おうちで作れる♪ 北欧風ナチュラルテイストのクリスマスオーナメント
今年はおうち時間をほっこりと温かくしてくれる、北欧風のクリスマス飾りを作ってデコレーションしてみませんか? 北欧スタイルに見せるコツや、すき間時間に作れる簡単なオーナメントの作り方をご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
もう間もなくクリスマスですね。クリスマスといえばサンタクロース。北欧・フィンランドにはサンタクロース村があり、本物のサンタクロースが住んでいるといわれています。
そんな北欧にとってクリスマスは、長く厳しい冬の中での一大イベント! とはいえ、シンプルでナチュラルな生活を好む北欧らしく、クリスマスのデコレーションも素朴ながら温かみのあるものが多くなっています。
今回はクリスマスに取り入れやすい、すぐに作れる北欧風オーナメントを集めてみました。北欧スタイルの特徴をおさえれば、グッと落ち着いてナチュラルな雰囲気になるので試してみてくださいね。
北欧風に見せるコツ
クリスマスのデコレーションを北欧風にすると、ほっこりと温かく、ぬくもりを感じる雰囲気に。北欧風に見せるコツは3つ!
【ナチュラルカラー&アースカラーをベースに】
ナチュラルカラーとは自然素材の色のこと。洗いざらしの染色されていない生成りの天然繊維や木目をイメージする白、オフホワイト、ベージュなど。アースカラーはに、自然界にある中でももう少し色味が濃い茶色や深みのある緑や黄色などが含まれます。どちらも落ち着きのある自然な色合いで、これらをベースにした色使いにするのが、北欧スタイルの特徴。部屋の中をデコレーションするときは、まずは色を押さえておくと、北欧風にしやすくなります。
【シンプルでスタイリッシュを心がける】
北欧インテリアはすっきりとしたデザインだけど、使い心地やデザイン性がすぐれているものが多いというのも特徴のひとつです。ごちゃごちゃいろんなものを飾るよりも、インテリアが引き立つようシンプルに配置してみて。
【ポイント使いをうまく取り入れよう】
家具などはナチュラルな雰囲気のものが多いですが、ファブリックは思いっきりビビットで大胆なデザインのものを取り入れるなど、北欧風はおしゃれさや遊び心も感じさせてくれます。ポイント使いで個性も出せ、全体を引き締める効果も。ベースの色にアクセントをつけるように使ってみてください。
本格的な北欧スタイルにするには大変ですが、3つのコツを意識して、クリスマスのオーナメントの飾り方や色合いを調整してみてください。
北欧の妖精トムテ
北欧のクリスマスといえば、サンタさんを思わせるひげもじゃの妖精が人気です。スウェーデンではトムテ、ノルウェーやデンマークではニッセ、フィンランドではトントゥという名前で、サンタクロースはユール(クリスマス)トムテと呼ばれています。
日本でも北欧インテリアの人気とともに、トムテを思わせるクリスマスオーナメントを多く見かけるようになりました。毛糸やフェルトを使って作ると、温かみのある仕上がりになります。今回は毛糸を使った作り方をご紹介します。
【材料】
毛糸(帽子用、色は赤・白・緑、太さは並太、極太くらい)、毛糸(ひげ用、白のふわふわしたもの)、ウッドビーズ、雪の結晶ガーランド、トイレットペーパーの芯
【帽子の作り方】
① 毛糸を20cmの長さにカットしたものを30~40本用意する。トイレットペーパーの芯を1cm幅でカットする。
② 1本の毛糸を半分に折り、カットしたトイレットペーパーの芯の中に通す。毛糸の折り目の輪が、芯の内側から出るようなイメージ。
③ 毛糸の端を2本とも芯を手前から挟むようにして、折り目の輪をくぐらせる。
④ 毛糸の端を揃えて引っ張る。
⑤ ②~④と同じように、残りの毛糸を芯に結んでいき、芯を1周させる。
⑥ 毛糸の端を全てもち、芯をくぐらせて反対側にもっていく。
⑦ 毛糸の端を、別の毛糸でしっかり結ぶ。
⑧ ハサミで毛糸の端を切り揃える。
これで帽子の完成です。毛糸の太さによって結ぶ本数は調整してください。帽子だけガーランドにしたり、ツリーの飾りにしてもかわいいです。
