【実例】5人家族の洗濯! 大量の洗濯物を浴室干しでも楽にする仕組みとは
春の時期、花粉症の方は、洗濯物を外に干すのが難しいですよね。浴室(部屋)干しというと、生乾きのにおいなどマイナスイメージを持つ方も少なくない……。けれども、浴室に干すことで、楽になることも多いです。いくつかの例をご紹介いたします。
こんにちは。ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
わが家は、夫と高校1年生・中学1年生・保育園児3人の娘の5人家族。夫が仕事で使うYシャツや作業着、高校・中学生のYシャツやジャージ類、保育園からの持ち帰りと、洗濯物はなかなかの量。
しかし、私自身が花粉症のため、外に干せないことも多いです。そのため浴室干しのストレスをなくすため、いろいろ工夫しました。結果、浴室干しならではのメリットもあるなと感じています。
浴室干しは、工夫次第でメリットも多い!?
メリット①:乾燥時間が早い
浴室(部屋)干しの心配は、何といっても生乾き……。5人家族の洗濯は、1日に2回ほどになります。全部を浴室に干すと、どうしても衣類同士の距離が近くなりますよね。浴室には乾燥機がついていますが、上から温風がでるため、衣類の上部は乾くけれども、下がなかなか乾かない。そこで、下には除湿器を置いて、上と下ダブルで乾かす方法に。干す衣類の種類にもよりますが、ほとんど3~4時間で乾きます。
除湿機は、かなり前に購入したもの。そのせいか大きく重いため、浴室のドアを開けてすぐのところにスタンバイさせています。
浴室まですぐに運べます。わが家の場合は、別の用事で購入した除湿機が手元にあったので、除湿機を使っていますが、サーキュレーターや扇風機などで空気を循環させるのも効果的ですよ。
メリット②:洗濯物の仕分けが楽
洗濯物を干す前に、バスタブやフタを洗っています。洗濯物を干すときは、長い衣類などもあるため、フタは外していますが、洗濯物が乾いたらフタをバスタブの上に戻します。
後は、吊るされた衣類の中で、ハンガーのまま戻す衣類以外は、フタの上で仕分けします。ピンチからとって、すぐ下で仕分けできるので、とても楽ちんです。
手の届く場所に干したものは、三女にお願いすることも。
ベランダに干した時は、危ないので目を離せませんが、浴室干しのときはお任せしている間に、他の家事をすることも。これは、浴室(部屋)干しならではのメリットだなと感じています。
各洗濯動線もグンとショートカット!
ピンチに干すまでの洗濯動線が短い
いつも洗濯物は、洗面台の吊戸棚の扉の取っ手に洗濯ピンチを引っかけて干しています。目線の高さになるので、干しやすいです。そのため、洗濯干しに使うグッズも近くに集約しています。といっても、洗面所が狭いため、吊戸棚側面や洗濯機向かいの壁面が収納場所。
こちらでは、吊戸棚の側面にL字金具を取り付けて、洗濯ピンチを引っかけています。
洗濯機の向かい側には、突っ張り棒を突っ張って、洗濯干しに使うハンガー類を。
その右上には、ハンガーピンチを。
もともとは、洗濯物を干すときの動線を短くするために考えた収納場所ですが、ピンチに干したものを浴室へ移動する距離も短くなり、ますます時短になりました。
乾いた洗濯物を戻すまでの動作も時短に
洗濯物を干すよりも、干したものを収納(戻す)する方が面倒に感じます。3階建てのわが家では、2階にお風呂や洗面所、クローゼットが3階。ただでさえ、収納するのが面倒なのに、階段の上り下りがプラスされるとますます面倒に……。そのため、お風呂上がりの着替えは、洗面所で完結するように収納場所を設けています。
下着類は洗濯機の横に、個々の引出しを。
パジャマ類は、向かい側に収納場所を設けています。
浴室干しにすると、バスタブのフタ上からの移動距離がとっても短くなりました。
また、浴室に干すことで、片づけないとお風呂に入れないため、早く戻すようになりました。ついつい面倒で後回しにしてしまいがちな私には、一番のメリットかもしれません。
まとめ
浴室(室内)干しは、仕組みを整えたことで、ずいぶん楽になりました。花粉の時期に限らず、梅雨の時期や仕事で遅いとき、洗濯物を外に干せないときにも、対応しやすいのがポイントです。
ご紹介したアイデアが、少しでもお役に立てればうれしいです。