【働くママ調査】子どもの習い事、始める前に知っておきたい「習い事のココが大変!」
スイミングや英会話、スポーツやお習字など、子どもの習い事はたくさんあります。子どもの可能性を伸ばしてあげるために習い事はさせたいけれど、自分も仕事をしている身、なんだか大変そう……と躊躇していませんか? 今回は、ママも仕事をしながら実際に子どもの習い事をさせている人に、想定していたけど大変なことについて聞いてみました。
子どもに習い事をさせていますか?
自分自身も仕事をしながら、子どもに習い事をさせている人は約42%という結果になりました。
でも、やっぱり子どもに習い事をさせるのは大変! 送り迎えや時間の調整など、親にも負担がかかっているようです。ママたちの正直な感想を聞いてみました。
送り迎えが大変!
もっとも多かった困りごとは、習い事への送迎問題でした。子どもが大きくなるまでは、親の送り迎えは必須。習い事の場所が近所でなければ、車や自転車、公共交通機関を利用して送り迎えをしなくてはなりません。
特に幼児の習い事は年齢で分かれることも多いため、同じ習い事でも兄弟姉妹で開始時間が違うなんてことはよくあること。別々の習い事ともなると、手間は倍増してしまいます。子どもの個性に合わせて習い事を選びたい人は、慎重に検討する必要がありそうです。
時間の確保と調整が大変!
共働きのご家庭は、時間の確保も大きな問題です。平日は時間的にも難しく、必然的に習い事が土日に集中してしまいがちなので、家族の行事や大人の予定調整も。必要になってきます。
安全面に不安あり
送迎問題に関連して、安全面についての不安もあげられました。「すぐ近くだからひとりで大丈夫かな?」「兄弟で行かせれば安心?」など、親が送迎できない場合は、無事に帰ってくるまでとても心配です。
スクールバスの送迎つきの習い事だと、親の負担や安全面の不安は少なくなるかもしれません。なかには、習い事のお友だち同士、親が交代で送迎を担当しているケースもあるようです。
親の負担が大きくて大変!
行くだけでよい習い事や、スクールの時間内で完結する習い事のほかに、宿題や親の当番がある習い事もあります。子どもが楽しく習い事を続けるためには、親のサポートもある程度必要です。宿題が出る習い事は、家でやらせなければならないのが、意外と親にとっては負担に感じることも。
また、送迎時も家を往復するほどの時間がなく、子どもが習い事をしている間は見学したり、近くで待機したりする場合は、その時間がもったいない気もしますね。
習い事を検討する際は、親の負担がどのくらいか、家族で分担できるかどうかも考慮する必要があります。
費用対効果が心配
習い事には月謝もそれなりにかかります。月謝が高いと、1回休ませるのももったいない気がして、結果的に習い事が生活の中心になってしまうことも。
一生懸命やらない子にイライラして怒れば、ママのストレスは増大、子どものモチベーションは低下、といいことはありません。
習い事を楽しく続けるためには、費用が家計の負担にならないもの、子どもが本当にやりたいことを見つけるとよさそうです。
まとめ
小さい子の習い事には、親のサポートが必須です。うまくサポートしてあげるためには、親の気持ちにも余裕が必要。困りごとを事前に検討して、無理せず許容できる範囲の習い事を検討してみましょう。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年11月2日~11月23日
調査人数:100人(22歳~40代までの働くママ)
(マイナビ子育て編集部)