みじん切りがラックラク♪ ダイソー「ハンドル野菜カッター」
売り切れが続出するくらい人気の、ダイソーのキッチングッズ「ハンドル野菜カッター」。簡単に野菜のみじん切りができて、忙しいときや子どものお手伝いに使える便利アイテム。実際の使い心地やどんな食材に使えるのかレビューします。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
調理の中で、手間や時間がかかる作業のひとつがみじん切り。できるだけ切る工程を少なくしたいけれど、料理によってはどうしても必要なときがありますよね。子どもが大好きなハンバーグや餃子、ミートソースなど、たまねぎやキャベツ、にんじんといった野菜を細かくしないと作れないメニューはたくさんあります。
ちょっと労力が要るけれど避けられないみじん切り作業を、楽しくラクにしてくれる便利アイテムがダイソーで販売されています。
ダイソー「ハンドル野菜カッター」
とっても似ている類似品は各メーカーから販売されているのでご存じの方も多いと思いますが、ダイソーの「ハンドル野菜カッター」は食材を細かくカットできる道具です。
100均のダイソーとはいえ、さすがにこちらは100円ではなく300円商品。それでもかなりのお手ごろ価格でびっくりします。
紐のついたハンドルを引っ張ると、刃が回転して食材をカットしてくれます。包丁を直に持って切るわけではないので、子どもがお手伝いで使用するのも◎。刃は容器の中にあるので触れることもなく、子どもが使っても安心。紐を繰り返し引っ張る作業はちょっと楽しく、遊び感覚で取り組めます。
構造とセットの仕方
■材質(耐熱温度)
ボウル:ポリスチレン(70℃)
フタ、ハンドル、カッタースタンド:ポリプロピレン(100℃)
滑り止めリング:合成ゴム(70℃)
カッター:ステンレス鋼
■サイズ:13cm × 13cm × 9cm
コンパクトサイズです。ブレンダーやミキサーのように大きいと、置く場所に困ったりしますが、これなら使いやすい場所に置けそう。手動で動かすので、電池もコードもありません。コンセントの場所を気にする必要がないから、どこでも使えるのがポイント。持ち運びもラクラクで屋外でも使え、アウトドアにもオススメ。
3つのパーツに分かれる構造になっています。外せるのでお手入れしやすいのもポイントのひとつ。
ボウルの底の中央には突起があり、刃がついているカッタースタンドがはめられるようになっています。凹凸がはまっているだけでカチッと固定するような作りではなく、このままではグラグラします。固定してしまうと、刃が回転できないのでこの緩みも大事。
カッタースタンドには3枚の刃がついていて、上部には四角い穴が開いています。刃にはカーブしていてカットするときに力がかかりやすそう。刃物なので触ると危険です。直かに触ったりしないようにすること、特に子どもが使用するときには、年齢に合わせて危険のないように注意が必要です。
フタの中央には四角い突起があり、スタンドにはまります。このフタの四角い突起が、ハンドルを引くと回転し、カッタースタンドも回転する構造になっています。こちらもカチッと固定するものではありませんが、四角いので滑らず、カッタースタンドもスムーズに一緒に動くわけです。
フタについたハンドルは、指がかけやすい形になっています。
ハンドルの紐は引っ張り切ると40㎝以上の長さ! 全開で引っ張り続けると、ある種のエクササイズになりそうなくらい(笑)。使うときは引っ張りやすいところまで引くだけで大丈夫です。
ボウルの底には滑り止めのゴムがついています。溝にはめ込んであるだけなので、取り外し可能。汚れたら外して洗うことができるので衛生的。
取り扱い上の注意
■保管方法
・異金属と接触した状態で保管しないでください。
・直射日光、高温多湿の場所は、避けてください。
■取り扱い上の注意
・初めて使用する際は、食器用洗剤等で水洗いしてください。
・カッターの部分に触れないでください。
・平らな場所で使用してください。
・レモンなど柑橘類の皮に含まれるテルペンや、油脂によって変質することがあります。
・指や首に巻きつけないでください。
・強く引っ張らないでください。
・投げたり、振り回したりしないでください。
・タワシ、又はクレンザーは使用しないでください。
・冷蔵庫や冷凍庫で使用しないでください。
・食器洗浄機、食器乾燥機、電子レンジは使用しないでください。
・塩分が付着したまま放置しないでください。
・乳幼児の手の届かない場所で使用、保管してください。
・変形、破損した場合、直ちに使用を中止してください。
・火や熱源のそばに置かないでください。
・本来の用途以外に使用しないでください。
【使用方法】たまねぎを切ってみよう!
みじん切りといえばたまねぎ。使う頻度が高いのに、涙も出るから大変。これが簡単にみじん切りできると本当に助かるので、まずはたまねぎで使い方をマスターしてみましょう!