【髭の作り方】
① 白い毛糸を指4本に20~30回巻き付ける。
② 指を抜き1/3の位置を、別の毛糸で結ぶ。
③ 毛糸の長いほうの端をハサミでカットする。
④ 帽子の内側にボンドをつけ、③のカットしていないほうを帽子に詰める。
後はウッドビーズを鼻の位置に、雪の結晶のガーランドをカットして帽子に、それぞれボンドで貼りつけて完成です。
髭に使う毛糸は普通の毛糸でも作れますが、形状に変化のあるファンシーヤーンを使うともじゃもじゃ感がUPしてオススメ。ダイソーやセリアで材料は揃いますよ♪
プレゼントボックス
クリスマスといえばプレゼントを楽しみにしている子どもたち。クリスマスモチーフとしてもよく使われます。毛糸をリボンにすると温かみが増してオススメです。こちらもツリーのオーナメントとして使ったり、単品で吊り下げたり、つなげてガーランドにしたり、インテリアとして並べて置いたり、積み上げて置いたり、意外に使えます。
【材料】
ウッドキューブ、折り紙、毛糸、両面テープ
100均で販売されているウッドキューブは、直方体でしっかりしていてプレゼントボックスを作るのにぴったり! サイズはいろいろありますが、セリアの3cm角のウッドキューブを使用。包装紙代わりに使う折り紙は、クラフト紙やクラフト紙にナチュラルカラーでプリントしてあるようなものがオススメです。
【作り方】
① 折り紙を半分にカット。
② 縦長に置き、真ん中にウッドキューブを置く。折り紙の上端には両面テープを貼る。
③ 折り紙でウッドキューブを筒状に包む。
④ 端を包む。下部を上に折り、両端を順に折りたたんで、上端に両面テープを貼る。
⑤ 上端を下に折って貼る。
端がずれてきれいにならない場合は、正面から見てきれいに合うように調整します。
後は毛糸をかけてリボン結び。ツリーの足元に積むだけでも可愛いですよ♪
ナチュラルカラーのミニリース
白とベージュを基本にすれば、ナチュラルだけどガーリーなミニリースに。少しだけ余ったレースやビーズなどで作れるので、はぎれがあったらぜひ活用してみてください。
【材料】
ボール紙(厚紙など)、麻ひも、レース、ビーズ、スターアニス、ボンド、両面テープ
【作り方】
① ボール紙をリング形にカットする。
② 両面テープを貼る(粗くてOK )。
③ 貼り合わせたボール紙に麻ひもを巻き、1周させる。
④ レースを結んで輪を作る。
⑤ ④のレースの下に別のレースを通してリボンを結ぶ。
後はレースやビーズ、スターアニスをボンドで貼ってデコレーション。
クリスマスカラーのリボンを使ったり、リングを星形にしたり、お好みでアレンジしてみてくださいね。
5分で完成! ペーパースター
北欧インテリアは壁飾りもステキです。個性的な形や色使いのものを取り入れて楽しんでいたり、照明にもこだわっていたりします。最後に紹介するのは、壁に飾ったり、吊り下げたりもでき、ライトアップするとまた違った表情を見せてくれるペーパースター。実は5分もあれば1個完成しちゃうくらい簡単にできてしまいます。
【材料】
紙袋(封筒も可)、のり
【作り方】
① 紙袋(封筒)の縦の中心と下端にのりを塗る。
② 紙袋を重ねて貼る。
③ ①②を繰り返し、全部で12枚貼り付ける。
④ 上部は山形にカットし、左右の端はそれぞれ2ヶ所の山形の切り込みを入れて落とす。
これを広げてみるとあら不思議! ぐるりと一周広げて、のりを塗って貼りつければ、立体的なキラキラスターができあがります。ジャバラ折りでペーパーファンを作るよりも簡単!
こちらは100円の80枚入りクラフト紙の封筒を12枚使用。1個15円でできちゃうなんて……衝撃。
紙袋の枚数や切り方でスターの形や印象は変わります。紙袋にマチがついているかいないかでも変わります。
ライトと一緒にデコレーションすれば、即席の照明器具にも変身。雰囲気のある光が楽しめます。
まとめ
3つのコツをおさえれば、北欧風のクリスマスのデコレーションが手軽に楽しめます。素材や色合いを合わせることで、おうちでも北欧風のオーナメントを作れ、材料も100均で揃うので試しやすいものばかりです。好みに合わせてアレンジしてくださいね♪