自宅でリフォーム・リノベーションしたい場所は? みんなが気になるのはやっぱり水回り
AlbaLink(東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)が運営する「訳あり物件買取プロ( https://wakearipro.com/ )」は、全国の男女500人を対象にリフォーム・リノベーションしたい場所についてアンケート調査を実施しました。
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この調査によると、家をリフォーム・リノベーションしたい人は90.2%にものぼりました。
リフォームを希望する主な理由としては「家の老朽化」「ライフスタイルの変化」「設備が使いにくい」などが挙げられています。
またテレワークが普及して、在宅時間が長くなったことも影響している可能性もあり、「家で長く過ごすようになったから、住環境を改善したい」「テレワークに適した家にしたい」と感じている人も多いのだそう。
次に「自宅でリフォーム・リノベーションしたい場所はどこですか?」と聞いたところ、1位には「浴室」が挙げられました。
2位以下は「キッチン」「トイレ」「リビング」と続きます。「洗面所」も5位に入り、上位7位までに水回りが4つランクインしました。水回りは毎日使うため傷みやすく、「15~20年程度でリフォームするのがいい」と言われる場所です。8位以下には「和室」「床・畳」「ベランダ」「外壁」「窓・サッシ」などが入っています。
ではなぜ、その場所をリフォーム・リノベーションしたいのか、聞いています。
<1位 浴室>
水回りは経年劣化が気になるので、キレイにしたいです。シャワーなども性能のいいものに変えたら、便利になるかもしれないからです(20代女性)
設備が古く、たびたびトラブルが起こるようになってきたから。将来のためにバリアフリー化したいから(30代女性)
広くて最新の浴室で、快適な入浴時間を過ごしたい(50代男性)
年代・性別を問わず多くの人が浴室を希望箇所として挙げました。リフォームしたい理由は「設備が古くなってきた」「狭い」「寒い」「バリアフリー化」などが目立ちます。さらに、「浴室乾燥・浴室暖房」「ジェットバス」「テレビ」など、特定の機能を希望している人も。
疲れを癒やすために、暖かくキレイな浴室でゆったりしたいと思う人が多いのでしょうか。最新の浴室にすれば、「床が滑りにくい」「掃除しやすい」「節水」などのメリットも得られそうです。
<2位 キッチン>
水道から水しか出ないので、お湯が出るようにしたい(20代女性)
キッチンの収納がすごく少ないので、キッチンスペースを広げてパントリーを作りたいです(30代女性)
今はガスで調理しているが、IHに変えてみたい(50代男性)
キッチンをリフォームしたい理由として多かったのは、「狭い」「収納が少ない」「使いにくい」「老朽化」など。全体的に「使い勝手」を理由としている人が多かったものの、「キッチンをキレイにすると、家全体が華やかさを増すから」など、デザインに関する声もありました。
<3位 トイレ>
古いトイレで狭いため、高齢で足の悪い家族が動きづらそうだからです(20代女性)
かなり古いタイプなので。掃除しやすく清潔に保ちやすいトイレにしたいです(30代女性)
便座に暖房機能がなく冬場は寒いので、暖房機能をつけたい(40代男性)
トイレのリフォーム理由には、「古い」「汚れが目立つ」「臭いが気になる」などの理由が多く寄せられました。「自動洗浄」「節水」「暖房」などの機能を加えたいという人も。
また、40代以上で「トイレ」を挙げた人の割合がやや多くなっています。さたに、20代・30代の方からも「親・家族のためにバリアフリー化したい」という声が聞かれました。
<同率3位 リビング>
雰囲気を良くしたい(20代女性)
今のリビングは狭いため、広く快適にしたい(30代女性)
畳をフローリングにしたい(40代男性)
「広くしたい」「和室リビングを洋室にしたい」などの回答が多く見られます。「テレワークに伴いワークスペースをつくりたい」「子どもが巣立ったので、リビングと寝室を繋げて一部屋にしたい」といったように、生活環境にあわせたリフォームの要望もありました。
<5位 洗面所>
洗面台が狭くて、子どもが使うと水浸しになってしまう(30代女性)
洗面所は水が温かくなるまでに時間がかかるため、早く温水になるようなシステムを付けたい(40代男性)
現在の洗面化粧台は収納が少ないので、3面鏡タイプで鏡の後ろに収納スペースがあるものと交換したい(50代男性)
