おうち時間にトライ! 「IKEA」の取っ手とリメイクシートで食器棚をリメイク
気に入って買った食器棚も、時が経つにつれて好みが変わってしまうなんてこと、ありますよね。「まだまだ使えるし、捨てるのもな……」そんなときには、リメイクしてみるというのもひとつの方法です。今回はわが家の食器棚のリメイクをご紹介します!
こんにちは。ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
わが家の食器棚は、元は真っ白な鏡面仕上げでした。当時は気に入って買ったものの、10年も経つと好みも変わってきてしまって、「変えたいな〜」という気持ちがフツフツと。いっその事、「処分して買い替える?」「それともオープンの造作棚?」なんて想像してはみたものの、今の食器棚の使い勝手の良さに後ろ髪を引かれて断念。そんなときに思いついたのが、余っていたリメイクシートを使ってのリメイクでした。
用意したのは、リメイクシートと「IKEA」の取っ手
まずは材料を調達するとことから始めていきます。
リメイクシート(「3M™」のダイノックフィルム 品番:PS-1187)
こちらは以前、わが家でグレーだった換気扇を真っ白にリメイクしたときに余っていたもので、色はマットなホワイト。「同じ白から白?」と思われるかもしれませんが、「鏡面仕上げの白」と「マットな質感の白」は私にしてみると大きな違いなんです(笑)。
そして、こちらが以前換気扇をリメイクしたときの写真です。貼ってから数年経ちますが、剥がれてくることもなく、汚れもつきにくて気に入っています。
リメイクシートは事前に、貼りたい場所より少しだけ大きめにカットしておきます。
取っ手(「IKEA」BORGHAMN ボリハムン 42.6cm・17cm)
今回は、42.6cmを3本・17cmを2本使いました。42.6cmのほうでも、2本セットで2,000円とリーズナブル。素材は「スチール・粉体塗装」で、表面は少しザラッとしていて、素朴な風合いで安っぽく見えるということもありません。ちなみに、「IKEA」のオンラインストアで、送料990円の小物配送で取り寄せることができました。
他には、こんなものも用意しておくと便利です。
「セメダイン」エポキシパテ 金属用
こちらは、もともと付いていた取っ手と新しく取り付ける取っ手の幅が違ったので、元の取っ手を外したときの穴を埋めるのに用意しました。金属用でなくてもよかったのですが、たまたま家にあったので。
それでは始めていきます。
STEP1 引き出しを取り出す
引き出しは取り出して作業をするので、まずは中身を出していきます。中身を全部広げるスペースが無かったのと、終わってから元に戻しやすいように1段ずつ引き出しを取り出しました。ついでにめったに掃除することのない、中や表面も水拭きしてスッキリ!
STEP2 元の取っ手を取り外す
次に、もともと付いている取っ手を裏側からドライバーを使って外します。外し終えたら、新しく取り付ける取っ手に合わせて、穴を開けていきます。
今回使った取っ手がスチール製でとても硬かったため、新しく開けた穴の位置がほんの1mmほどずれるだけでも、裏側からビスで取り付けるときに、取っ手のネジ穴にまっすぐビスが入らず夫が苦戦していました。バータイプの取っ手の場合、ビスとビスの間はきっちりと測ることをおすすめします。
元の取っ手を外したときの穴は、エポキシパテを使って埋めていきます。時間が経つと固まるのですが、早く固めたかったのでドライヤーを使って乾かしました。パテが固まったら余分なパテをヘラなどでこそげ落として表面を平らにします。
STEP3 リメイクシートを貼る
事前に、カットしておいたリメイクシートをヘラなどで空気を抜きながら貼っていきます。貼り終えたら、はみ出た部分をカッターナイフでカットしていきます。
STEP4 新しい取っ手を取り付けたら完成!
最後に、新しい取っ手を取り付けていきます。取り付け終えたら、引き出しの中身を戻して完成です!
ビフォーアフターがこちらです。「鏡面仕上げ×シルバーの取っ手」から、今の気分にぴったりな「マットな質感×アイアンの取っ手」に生まれ変わって大満足です。
まとめ
今回、好みではなくなってしまった食器棚もリメイクすることで、処分することなく使い勝手の良さは残したまま、お気に入りに大変身させることができました。食器棚に限らず、リメイクシートで雰囲気を変えてみたり、色を塗ってみたり、取っ手だけを取り替えてみたりするだけで、もっとお気に入りに昇格するかも! ご参考にしていただければ嬉しいです。