【働くママ調査】ワンオペ家事育児撲滅! 協力し合う夫婦がしている工夫とは?
ママも当たり前のように働く時代のなか、家庭内で起こる「ワンオペ」は身近な問題でしょう。昨今では妻だけが家事や育児をするのではなく、協力し合う夫婦も多数います。今回は、「妻がワンオペにならないように夫婦で工夫していること」についてのアンケート調査結果をご紹介します。みなさんのさまざまな工夫を垣間見ることができますよ。
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妻が家事育児でワンオペにならないよう、夫婦で工夫していることはありますか?
分担制・当番制を取っている
今回のアンケート調査でもっとも多かったコメントは、「当番制または交代制にしている」でした。「私ばっかり家事してる」や「俺ばっかり子どもを送りに行ってる」にならない工夫のひとつですね。「~ばっかり」は、夫婦が揉める原因になりがち。当番制や交代制にすることで、どのくらいその家事や育児が大変なのかがわかるため、相手を思いやる気持ちが持てるのかもしれません。
さらに、下記のようなひと工夫を加えているママもいました。
当番表があれば一目瞭然! 責任感も出やすいでしょう。とてもいいアイデアですね。
ただし、夫婦どちらかが仕事で急な残業になってしまったり、子どもの体調が悪かったりして当番表通りにならない場合もあり得ます。その際はお互いに歩み寄ってカバーする姿勢が大切です。
できるほうがやるシステムにしている
「どちらか手の空いているほうがやる」「時間の調整ができるほうがやる」「得意なほうがやる」というシステムを取っている夫婦もいます。「料理は好きだけれど、後片付けは面倒」な妻に対し、「料理はできないので、食器洗いはする」夫なら役割分担ができますよね。
ただ、「気づいたほうがやる」の場合、いつも気づくのが自分ばかりで不満、ということが起きない仕組み作りが必要です。
送迎について
交代制なら仕事の調整も取りやすいかもしれませんね。保育園での様子を夫婦で共有できる強みもあります。
子どもの体調が悪いとき
小さな子どもはよく体調を崩しがち。急な発熱で保育園からお迎え要請があったり、仕事を休まなければならなくなったりと、急にあたふたすることが起こります。
そんなとき、妻ばかりが仕事を休まなければならない、早退しなければならないだと、職場で肩身が狭くなってしまいますよね。夫も「子どものことは平等」という思考で、柔軟に動いてくれると大助かりです。
妻が息抜きしたいとき
普段家事や育児の比重が妻に大きくのしかかっている場合は、休日には夫に子どものお世話をしてもらいましょう。ときには妻がひとりになることも大切です。出産後は、自分のペースで、自由に動けることって普段はほとんどないのですから。
話し合う・相談し合う
話し合いや相談し合うことは大事。夫婦と言えど、結局は他人。「言わなくてもわかるだろう」「きっと相手はこう思っているだろう」では、最終的に夫婦どちらかが我慢の限界を迎え、やがて大喧嘩に発展してしまうことだってあります。
大切な間柄だからこそ、常日ごろ思っていることや感じていることを伝える必要があるのではないでしょうか。
相手を思いやる気持ちを持つ
素敵で、なおかつ根本的なことを思い出させてくれるコメントを寄せてくれたママもいました。忙しくて余裕がなくなると、相手を思いやる気持ちがなくなりがち。そういったときにこそ、夫婦どちらかから気遣えたら最高ですね。
仲の良いパパとママなら家庭の雰囲気もいいので、子どもも安心して生活できるでしょう。
まとめ
今回のアンケート調査結果では、夫婦で協力し合ってワンオペにならない工夫をしていることがわかりました。時代とともに夫も「家事や育児に協力する」スタンスではなく、家庭のことも子どものことも「率先する」スタイルになりつつあるようです。
夫婦双方から「今日も一日お疲れさまでした」という言葉が出れば、円満な家庭を保てるのかもしれません。感謝する気持ちを大切にしたいですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年8月3日~8月7日
調査人数:150人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)