
3歳の読み聞かせに最適なオススメ絵本10選
3歳児の発達の特徴をふまえ、この時期にピッタリの絵本や人気の絵本を紹介していきます。
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3歳児の発育 特徴や興味 絵本の進め方


社会のマナーやルール・しつけ・お片付けなども覚えることが出来る時期です。指先もより器用になり、細かい作業やボタン付けなど身の回りの事がほとんど自分で出来るようになります。
この頃の子供はお話するのも好きですし、話を聞くのも大好きです。是非ストーリー性のある絵本を読んであげましょう。その絵本を読む時に感情を入れて読んであげることで、子供はその絵本の世界に自然と惹き込まれるでしょう。
3歳児 おすすめの絵本①「どうぞのいす」

作:香山 美子 絵:柿本 幸造
出版社: ひさかたチャイルド
発行日: 1981年11月
「どうぞのいす」のおはなしとみどころ
うさぎさんが小さないすをつくるところからお話は始まります。大きな木の下にその椅子と「どうぞのいす」というたてふだを、いっしょに置きます。はじめにいすの近くで一休みしたのは、ろばさんです。ひるねをしているうちに、つぎからつぎへと、動物達がやってきて…?
動物達が次にくる誰かの事を思いやる、心あたたまるお話です。優しい気持ちが芽生えそうですね。
3歳児 おすすめの絵本②「ちょっとだけ」

作:瀧村 有子 絵:鈴木 永子
出版社: 福音館書店
発行日: 2007年11月
「ちょっとだけ」のおはなしとみどころ
なっちゃんのおうちにあかちゃんがやってきます。なっちゃんはおねえちゃんになるのです。
なっちゃんはママとてをつなごうとしますが、ママはあかちゃんをだっこしているので、手をつなげそうにありません。なっちゃんは、ママのスカートを「ちょっとだけ」つかんであるきます。あらゆるシーンで「ちょっとだけ」おねちゃんになっていく成長を描いています。そしてラストには感動が…。
なっちゃんの成長だけでなく、おかあさんの優しさあふれる言葉にキュンときます。
3歳児 おすすめの絵本③「ぐりとぐら」

作: 中川 李枝子 絵: 大村 百合子
出版社: 福音館書店
発行日: 1967年01月
「中川 李枝子さん その他の絵本」
ママ、もっと自信をもって/みかん <復刊傑作幼児絵本シリーズ 9>/いちくん にいくん さんちゃん<復刊傑作幼児絵本シリーズ 1>/うさぎのにんじん <復刊傑作幼児絵本シリーズ 5>/子供はみんな問題児。/てんじつきさわるえほん ぐりとぐら
「ぐりとぐら」のおはなしとみどころ
1963年に発表されて以来、日本以外にも世界各国で愛され続けるふたごの野ネズミのお話。自分も子供の時に読んでいたというママが、きっと多いでしょう。
野ネズミのぐりとぐらは、おりょうりとたべることが大好き。森へでかけたぐりとぐらは、大きなたまごをみつけたことから、おおきなカステラを焼く事を思いつきます。材料と道具を持ってきて、おおきなかすてらを焼く準備を始めると、甘いにおいにつられた森の動物たちが次々と集まってきてしまって…?
イラストもとてもかわいく、絵本のすみずみまで楽しめる一冊になっています。読んだ後にはほっこりした気持ちになれるでしょう。
3歳児 おすすめの絵本④「はじめてのおつかい」

作:筒井 頼子 絵:林 明子
出版社: 福音館書店
発行日: 1977年04月
「はじめてのおつかい」のおはなしとみどころ
5歳のみいちゃんは、ある日ママからおつかいを頼まれることからお話が始まります。はじめてのおつかいを頼まれた、みいちゃん。お店に行くまでに自転車にぶつかりそうになったり、おともだちにあったり、さかの上で転んでしまったりとドキドキの展開が続きます。
みいちゃんを通して、自立や成長を学べる絵本です。
3歳児 おすすめの絵本⑤「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」

