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2018年12月31日 13:00 更新

大掃除の窓拭きは寒い冬が来る前に! 掃除方法と手順を解説

寒い冬はどうしても窓を開けるのがおっくうになり、窓拭きをサボってしまいがち。本格的に寒くなる前に、窓拭きを行ってしまいましょう。今回は、冬が来る前にやっておきたい窓拭き掃除を特集。正しい掃除の方法と手順、窓拭き掃除を楽にしてくれる便利なおすすめグッズなどについて解説します。

窓拭きは、冬が来る前に行うのがベスト

Lazy dummy

冬の結露はカビの原因に?

暖房によって室内と室外とに温度差が生じやすい冬は、窓が結露しやすい時期です。とくに、窓を閉じたままにしていて換気をせずにいると結露が発生しやすく、結露を放置しておくとカビの原因になってしまいます。カビの原因となる真菌は、微生物の一種。空気中でいつも私たちの周囲をただよっています。普段は目に見えませんが、適切な温度(10~35度)と、湿気(湿度:70~99%)、栄養分があると、カビとなるのです。

カビが繁殖するには、温度と湿度だけでなく栄養が欠かせません。実はカビにとって栄養となるのは、ほかでもないホコリや汚れです。つまり、窓が汚れたままの状態は、カビが繁殖するのに格好の環境ということ。

そのため、本格的に暖房器具が必要になる前に、窓拭き掃除をしておくのがおすすめ。窓にホコリや汚れが付着していなければ、いわばカビにとっての栄養が不足している状態です。多少の結露があったとしてもカビは発生しづらいでしょう。

窓掃除は秋が最適

Lazy dummy

日差しが穏やかでそれほど寒くない秋は、窓掃除するのに最適な季節といえます。年末の大掃除の際に窓拭きを、と考えている方も多いと思いますが、寒い時期の窓掃除は水が冷たく、掃除が億劫に……。

夏も窓掃除に不向きといえます。日差しが強い夏場に窓掃除をすると、余計に手間がかかることがあるからです。気温が高い夏は、窓掃除しているそばから水滴が乾燥し、拭き残しを見落としてしまいがちに。そのため、秋に窓掃除をしておくのがベストなのです。

正しい窓拭きの手順

Photo by Ken Treloar on Unsplash

窓拭きは、まずサッシから始めるのが基本です。というのも、サッシにたまっている汚れやホコリが水濡れしてしまうと、除去しづらくなってしまうからです。汚れを取るには、サッシ用ブラシを使うのがおすすめ。ササッとはきながら、掃除機で吸い取ると簡単にキレイになりますよ。

次は網戸です。網戸の掃除はできれば水洗いするのがおすすめ。洗剤を使うとあとで拭き取る手間が発生してしまうからです。水に濡らした雑巾を軽く絞り、網戸の内側・外側から挟むようにして拭き取ると汚れが落ちやすいですよ。一人が内側、もう一人が外側という具合に二人で行うと効率的。

窓ガラスの掃除は、まず食器用洗剤を水で薄めたもの(ぬめりが感じられるくらい)を雑巾に染み込ませ、軽く絞ってから窓全体を拭きます。すると汚れが浮き出すので、スクイジーを使ってかき集めてください。仕上げにきちんと乾拭きしたら窓拭きは完了です。

最後に、割り箸に水を染み込ませた雑巾を巻きつけ、サッシを水拭きしましょう。いらなくなった歯ブラシで代用してもOKです。乾いた雑巾で乾拭きしたら終了です。

窓掃除をするときに用意しておきたい道具

Photo by Pamela Saunders on Unsplash

・いらなくなった洋服やタオルなどを10cm角ほどにカットしたもの
窓の汚れをざっと取るのに便利です。

・スポンジ
キッチンで使い古したものでOKです。頑固な汚れをこすり取るのに便利。また、カッターで縦と横に3本ずつぐらい2/3ぐらいの深さで切り目を入れると、サッシなど隙間掃除にも使えます。

・使い古した歯ブラシ
窓の角の部分にたまった汚れをかき出すのに便利です。頑固な汚れには、水や洗剤をつけてみてください。

その他、上記で紹介したスクイジーや、拭き後が残りにくいマイクロファイバークロス、窓の汚れを浮かせる食器用洗剤と水を混ぜたものを用意しておくとよいでしょう。

まとめ

窓拭きは、本格的な寒さが始まる前に対応してしまいましょう。寒くなればなるほど、外でやる掃除、冷たい水を使う掃除は億劫になってしまいます。大掃除リストの中でも、やる気があるはじめのうちに対応してしまったほうがよいかもしれませんね。

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