリ合います。いつの間にか溜まってしまう紙類はファイルボックスに。細かい文房具などは、「PPデスク内整理トレー」を使うと便利です。
キャビネットを購入するときに、合わせて引き出しの中の整理方法も一緒に考えてあげるといいですね。
まとめ
無印良品のスタッキングキャビネットは、自分で組み立てる収納家具です。基本のキャビネットにオプションの棚やパーツを継ぎ足して、自分好みにカスタマイズすることができます。価格は高めですが、シンプルで飽きのこないデザインと、落ち着いた風合いが魅力です。もちろん品質は確かですので、家族で長く使うことができます。失敗なく購入するには、一度シミュレーションで、組み合わせを試してみることがおすすめです。