
無印良品のタッパー「バルブ付き密閉保存容器」が人気な理由とは
使い勝手がよくてしかもリーズナブルな無印良品のタッパー。密閉性が高いものやニオイが付きにくいものなど、人気商品が目白押しです。なかでも今回は「バルブ付き密閉保存容器」を取り上げ、特徴や使い方を解説。そのほか、無印良品のタッパーがおすすめな理由や、便利な保存方法についても取り上げます。
無印良品「バルブ付き密閉保存容器」のスゴイところ
フタをしたまま電子レンジで使える!

無印良品の「バルブ付き密閉保存容器」は、特殊なプラスチックを使用したタッパーで、熱にも冷たさにも強いのが特徴です。透明度が高く、まるでガラスのようにキレイな見た目も印象的。
最大の魅力は、フタにバルブ(弁)が付いていること。蒸気を逃がすから、フタをしたまま電子レンジに入れることができるんです。いちいちフタを外してラップをかける必要がないから、ゴミや手間が減ります。バルブには、シリコーンゴム製のパッキンが使用されています。
ロングセラーだから買い足せる
冷蔵庫のなかに保存したり、重ねて収納したりするときの手間や見栄えを考えると、タッパーはできれば同じメーカーのもので統一したいところ。ところが、100均などの商品はその時々の消費者のニーズに合わせて、商品の形状が変わったり、デザインが変わったりと商品がどんどん移り変わっていきます。気に入って使っているものを買い足そうとすると廃番になってた、なんてことも少なくありません。
無印良品のロングセラーなら、そんな心配は無用。人気が高いから、数年経って新しく必要になっても、同じシリーズのアイテムを買い足すことが可能。廃番を気にせず、安心して使うことができるというわけです。
密閉性が高い

密閉性が高いため、ニオイが外にもれないのも「バルブ付き密閉保存容器」が人気の理由の一つ。食べ物をタッパーに入れて冷蔵庫で保存する際、ニオイが気になるという方も多いはず。とくにキムチなど風味が強めのものは、保存場所に困ってしまいますよね。さらに、汁もれもしにくいから、「バルブ付き密閉保存容器」をお弁当箱に利用している人も少なくないのだとか。
密閉性が高めるためには、フタを開ける前にバルブを上げる必要があります。逆に、閉める際はフタを閉じてからバルブを下げてください。

ニオイや汁もれが心配という方には、無印良品の「バルブ付き密閉ホーロー密閉保存容器」もおすすめ。ニオイもれ、汁もれしにくいだけでなく、容器にニオイ移りしにくいという優れもの。ストックする料理を選ばず使うことができますね。
サイズが豊富

「バルブ付き密閉保存容器」は、全部で6種類とサイズ展開も充実しています。ラインナップは以下の通りです。
・小(およそ幅9.5cm×奥行12.5cm×高さ5.5cm)
・小 深型(およそ幅9.5cm×奥行12.5cm×高さ8cm)
・中(およそ幅12cm×奥行20cm×高さ5.5cm)
・中 深型(およそ幅12cm×奥行20cm×高さ8cm)
・大(およそ幅20cm×奥行24.5cm×高さ5.5cm)
・大 深型(およそ幅20cm×奥行24.5cm×高さ8cm)
幅と奥行の違うものが3パターンあり、それぞれ深型タイプも用意されています。ストックするものによって便利に使い分けることができます。
サイズが違うもの同士でもスタッキングできるのも魅力です。例えば、「大」のうえに「中」一つと「小」二つを積み重ねられるようになっています。また、普通タイプを六つ重ねたときと、深型タイプを四つ重ねたとき、ちょうど同じ高さに!
無印良品の容器を使って保存したいもの
容器の透明度が高い「バルブ付き密閉保存容器」なら、容器で常備菜をこしらえ、冷蔵庫からそのまま食卓に出すのもOK。例えば、以下のようなメニューはいかがでしょうか。
きゅうりの浅漬け
・材料
きゅうり 6本
塩 適量
食塩水(3%)
・作り方
1. きゅうりに塩を振り、まな板の上でゴロゴロ転がす
2. 塩を洗い流す
3. 食塩水に一晩漬ける
辛いのが好みの方は、鷹の爪や和からしを入れてもいいですね。
生ハムとリンゴとセロリのサラダ
・材料
セロリ 2、3本
きゅうり 1本
リンゴ 1/4個
生ハム 1パック
ドレッシング 大さじ3~4
お酢 適宜
・作り方
1. リンゴを3ミリ程度にいちょう切りする
2. きゅうりを3ミリ程度に千切りする
3. セロリを5ミリ程度に斜め切りにする
4. 生ハムを10ミリ程度に短冊切りする
5. すべてをタッパーに入れ、ドレッシングをかけ、よく混ぜる
冷凍保存にも最適
「バルブ付き密閉保存容器」は、冷凍するのにも向いています。とくに普通タイプは、薄くて平たい形状のため、食材をむらなく冷凍することが可能。透明プラスチックだから、中身が見やすく、何が入っているかすぐにわかるのもいいですね。
まとめ
電子レンジでフタをしたまま使えて、冷凍にも便利。冷蔵庫からそのまま食卓に出してもいいですし、収納もしやすい、非の打ち所のない「バルブ付き密閉保存容器」。保存容器にこだわってみると、意外に家事の時短につながるかもしれませんよ。