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2022年12月08日 16:50 更新

縄跳びの教え方!子供・幼児に教える縄跳びの跳び方・回し方

自分は縄跳びができるのに、子供には上手に教えられないというママへ縄跳びの教え方のコツをお届けします。小学校入学までには縄跳びできるようになっていてほしいという方、ポイントを押さえて跳び方・回し方を教えてみましょう。

縄跳びを教えるのは意外と大変?

縄跳びを子供に教えるには
Lazy dummy

自分自身がどうやって縄跳びが跳べるようになったのかが思い出せないという大人は意外と多く、子供への教え方に悩んでいるそうです。今回は、なぜ子供・幼児は縄跳びが苦手なのか、どう教えていくべきなのか、さらに上達するコツまでお伝えします。

子供・幼児が縄跳びが苦手な理由

縄跳びをする際、両足でジャンプをするのが基本ですが”両足でジャンプ”ができない子供が多いそうです。手首を使って縄を上手に回せないとか、単調な動きがつまらないと感じる子もいるかもしれません。いかに練習を楽しく継続できるかがポイントとなるでしょう。

縄跳びを教える前に知っておくべきこと

子供の特徴や特質を知っておくと、縄跳びを教えるが成功率がアップするかも……。

■子供の集中力は10分

子供が集中できる時間は平均10分と短いので、長い時間ダラダラと練習するよりも1日10分と決め、毎日する方が効率的でしょう。また、飽きっぽいので練習内容も少しずつ変化をもたせた方がよいようです。

■複数の動きを同時にやるのが苦手

縄跳びは縄を回しながらジャンプをします。この二つの動きがなかなか同時にこなせないということを知っておくと、すぐに縄跳びができなくても穏やかに見守れるのではないでしょうか。

■怒られるのが嫌い

子供は怒られるのが嫌いで、ママも怒るのは好きじゃないですよね。ならば褒めてあげましょう。毎日継続して練習していること、少しずつ上手になっていること、跳べる回数が増えたこと、縄を回すのが上手くなったこと、縄跳びを片付けることなど小さなことでもよいので褒めて伸ばし、いろいろな才能を引き出しましょう。

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縄跳びを教える前に!縄の準備

縄跳びを子供に教えるために、縄の準備をする。
Lazy dummy

幼児におすすめの縄の種類

初めて縄跳びの練習をするときは、昔ながらの「ひも」タイプか最近注目されている数珠つなぎでビーズが通してある「ビーズロープ」タイプ、もしくはスポーツメーカーの縄跳びがおすすめです。効率的に上達させることを考えるとある程度重さがあり、縄もスムーズに回しやすいものがよいでしょう。意外かもしれませんが、初心者ほどある程度重さのある縄跳びを使った方が上達しやすいようです。ただし「ひも」は二重跳びやあやとびには向いていないようなので、上達したらほかのものに変えてもよいかもしれませんね。

縄跳びのベストな長さ

両足で縄跳びを踏んで上に引っ張ります。立ち姿勢をよくし両ヒジを90度に曲げて開いた時にちょうどいい長さとなります。肘が上に上がっていたら長すぎ、下に下がっていたら短すぎということになります。長すぎても短すぎても縄は回しにくいので、身長に合うベストな長さに調整して使いましょう。

縄跳びの教え方のステップ

縄跳びをする子供
Lazy dummy

ステップ1:両脚でのジャンプ

「まず、ジャンプしてみて」と声をかけると片足でジャンプしたり、右足と左足のタイミングがずれていて同時にジャンプできないなど、最初から課題が出てくるかもしれません。1回、2回はできても5回、10回と回数を増やしていくと、両足がそろわなくなってくるでしょう。幼児・子供にとって両足でのジャンプというのはハードルが高いようです。

またジャンプをするたび前に進んでしまう、回ってしまうという子には、真上にジャンプするように意識をさせるとよいですね。

ステップ2:リズムに合わせてジャンプ

縄跳びは一定のリズムでジャンプをするので、これも練習が必要です。好きな音楽のリズムに合わせてママやパパと手をつないで一緒にジャンプをしたり、手拍子をしてあげるとリズムが取りやすいかもしれませんね。