原案:みね よう 作:さいとう しのぶ
出版社: リーブル
発行日: 2001年03月
「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」のおはなしとみどころ
あいうえお順に、「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」、「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」…などと「あ」から「ん」まで、個性豊かなキャラクターが登場して、最後のページまでたっぷり楽しめる、ボリュームのある本です。食べ物の特徴も細かく描写されていて、どれもおいしそう!
読んでいる人を飽きさせません。
いろいろなものの名前や言葉を覚えることができそうですね。
3歳児 おすすめの絵本⑥「そらまめくんのベッド」

作・絵:なかや みわ
出版社: 福音館書店
発行日: 1999年09月
「そらまめくんのベッド」のおはなしとみどころ
そらまめくんの宝物は雲のようにふわふわしてるベットです。そらまめくんの大事にしているふわふわのベットをえだまめくんや、グリーンピースのきょうだいたちが「そのベッドでねむってみたいなあ」を言ってきます。でもそらまめくんは「だめだめ」と言って、誰にも使わせようとはしません。
そんなある日、そらまめくんの大事なベッドがなくなってしまって・・・?
えだまめくんやグリーンピースのきょだいたちが、そらまめくんへの思いやりを感じ、自分の大事なベットを巡ってそらまめくんが成長していくお話です。
3歳児 おすすめの絵本⑦「しろくまちゃんのほっとけーき」

作:わかやま けん
出版社: こぐま社
発行日: 1972年10月
「しろくまちゃんのほっとけーき」のおはなしとみどころ
しろくまちゃんが、ほっとけーきをつくります。道具や、材料なども準備する事から始まり、とちゅうでたまごを落っことしてしまったり、こぼしちゃったり…。しろくまちゃんの様子がかわいらしく、ほのぼのしている絵本です。
ホットケーキが焼きあがるまでの一部始終が見どころ!「ぼたぁん どろどろ …ぷつぷつ」など思わず一緒に読みたくなる擬音語がたくさん!絵本を読んだ後には、ほっとけーきを作りたくなってしまいます。
3歳児 おすすめの絵本⑧「からすのパンやさん」

作:かこ さとし
出版社: 偕成社
発行日: 1973年09月
「からすのパンやさん」のおはなしとみどころ
からすのまちの、パンやさんのお話しです。からすのパンやさんのうちに、四羽の赤ちゃんがうまれました。おとうさんとおかあさんはうれしくて、四羽を大事に育てすぎます。赤ちゃんを大事にするあまり、パンは黒こげ、半焼きに。お店もお掃除が出来ず、ちらかったままになり、お客さんが減り貧乏になってしまって…?
絵本の途中では、たくさんのパンが登場。じっくり見てしまうほど楽しめる1冊になっています。家族ってステキだなと思える話です。
3歳児 おすすめの絵本⑨「よるくま」

作・絵:酒井 駒子
出版社: 偕成社
発行日: 1999年11月
「よるくま」のおはんしとみどころ
男の子が「きのうのよるね、かわいいこがきたんだよ」といってお母さんに話しかけるところから、お話は始まります。かわいい子は「よるくま」といってくまの子。よるくまは、自分のお母さんを探して男の子のところまで訪ねてきたのです。男の子は一緒によるくまのお母さんを探してあげることになり…?
よるくまの不安な気持ちに寄り添う男の子の優しさに、心があたたかくなるストーリーです。
3歳児 おすすめの絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」

作・絵:加古 里子
出版社: 福音館書店
発行日: 1967年11月
「だるまちゃんとてんぐちゃん」のおはなしとみどころ
主人公はまっ赤っで丸い体の小さな男の子「だるまちゃん」です。ある日、おともだちのちいさいてんぐちゃんと遊んでいると、てんぐちゃんの持っているうちわがほしくなります。だるまちゃんはうちへ帰ってお父さんにおねだりします。次から次にいろんなものがほしくなって・・・?
たくさんのものが次々と出てきて、ユーモアたっぷりの展開に惹き込まれてしまいます。