まずはボウルに刃をセットし、たまねぎを大きめにザクザク切って入れます。量はボウルの半分以下。多いと上手く回転できないので詰めすぎないようにしましょう。たまねぎ半分くらいが入ります。
カッタースタンドとフタの四角い凹凸を合わせ、フタをしっかり閉めたらハンドルを引っ張ります。このとき、はじめの数回はかなり手ごたえが固く、スムーズに動きにくい感触。無理に力を入れると壊れそうなので、様子を見て少しずつ小刻みに動かしてみたら、何度か引っ張るうちに軽く引っ張れるように。
10回引っ張って粗みじん。炒飯や、少し食感を残して使いたいときにはもうこれでいいくらい。
20回で普段使うようなみじん切りのたまねぎに。大きさに多少の偏りが出るときは、フタをおさえてボウルを上下に振って、たまねぎを動かしたりすると均一になってきます。
30回もすると、かなり細かなみじん切りに。丁寧にみじん切りにしたくらいの状態にまでなります。
こんなにきれいで細かいたまねぎのみじん切りが簡単にできました! そして全然涙が出ることなく完了! これは便利です。
いろいろな食材を切ってみよう!
たまねぎのほかにもみじん切りができると助かる食材はたくさんあります。いろいろな食材で試してみましょう♪
キャベツ
餃子やたこ焼き、コールスローサラダなどに使うキャベツ。手でちぎってポイポイと入れ、カット開始。10回ではかなり大きさに偏りがありましたが、20回で十分使える大きさ、30回では細かめのみじん切りに。
料理によって使いたい大きさは違いますが、手動なので調整しやすいのも強みです。
セロリ
ミートソースなどで味に深みをつけてくれるセロリ。繊維質なので、最初の数回は引っ張りにくく、10回ではまだ大きめの粗いカット。20回のころには十分細かくなってきました。
30回だとかなり細かい大きさに。
にんじん
根菜は包丁で切るにも力が要りますが、こちらでも同じ。刃が食い込んで動かず、最初の数回は様子を見ながら引っ張ったほうがよさそうです。はじめに入れるときに小さめに切って入れるとよりスムーズにカットできるので、ほかの食材よりも小さめにしてから入れるといいかも。
固い分、10回ではまだまだ、20回でやっと粗みじん、30回でようやくみじん切りになりました。
大きさにムラができやすいです。
じゃがいも
同じく根菜のジャガイモ。こちらも最初は刃が食い込んで動かず、数回は慎重に動かしましたが、にんじんと比べると水分量も多いので、すぐにスムーズに引っ張れるようになりました。1度スムーズになると早く、10回でも使える大きさ、20回ではかなり細かいみじん切りに。
30回だと細かすぎるくらい。
トマト
水分の多いトマトは、包丁でカットするような状態にするのは難しいようです。トマトが半分つぶれた感じになり、均一にカットはできません。水分も出て20回が限界。
トマトのみじん切りとしてではなく、ソースにしたり、煮込み料理に使うのにはピッタリ。
しめじ
旨み食材としてキノコ類をみじん切りにすることもありますよね。柔らかい食材なので、抵抗感はなく最初からスムーズにカットできます。
10回で細かくなるので早いです。
ゆで卵
野菜以外でもカットできるものならなんでも使えます。タルタルソースや卵サンドに、ゆで卵をみじん切りにするときもあっという間。
10回で十分そうです。
生パン粉
ちょっとだけ余った食パンがあったら試してみて。
あっという間にふわふわの生パン粉ができます。
ナッツ
お菓子作りによく使うナッツのみじん切り。
トッピングや具材として使うなら粗く、生地などに混ぜ込むなら細かくカットできます。
ビスケット
同じくお菓子作りでビスケットを細かくすることも多いので試してみました。
粉になるのはちょっと時間がかかりそうですが、粗めに粒を残したいときにはちょうどいいです。
香味野菜ミックス
単品でカットするだけでなく、複数の食材をみじん切りにすることもできます。ニンニクやネギ、ショウガなど、香味野菜などは少量ずつ合わせて使うことが多いので、1度にカット。
香味野菜だけでなく、少量ずつ複数の野菜をカットするときも多いので1度にできたらすごく時短できます。
フルーツミックス
フルーツのカットは、水分量が多いのであまりきれいにできませんが、バナナなど柔らかくつぶれるようなフルーツを入れてみると、少し粒が残ったペースト状に。ハンドブレンダーのような滑らかなペーストを作ることは難しいですが、柔らかいフルーツならスムージー作りも可能。
牛乳やヨーグルトを加え、甘みをはちみつなどで調整すればOK! ミキサーがなくても作ることができます。
まとめ
ダイソーのハンドル野菜カッターは遊び感覚で楽しくみじん切りができる便利アイテムです。野菜が飛び散ったりすることもなく、細かさも調整しやすいので、料理に合わせてカットできます。包丁を出して作業するのが億劫な時、屋外や場所が少ないとき、子どものお手伝いのきっかけとしてもオススメ。離乳食作りにもピッタリなので、上手に取り入れて時短しましょう。食材によってははじめの数回は硬くて動かしにくい場合もありますが、様子を見ながらハンドルを引っ張ってくださいね♪