なれてきたら、縄跳びの縄を使っての練習です。パパとママが縄跳びの端を持ち、息を合わせて一定の速さで左右に振ります。来た縄を両足で跳ぶタイミングを教えてあげるのもポイントです。

ステップ3:正しい縄の持ち方・片手で回す

子供が両手に縄を持って同時に回すという動作、意外と難しくここでつまずく場合も多いようです。正しい持ち方を身につけることこそが重要になりますので、しっかり教えていきましょう。

◆親指を伸ばしてグリップを軽く握る
◆親指の爪は上から見えるようにするのが重要ポイント

この持ち方だと脇がしまり、腕が安定するので縄を回しやすくなります。縄を回すのが苦手な原因は持ち方にある場合が多いので、正しい持ち方を身につけさせてください。正しく持つと疲れにくいという利点もありますよ。

次に縄を回す練習として最初は片手で回しましょう。まず利き手から、縄跳びを半分に折った状態もしくは不要になった縄跳びを半分に切ったものを用意して、脇をしっかりしめて手首を上にした状態でグリップを持ち、回します。利き手が回せるようになったら、もう片方の手で練習してみましょう。利き手よりも感覚がつかめずうまくいかないと思いますが、手を添えてあげるなどして一緒に回すうちに利き手と同じように回せるようになるでしょう。上手に回せるようになったら、ジャンプのタイミングをつかむための練習もしてみてください。縄が下にきたとき、軽くジャンプをするようにママも一緒に跳んであげると、タイミングがつかみやすいかもしれませんね。

ステップ4:両手での回し方

ステップ3で行ったように、半分の長さの縄跳びを両手にもち同時に回す練習です。同じタイミングで回せていれば地面に縄が当たったとき同時に音がなるのでわかりやすいですよね。左右ズレて音がなるときは、手拍子をしたり声かけをして両手が合うようにサポートし、音が合うようになったら「音が合ってきたよ」と褒めてあげましょう。

ステップ5:実際に跳んでみる

いよいよ実際に縄を跳んでみましょう。これまでの一つ一つの動きやポイントをすべて同時に行うにはさらに練習と時間を要すると思います。まず1回目跳べるかが大きな壁です。最初は「ゆっくりまわして行こうか」と声をかけてスローモーションというくらいのスピードで縄を回しましょう。縄が地面に着いて足元にきたらジャンプ。これを何度か繰り返すうちに、自信がついてくると縄を回すスピードも自然と上がってくるはずです。「1回、2回、3回……」と毎回カウントしてあげると、「次こそは」という気持ちが芽生え、がんばれるようです。

もっと長く跳ぶには?縄跳び上達のコツ

子供と一緒に縄跳び
Lazy dummy

縄跳びにおもりを付ける

縄跳びが上手に跳べるコツの一つに、縄の重さが重要と言われています。100円均一ショップでも売られているような軽い縄跳びだと軽すぎて上手に回せないので、トイレットペーパーの芯を通したり新聞紙を巻いておもりにする方法も取り入れられています。また中央で一回結んであげると、おもりの役割を果たしてくれますよ。

大人と一緒にジャンプの練習

なかなかジャンプが上手にできない子には、やはり一緒にジャンプをしてあげるのが一番です。ママやパパ、お兄ちゃんやお姉ちゃんなど両足でジャンプができる人と手をつないでゆっくり「1、2、3……」とカウントをしながら一緒のタイミングでジャンプをしてあげてください。

ふたり跳びをしてみる

一人縄跳びの練習に飽き始めたら、ふたり跳びをしてみてはいかがでしょうか。ママが縄を大きく回し、ふたりでジャンプする遊び感覚のある練習です。ジャンプするタイミングを声かけしてあげて一緒に何回跳べるか挑戦してみましょう。一緒に縄跳びができる喜びを感じられるふたり跳びは子供も大好きです。ママのトップスの裾をつかみながらジャンプすると同じタイミングを計りやすいですよ。

まとめ

縄跳びの練習は予想以上に困難なこともありますが、毎日コツコツと積み重ねていくことがポイントです。単純な動作でも子供にとっては一生懸命がんばらないとできないことも多いので、一つ一つの動作を焦らずできるようになるまで付き合いましょう。教えるコツをつかみ、子供が軽やかに縄跳びをする日を夢見て一緒に練習に取り組んでください。

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