「収納が少ない」「古い」「狭い」「掃除しにくい」などの回答が多く寄せられましたが、水回りの中では、お風呂やキッチンよりは順位が低くなりました。「立ったり座ったりしないので危険を感じにくい」「長く時間を過ごす場所ではない」のが、比較的順位が低い理由かもしれません。
<6位 玄関>
昔からある家なので玄関がボロボロで、近所の人からどう思われているのか不安だからです(20代女性)
狭くて靴箱収納が少ないので増設したいです(40代女性)
玄関がキレイになると毎日気分よく過ごせると思うので(50代男性)
「狭い」「収納が少ない」「段差が高い」などの回答が寄せられています。通風・換気できるようにしたい」という意見も複数ありました。「家の印象は玄関で決まる」とも言われることもあるからかもしれません。
<7位 寝室・自室>
全て襖で区切られており、完全な個室がないため(30代男性)
テレワークする機会が増えたので、「寝室」と「PC作業する場所」をわけたい(40代男性)
日当たりも風通しも悪く、畳も傷んでいますし、壁も煤けているので、もう少し快適に居られるようにしたいです(50代女性)
「子どもの成長に合わせて、間取りや収納を変えたい」「使っていない部屋と合わせて1部屋にしたい」などの回答や、「壁を取りはらう」「新たに仕切りを設置する」「寝室を2階から1階へ移す」など、比較的大掛かりな要望が多いようです。また「壁紙を変えたい」という回答も複数ありました。
「リフォーム・リノベーションをするうえで気になること」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位は、8割以上の人が回答した「費用はどれくらいか」、「工期はどれくらいか」も2位で、2割以上の人が気にしていることがわかります。
<1位 費用はどれくらいか>
どのくらいの料金がかかるのか、予算の関係もあるので気になっています(20代女性)
リフォーム代です。金利が安くてローンが組めればいいのですが…(40代男性)
どのくらいが適正価格なのか、よくわからない(50代女性)
リフォーム費用の相場がわからないので、「見積もりを見ても適正料金なのか判断できない」というお悩みがあるようです。
<2位 工期はどれくらいか>
施工が終わるまでの日数(30代男性)
水回りの場合は施工期間の長さが気になります(50代女性)
リフォームにかかる時間・期間。お風呂を使用できない期間が一番気にかかるところです(60代以上女性)
リフォーム内容によっては「水回りが使えない期間」「仮住まいする期間」が発生します。そのため、リフォームを考えるうえでは工期も大切なポイントです。
<3位 業者の選び方>
工務店によっては「サービスがよくなく金額も高い」など悪い情報を見かけるので、「何を基準に選ぶといいのかな」と悩みます(30代女性)
信頼できる業者をどうやって探したらいいのか(40代男性)
どのように業者を見つけたらいいかわからない。単に金額が安いというだけでなく、提案力とアフターサービスも勘案したい(60代以上男性)
「隣家のリフォームの際、業者にかなり不愉快な思いをさせられたので、常識のある業者を選びたい」などの回答が寄せられています。「技術力が高く、丁寧に施工してくれて、適正価格」というリフォーム業者をどのように見つけたらいいのか、金額もそれなりにかかりますから、悩んでいる人は多いようです。
<4位 希望通りになるか>
理想通りにできるかどうか(20代女性)
理想とする姿へのリフォームは、構造的に可能なのか(30代男性)
現在の躯体をなるべく活かしながら、経費も抑えた工法で希望のリフォームができるかどうかが気になります(50代男性)
「狭い場所でもリノベーションできるのか」「家の造りによる制約があるのでは」と心配している人も多いことがわかりました。
<5位 リフォーム中の生活>
工事期間中に自宅に住み続けることは可能か(20代男性)
キッチン・バスをリフォームしたいので、リフォーム中の料理・お風呂をどうするか(40代男性)
リフォーム期間中の仮住まいをどうすればいいか(50代男性)
「リフォーム中も自宅で生活していいのか」「仮住まいするとしたら、家は自分で探さないといけないのか」などの疑問が寄せられました。「家族が高齢」「子どもが小さい・受験期」などだと、仮住まいや引越しは大きな負担になってしまいますね。それが理由で「仮住まいの期間が長くなるなら、リフォーム自体を諦めよう」と考える人もいるようです。
【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査日:2021年11月18日~22日
調査方法:インターネットによる選択式&記述式回答
調査人数:500人(女性343人/男性157人)
(マイナビ子育て編集部)
