
我が家はこうしてダニと決別した! ダニ対策で手放したモノ
ダニやハウスダストは、人によっては健康被害ももたらす面倒な存在です。家族全員アレルギー体質の我が家では、かなり意識してダニ対策をしてきましたが、「あるもの」を手放してからは、かかる手間が半減。家事がとっても楽になりました。
こんにちは。ライフオーガナイザー®近藤こうこです。
おうちの中でもダニが発生しやすい場所といえば、カーペットやソファ、寝具です。まめに掃除機をかける、ダニ除去スプレーをして死滅させる、日干しする、などが通常のダニ対策だと思いますが、どれも結構面倒な作業……。
でも我が家ではずっと使っていた「あるもの」を手放すことで、ダニ対策の手間を半減させることができました。何を手放してどう快適になったのか、「我が家流ダニ対策」をご紹介します。
マット類を持たない
リビングのラグマットを手放す
ダニ対策で一番大変だったのがリビングのラグマットでした。はじめは見た目を重視してシャギータイプのものを敷いていたのですが、ダニ対策がとても大変。
その後、防ダニ加工がされているものや自宅で洗えるものなどを試してみましたが、大きいラグマットは洗うのもひと苦労。毎日洗うものでもないので、いずれにしても掃除機がけは必須ですし、手間はあまり変わりませんでした。
そこで、思い切ってラグマットを手放すことに!
手放して1年以上たちますが、家族からの不満の声はなく、掃除も洗濯も不要になったのでとっても楽になりました。リビングにラグマットがなくなったことで掃除機やモップもかけやすくなりましたし、お部屋もすっきりして思っていた以上にメリットが大きかったです。

くつろぐときはヨガマットを活用

我が家にはトレーニング用にヨガマットを2つ常備しているので、床で寝そべりたいときはヨガマットやストレッチポールを活用しています。
ヨガマットはときどき除菌ウェットシートなどで汚れをふき取るくらいで管理も簡単ですし、気軽に買い替えられるのが魅力。クッション性もありますし、使用しないときは丸めて収納できるので、ラグマットの代用品としても大活躍しています。

玄関マット&トイレマットを手放す
ラグマットを手放したメリットが大きかったので、その後玄関マットとトイレマットも使うのをやめました。
玄関マットには外から帰った際のチリやホコリを吸収する役割があったり、トイレマットにも汚れを吸収したり、床をキレイに見せる役割があったり、それぞれ必要性がないわけではありません。
でもだからこそ、マットのマメなお掃除が必要で、放置しておくと逆に不衛生なものになってしまいます。
3日に1回、最低でも1週間に1回の洗濯&掃除機が必要だとしたとき、私は毎日床をさっと拭くだけのお掃除の方が楽だと判断し、手放すことにしました。
トイレは朝家族が全員外出したあとに必ずトイレ用掃除シートで拭き掃除をしますし、玄関もフローリングワイパーでさっとお掃除をしていますが、かかる時間は両方合わせても3分程度。
洗濯のサイクルを気にしたり、ほかの洗濯物と分けて洗ったり、マットを持っている場合の面倒な作業と比べるととってもシンプルなので、ズボラな私にはわかりやすくて快適です。
洗えない布団は持たない
防ダニ加工で洗える寝具を選ぶ

ダニの温床になりやすいもうひとつの場所が寝具。
我が家の場合4人ともベッドで寝ているので、ベッドマットだけはきちんとしたダニ対策が必要ですが、それ以外の寝具は洗えるものを使用しています。
洗う頻度が高いと消耗も早いので、掛け布団やベットカバーは高価なものは選ばず、コスパがよくて機能性も高いニトリの寝具を愛用中。
ニトリには抗菌防臭・抗アレル物質加工のものや、洗濯機で洗える寝具がたくさん販売されています。洗える羽毛布団まであって、品揃えも豊富なので、ぜひチェックしてみてください♪


ダニ対策機能つき洗濯機を活用する
洗える寝具とはいっても、ダニが生きたままの状態でお洗濯をしても除去しきれないので、洗う前に高熱を加えダニを死滅させてから洗うのがベストな方法です。
そこで活躍するのが、ダニ対策機能がついた洗濯機。
我が家では洗濯機を選ぶときにもダニ対策を意識して購入しました。今使っている洗濯機にはダニを高熱で死滅させ、洗い流してくれる「ダニ対策コース」というのがついているので、事前に布団乾燥機や日干しをしなくてもOK!
アレルギー体質の家族がいるご家庭は特に、ダニ対策機能のついた洗濯機があると安心かもしれません。通常の乾燥機能でもダニを死滅させることはできるそうですが、その場合は事前に乾燥機をしてからお洗濯することをオススメします。
ぬいぐるみを持たない
ぬいぐるみでもダニは大量に繁殖しやすく、ぬいぐるみが原因でアレルギーを発症するケースも少なくないそうです。幼いお子様だとまったく持たないことは難しいかもしれませんが、なるべく数は最小限にし、きちんとダニ対策をするのが望ましいでしょう。
我が家では子供が小学生に入ったころから、定期的に子供に問いかけ、子供が不要と判断したぬいぐるみは手放していくよう心掛けました。
ぬいぐるみは基本的には可燃ごみで処理できますが、ごみとして処理をするのはなんだかかわいそうですよね。そんなときは、近くの神社やお寺にお願いしてお焚き上げをしてもらいましょう。事前に問い合わせをして、お焚き上げ料を添えて持ち込めば対応してくれます。

まとめ
忙しい中でまめにダニ対策をするのはとても大変ですよね。
ダニシートやダニ退治スプレーなど、便利グッズを活用して簡素化することもできますが、ダニがつきやすいものを持たなければ、時間的にも経済的にも大きなメリットが生まれます。
・ダニの温床になるものはなるべく持たないこと
・ダニがつきにくいアイテム選びを心がけること
ぜひ実践してみてくださいね。