
マカロニサラダをおいしく仕上げるコツ♪ 基本の定番レシピ~アレンジ
子どもにも大人にも人気のマカロニサラダ。おうちのマカロニサラダをしっとりおいしく仕上げるコツと、彩りキレイなアレンジレシピをご紹介します♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
子どもに人気の高いマカロニサラダ。家庭でも、お店のお惣菜としても馴染みのあるメニューですが、作り方や味はそれぞれ違いがあります。とはいえ、大まかにはマヨネーズで和える定番のものが一般的で、主菜に添える副菜のイメージですよね。

ひとくちにマカロニと言っても、形やサイズはいろいろあります。国によってもマカロニを指す範囲が変わるくらい、種類がいっぱい!
日本でもスーパーにはいくつものマカロニが並び、簡単に手に入ります。形やサイズによって茹で時間も違い、ソースの絡み具合も変わってくるので、同じレシピでも味や気分にも違いが出ますよね。
そんなマカロニを使った定番の「マカロニサラダ」。実はちょっとしたコツをおさえると、いつもよりもおいしくなるんです♪ すでにやってみている方も多いかもしれませんが、まずは定番のマカロニサラダの作り方を復習してみましょう! ちょっと変化させた味つけや具材を使った、アレンジレシピもご紹介します。
基本のマカロニサラダ

やっぱりおいしい定番のマカロニサラダ。大人も子どもも大好きですよね。茹で上がった後のマカロニが、冷めても固くならないコツや、滑らかな食感を作るコツをおさえて、いつもの定番の味も底上げしちゃいましょう!
【材料 3~4人分】
・マカロニ……100g
・ハム……4枚
・玉ねぎ……1/8個
・キュウリ……1本
・人参……40g
・茹で卵……2個
・サラダ油……大さじ1
・マヨネーズ……大さじ4
・牛乳……大さじ1
・塩コショウ……適量
具材

定番マカロニサラダといってもご家庭やお店によって具材が違いますよね。今回はハム、キュウリ、玉ねぎ、人参、ゆで卵の5種類を選びました。食感、味、彩りのバランスを考えて、我が家ではこの具材が一番多いですが、時間がないときや面倒な時には3種類に減ったり、ほかの具材を加えることもあります。
意外とおいしいのがりんご。甘酸っぱさが加わって人気です。粗めにつぶしたマッシュポテトも隠し味に入れると、クリーミーさと甘さが加わるのでオススメですよ。
コツ① 具材の下準備

ひとつひとつの具材に合わせて手を加えるので、実はちょっと手間がかかる一品ともいえるマカロニサラダ。具材は切ってそのまま混ぜてもいいのですが、ちょっとした下準備をしたほうが更においしくなりますよ。
■キュウリ
キュウリは塩(分量外)をかけしばらく置き、余分や水分やえぐみを取って使います。しんなりしてきたらしっかり水気を絞っておきます。こうすることでサラダに加えるときに水っぽくならずにシャキシャキしたキュウリを味わえます。
この方法が一般的ですが、実は我が家ではこのひと手間をしないこともあります。切ったままのキュウリは水分も多くて、瑞々しさと歯ごたえがしっかり。これはこれでおいしいので、その日の気分で作り方を変えています。

■玉ねぎ
生の玉ねぎが苦手という方もいますよね。独特の香りと辛味はサラダに加えると、味に奥行きが加わり、辛みが全体を引き締めてくれます。辛みは薄くスライスしてから水にさらしたり、塩もみしたりして取り除くと食べやすくなりますが、生の玉ねぎ本来の特徴がぼやけてしまうことにも。もちろん栄養も流出してしまいます。
水にさらす時間は5分程度と短めにして、玉ねぎの香りが飛びすぎないようにすると、サラダにしたときにちょうどよくなります。切ってしばらく空気にさらしておくことでも、香りや辛味が飛んで、食べやすくなるので試してみてください。

■人参
生食もできる人参ですが、硬さが他の具材と違いすぎると食べにくさも感じます。マカロニを茹でるお鍋に、最後に人参を加えてさっと火を通すと、手間もかからずスムーズです。切り方はいちょう切り、半月切り、短冊切りなどお好みで。
■ゆで卵
固ゆでのゆで卵は加えるとコクが出ておいしいですよね。細かくして混ぜても、大振りに粗く切って加えてもOK!
■ハム
ハムは少量でも加えると旨みが格段にUPします。半分に切ってからお好みの幅にカット。
コツ② 油でマカロニを守る

茹でたマカロニは、冷めると固くなる特徴があります。固くなる原因のひとつは乾燥です。この乾燥を防ぐために、お湯を切ってすぐに油を加えてマカロニをコーティングしてあげましょう。私は、主にオリーブオイルを使用しています。
コーティングすることによって、マカロニ同士がくっつくことも防げますし、しっとりした状態が保てます。また、茹で上がった後も他の食材から水分を吸ってふやけるのも防ぐことができ、おいしい食感が持続します。
コツ③ 適度な滑らかさとしっとり感

マカロニが冷めたら具材と調味料を加えて仕上げます。具材は余分な水分をしっかりと切って加えることがとても大切です! 具材の水分をしっかり切っていないと味が水っぽくなるので注意。

