吉川ひなのさん出産動画を公開「出産は命懸けだけど怖がる必要はない」
ハワイで暮らすモデルの吉川ひなのさんが、第三子を出産したときの密着動画を自身のYouTubeチャンネルで公開しました。夫がカメラを構え、出産4日前からの様子をじっくり収めています。
陣痛から分娩まで、動画で密着
今年6月に第三子となる女の子を出産した吉川ひなのさん。このほどYouTubeチャンネルにて、出産に密着したドキュメンタリー動画を公開しました。パパさんがカメラを回し、出産4日前から誕生の瞬間までが収められています。
吉川さんにとって三回目の妊娠・出産となる今回は、つわりが今までで一番キツかった半面、マイナートラブルは少なく、かつて悩まされた頭痛もなく、足も一回しかつらなかったそう。お腹の赤ちゃんはすでにいつ生まれてもいいサイズに成長しているはずが、なかなか陣痛が来ないため、吉川さんは毎日朝晩に家族と近所の森林をウォーキングしていました。
そしてある早朝、いよいよ陣痛が。「これは間違いなく陣痛です」と笑顔の吉川さん。徐々に短い間隔で強い痛みが襲うようになりましたが、「眉間にシワを寄せない、つらくても力を入れない、歯を食いしばらないことが大事。ハァーッって力を逃すの」と微笑み、上手に痛みを逃しているようでした。陣痛中、パパさんの握ったおにぎりが登場し、「こんなにおいしいおにぎり食べたことない」と頬張る場面もありました。
そしていよいよ誕生の瞬間。赤ちゃんの産声と、出産に立ち会った家族の歓声が響き渡りました。分娩の経過は順調で、安産だったようです。
吉川さんはInstagramにも、出産直後の赤ちゃんを抱く自身の写真を投稿。思い描いたバースプラン通りの結果を得られ、満足しているようです。また、最近「出産がすごく怖いんだけど、どうしたら怖くなくなるの?」というコメントをたくさんもらうそうで、「わたしは、出産は命懸けだけど怖がる必要はないと思ってる」と綴っています。実際、ドキュメンタリー動画での吉川さんは常に余裕の表情で、ゆったり構えている様子がうかがえました。
出産直後でも笑顔の吉川ひなのさん
パパ撮影の出産ドキュメンタリー
バースプランとは?
妊娠中、産院などでは適切な時期に「バースプラン」を立てることをすすめられます。バースプランとは、妊娠中や出産時に関する希望やお願いがある場合に、医師・助産師に求めることなどを記入するもの。分娩方法の希望だけでなく、育児の考え方・希望なども記入できます。
具体的には、「分娩スタイル」「分娩の場所や立ち合いについて」「陣痛中の過ごし方」「分娩後にしたいこと」「入院中にお願いしたいこと」などを記入します。
前向きにバースプランを立てることで、主体的な出産意識を持ち、「私らしく、満足な出産体験」となることが期待できます。バースプランを立てる過程で、どのようなお産にしたいか、陣痛時はどう過ごしたいか……など具体的に考えることで、自然と自身の出産と向き合うようになります。すると、心の準備ができ、出産に安心して臨めるようになるというメリットがあります。
もちろん、希望したことが医学的な理由でNGだったり、産院の設備などの問題で希望に沿えないこともありますが、「自分がなぜそれを大事にしたいのか」「自分がそのために努力していることは何か」などを伝えることで、医療者とのコミュニケーションが深まり、信頼関係を作れる可能性もあります。バースプランでは「やりたくないこと」も相談できるので、出産に関して過剰な不安やストレスを抱えにくくなるというメリットもあると言えます。