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2022年01月05日 16:13 更新

お宮参りはいつ行くの? 日程の決め方と時期をずらす場合の注意点

赤ちゃんの健やかな成長を願い、初めて神社に参拝する「お宮参り」。本来はいつごろ行くものなのか、ご存じですか? また、体調や気候によって時期をずらしたい場合、どのようなことに注意して日程を決めればよいのでしょう。お宮参りの時期と日程の決め方、時期をずらす場合の注意点について解説します。

お宮参りはいつ行く? 時期について

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性別、地域によって若干異なりますが、一般に、お宮参りの時期としては、生後1ヶ月を目安にすることが多いです。

出産後、ママがいつでも横になれるよう敷きっぱなしにしておいた布団を片付ける床上げ(とこあげ)は、出産から約21日後、産後3週間ごろが目安。また、生まれたばかりの赤ちゃんをとりわけ注意して見守りたい新生児は、生後28日まで。お宮参りする時期とされる生後1ヶ月というのは、産後のママや赤ちゃんにとって、ちょうど外出しやすくなってくる時期といえます。

ただし、ママと赤ちゃんの体調がすぐれない場合や、真夏や真冬など赤ちゃんにとって過ごしにくい季節であれば、もちろん時期をずらしてもかまいません。体調や気候を考慮して、いつお宮参りに行くかを決めましょう。

男の子・女の子別のお宮参りの時期

お宮参りに行く日は、正式には、赤ちゃんの性別によって多少異なるとされることがあります。

広く伝わっているのは、男の子の場合生後31日目、女の子の場合生後32日目にお宮参りを、というしきたり。赤ちゃんが生まれた日を生後1日と数えます。

地域別のお宮参りの時期

お宮参りの時期は、地域によっても変わります。

北海道地方は、生後100日前後に参拝することが多いようです。また、東北地方の山形県の一部地域では、生後51日目というしきたりが残っています。ただし、寒さが厳しい地域なので、生後の日数にこだわらず、暖かくなってから参拝するという考え方もあります。

関東地方のお宮参りは、生後30日前後から100日前後。北陸地方や甲信・東海地方は地域によってさまざまですが、たとえば山梨県では生後30日から50日で参拝する風習があります。

中国地方の岡山県では、男の子なら生後30か32日目、女の子なら33日目にお宮参りするという風習が残っているそう。

沖縄地方では、伝統的にお宮参りをしないことも多いですが、代わりに、生まれてから100日目に先祖のお参りをする地域があります。

地域によってしきたりが異なるため、祖父母に聞くなどして、調べてみるのもおもしろいですね。

お宮参りに縁起のいい日とは?

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お宮参りの日程を決めるときに、六曜を気にする方もいるかもしれません。六曜はその日の吉凶を占うもので、「大安・先勝・友引・仏滅・先負・赤口」があります。

お宮参りは必ずしも六曜にこだわらなくてはならないわけではありませんが、気になる方のために、縁起のいい日の考え方をご紹介します。

大安・先勝・友引がベスト

六曜でおめでたい日、慶事にふさわしい日とされているのが大安・先勝・友引です。大安は「1日中縁起のいい日」とされており、お宮参りにぴったりです。神社が混み合っている可能性もありますが、いい日取りを選びたい方はカレンダーで大安の日をチェックしましょう。

先勝は「午前中は吉、午後は凶」の日です。午前中に参拝するなら、先勝もおすすめです。

友引は「朝と夕方は吉、昼は凶」の日です。友人を引き連れる日なので、お祝い事に向いています。

仏滅・先負・赤口は控えよう

六曜を気にする場合は、仏滅・先負・赤口を避けましょう。

仏滅は「1日中凶」の日です。結婚式などほかの慶事もふさわしくない日とされています。

先負は「午前中が凶、午後が吉」の日です。神社にお参りするのは午後より午前中の方がふさわしいとされていますが、仮に午後にお宮参りをするなら、先負の日でも問題ないでしょう。

赤口は「午前11時から午後1時は吉、それ以外なら大凶」です。吉の時間帯に出かけられればいいですが、それ以外は仏滅より悪いと考えられています。

ただし、最近は六曜にこだわらない家庭も多いです。ママと赤ちゃんの体調や気候を優先して日取りを決めましょう。

お宮参りはいつまでに行けばいい? 時期をずらす場合の注意点

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体調や気候により、生後1ヶ月ごろにお宮参りができない場合、いつまでに行けばいいのでしょうか。

お宮参りの時期の目安は生後3ヶ月まで

お宮参りは、生後3ヶ月後までを目安に行くといいでしょう。地域によっては、お宮参りと生後100日前後におこなうお食い初め(百日祝い)と兼ねるところもあります。

また、3ヶ月後も難しい場合は、生後半年を目安にするのでもいいでしょう。大事なのは赤ちゃんの無事の成長を祝う気持ちです。あまり形式にこだわる必要はありません。ただ、生後1年となると、初の誕生日に重なってしまうので、それまでには済ませておきたいですね。

お宮参りの時期をずらす場合は祖父母に事前相談がベター

体調や気候によっておみやまいりの時期をずらしたい場合、事前に祖父母に相談するのがおすすめです。

最近はコロナの影響で減ってはいるものの、お宮参りに赤ちゃんの祖父母が同行するケースはまだまだ多いです。祖父母も、孫のお宮参りを楽しみにしている可能性があります。また、古いしきたりを気にしすぎる必要はないといっても、地域や世代によっては考え方にギャップがあることも。

地域の風習にもくわしいことが多いため、事前に相談しておくと安心です。

お宮参りの写真撮影はいつ・どうやっておこなう?

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お宮参りでは、赤ちゃんを正装させることも多く、写真をたくさん残したいというママパパは多いでしょう。自分たちで写真を撮るのもいいですが、お祝い事なのでフォトスタジオや写真館を利用するのもいいですね。

フォトスタジオでは祝い着(着物)のレンタルを行っているところがあり、写真館の中だけではなく参拝時にも使用できる産着を貸している場合があります。また、授乳室やベビーベッド完備のフォトスタジオなら、赤ちゃん連れの外出に慣れていなくても、チャレンジしやすいですね。

お宮参り当日に写真撮影するケースが多い

お宮参りの写真撮影は、当日に行うことが多いです。参拝前後にフォトスタジオを訪問して撮影してもらったり、出張カメラマンに参拝に同行してもらったりします。



ただ、必ずしもお宮参り当日に撮影しなくてはいけないわけではありません。お宮参り当日は気候に合わせた過ごしやすい服装にし、写真だけ正装で残しておく、というケースも多いようです。まだ赤ちゃんが長時間の外出に慣れない時期なので、ご機嫌な赤ちゃんを写真に残すためにも、撮影日は撮影だけに集中する、という作戦もありですよ。

お宮参りの写真の撮影方法

お宮参りの写真は、フォトスタジオ・写真館で撮影する方法と、出張カメラマンに依頼して神社で撮影してもらう方法があります。

写真館での撮影は、きちんとした雰囲気の写真が撮れるのが魅力です。出張カメラマンなら、自然な雰囲気の写真を残してくれます。どのような写真を残したいのかを考えて、依頼先を決めてください。

まとめ

お宮参りは赤ちゃんが生まれてから1ヶ月を目安に行います。男の子は生後31日目、女の子は生後32日目とされていますが、厳密に守る必要はありません。赤ちゃんとママの体調や気候を考慮して日程を決めましょう。

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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