マヨネーズだけで和えると、少しモソモソしてしまうことも。具材の水分量やマカロニの種類にもよりますが、マヨネーズに牛乳を加えて、適度な滑らかさを調整します。
以上のコツをおさえると、しっとりなめらかなマカロニサラダができあがります♪
マカロニサラダ アレンジレシピ

マカロニサラダは、具材や味つけを変えるだけでもバラエティー豊かにアレンジできます。パスタメニューのひとつとして、手軽にお気に入りのアレンジを増やすこともできます。お好みの食材や調味料を使って作ってみてください。
きのことベーコンのバジマヨマカロニサラダ

バジルで作るジェノベーゼソースでイタリアンな味のグリーンマカロニサラダにしました。カリカリに焼いたベーコンときのこの組み合わせはジェノベーゼソースによく合います。
【材料 3~4人分】
・マカロニ……100g
・ベーコン……40g
・きのこ(椎茸、しめじ、エノキ)……合わせて100g
・ジェノベーゼソース……50g
・マヨネーズ大さじ2
・オリーブオイル……大さじ1
・塩コショウ……適量
きのこは3種類を合わせて100g使用しました。今回は椎茸、しめじ、エノキで作りましたが、マッシュルームやエリンギなど、お好みのきのこでOKです。

【作り方】
①ベーコンは1cm幅に切る。きのこはそれぞれ石づきを落とし、椎茸は1㎝幅に切り、しめじは割き、エノキは半分に切ってほぐす。
②ベーコンをカリカリに炒める。
③きのこを加えて炒め、塩コショウで下味をつける。
④ジェノベーゼソースとマヨネーズを混ぜる。
⑤マカロニを茹で、お湯を切ってからオリーブオイルを混ぜる。
⑥マカロニが冷めたら③と④を加えて混ぜる。
お好みでブラックペッパーを振ってください♪
オーロラソースのシーフードマカロニサラダ

マヨネーズとケチャップを混ぜて作るオーロラソース。隠し味にスイートチリソースを加えて味に深みを出せばシーフードと相性抜群です。しっかり絡むクリーミーなソースで、大人も子どもも好きな味に。
【材料 3~4人分】
・マカロニ……100g
・シーフードミックス(冷凍)……120~150g
・玉ねぎ……1/8個
・セロリ……40g
・オリーブオイル……大さじ1
・マヨネーズ……大さじ2
・ケチャップ……大さじ2
・牛乳……大さじ1
・スイートチリソース……大さじ1

【作り方】
①セロリを薄く切って塩(分量外)をかけて、しんなりさせてからしっかり絞る。
②玉ねぎを薄くスライスして水にさらし、しっかり絞って水気を取る。
③マカロニを茹で、終わり1~2分にシーフードミックスを加えて一緒に火を通す。
④お湯を切って、オリーブオイルを混ぜる。
⑤マカロニが冷めたら、セロリ、玉ねぎ、ケチャップ、マヨネーズ、牛乳、スイートチリソースを加えて混ぜる。
パンチのある味にしたい場合は、スイートチリソースの割合を増やしたり、お好みで調整してください。パセリやセロリの葉を刻んでかけると彩りがきれいです。
カラフル和風マカロニサラダ

洋風なイメージのあるマカロニサラダですが、和風の味つけもいいですよ♪ 茹でたマカロニに加える油をごま油にして、香りよく仕上げました。今回は子どもが大好きな枝豆やコーンをたっぷりと加え、味のアクセントに三つ葉を使っています。
【材料 3~4人分】
・マカロニ……100g
・カニカマ……6本
・三つ葉……3~4束
・むき枝豆(冷凍)……100g
・コーン(冷凍)……100g
・ブロッコリースプラウト……少量
・トマト……1/2個
・ごま油……大さじ1
・ごま……大さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ2
・マヨネーズ……大さじ1
枝豆とコーンは手軽に使える冷凍のものを使用しました。具材はかなりたっぷりめです。お好みで量は増減してください。

【作り方】
①三つ葉を4cm幅に切ってサッと茹で、冷水にとってからしっかりと絞って水気を切る。
②カニカマは食べやすく割く。
③マカロニを茹で、終わり1~2分ごろに枝豆とコーンを加えて一緒に火を通す。
④お湯を切り、ごま油を混ぜる。
⑤マカロニが冷めたら、三つ葉、カニカマ、ごま、めんつゆ、マヨネーズを加えて混ぜる。
⑥ブロッコリースプラウトと薄く切ったトマトを飾る。
めんつゆの代わりにポン酢で作るとさっぱり味になります。大人はラー油をかけて食べるのもオススメです。
まとめ
人気の定番メニュー・マカロニサラダ。おうちで作っても、お店で食べるようなしっとり滑らかな食感と味にするには、コツをしっかり押さえることが大切です。マカロニの形やサイズ、具材や調味料によっても変わるので、ご家庭の好みの味に調整して、仕上げてみてください。今回紹介したアレンジの他にもカレー粉や粉チーズを混ぜてみたり、お酢やマスタード、わさびを効かせて大人味にしてもいいですね♪