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2022年03月10日 19:13 更新

ささみを美味しく!冷凍保存や冷凍後の解凍方法

お肉類の中でも安価なささみは、節約にはもってこい。業務スーパーでも人気の食材です。ぜひまとめ買いしておきたいささみですが、冷凍保存はできるのでしょうか。ここでは、ささみの冷凍保存や冷凍後の解凍方法について紹介します。

ささみは生でも加熱後でも冷凍保存できる

お肉は冷凍保存することで、冷蔵で保存するよりも日持ちさせることができます。

ささみも冷蔵保存では2~3日が賞味期限ですが、冷凍保存での賞味期限は2~3週間ほど。まとめ買いしても安心です。

お肉の冷凍保存というと、加熱前の生の状態でパックして保存…というイメージが強いかもしれませんが、ささみは生でも加熱後でも冷凍保存が可能。

加熱後冷凍保存したささみは、解凍後そのままサラダにしたり冷やし中華に添えたりして食べられるので、忙しい日の時短クッキングにも便利です。

ささみの冷凍保存方法&解凍方法

冷凍保存しても、ささみのおいしさは維持したいですよね。解凍後もおいしく食べられるささみの冷凍保存方法をご紹介します。

生のまま冷凍保存する場合

生のまま保存したささみは、解凍後フライにしたりソテーにしたりと使い方自在。さまざまなレシピで調理したいなら生のままの保存がおすすめです。

まずは下処理

ささみには硬い筋がついていることが多いです。生のまま保存する場合は、下処理の段階で筋をとっておくと解凍後すぐに調理できて便利。

筋をとったら、キッチンペーパーでささみを拭き、臭みの原因となるドリップ(お肉から出る汁)をとっておきます。

冷凍保存

下処理が完了したら、ささみを1本ずつラップにくるんでいきましょう。1本ずつくるむことでささみ同士がくっつかず、また空気が入る隙間をなくせるので乾燥も防げます。

ラップで包んだささみをジップロックなど密閉性の高い袋に入れて保存。袋に空気があると傷みやすくなるので、ささみを入れたらしっかり空気を抜き、冷凍庫に保存します。

生で保存した場合の解凍方法

解凍する際は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめ。使う分だけをお皿などに入れ冷蔵庫に移します。4~5時間かけて半解凍状態にして使用しましょう。半解凍は完全に解凍するよりもドリップが出にくく、包丁も通りやすいので調理時も便利です。

すぐに解凍したいときは電子レンジを使用しましょう。600Wで20~30秒が目安。電子レンジの場合も、半解凍状態にするのがおすすめです。

加熱したあと冷凍保存する場合

加熱してから冷凍保存したささみは、解凍後そのまま食べられて便利。ヘルシーなのでダイエットにも役立ちます。

まずは下処理

ペーパータオルでささみの水気を拭きとり、少量の酒と塩をふってなじませます。塩を酒をふることで臭みをとる効果が期待できます。

生のまま保存する場合は下処理の段階で筋をとりましたが、加熱後冷凍保存する場合は加熱後に筋とりしたほうが簡単です。

加熱

耐熱皿に下処理したささみを並べ、ラップをふんわりとかけて600Wの電子レンジで2分30秒加熱。その後ラップをしたまま5分ほどおいて余熱で火を通します。

電子レンジでなく茹でて加熱することも可能。その場合は下処理で塩・酒をふるのでなく、お湯に塩と酒を入れて沸騰させ、30秒茹でます。茹でたら火を止め、ふたをして冷めるまで置き、余熱で火を通します。

冷凍保存

加熱したささみの粗熱がとれたら、手で食べやすい大きさにほぐします。筋もこのときにとってしまいましょう。

ほぐしたささみを小分けにしてラップに包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存します。

加熱後冷凍保存した場合の解凍方法

加熱後に冷凍保存したささみは再加熱するとパサつきが出てしまいやすいので、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

時短で解凍したいときは600Wの電子レンジで40秒加熱しましょう。また、スープや炒め物に使う場合は凍ったまま加えて調理してもおいしくいただけます。

ささみは下味をつけての冷凍保存もおすすめ

生のままや加熱後の保存は解凍後に味つけをする前提での保存でしたが、ささみは下味をつけて冷凍してもおいしく頂けます。

下味をつけたささみの冷凍保存方法

下味をつけるときの下ごしらえは、生のまま保存する場合とほぼ同じ。下ごしらえの段階で筋をとり、キッチンペーパーで水気を拭きとります。

下味用の食材・調味料と下ごしらえした生のささみを保存袋に入れ、しっかり空気を抜いて封を閉じ冷凍庫で保存しましょう。

下味をつけて冷凍保存するときのポイント

下味をつけて保存する場合は、ささみをそぎ切りにするのがおすすめ。肉をそぐように包丁を寝かせて切るのがそぎ切りです。

包丁を寝かせて切るので断面が大きく、味が染みこみやすくなります。

ささみの下味冷凍保存にはどのようなレシピがある?

あっさりとしたささみは、どのような味つけにもマッチする食材。ささみの下味レシピもバリエーション豊富です。

ネットで紹介されているささみの下味冷凍保存のレシピ例として多いのは、コチュジャンマヨや味噌マヨ、ポン酢マヨなどマヨネーズを使った下味。お肉自体があっさりしているので、コクのあるマヨネーズは相性がよいようです。

そのほか、白だしやカレー粉、コンソメを使った味つけなど。いろいろ試してお気に入りのレシピを見つけてみてください。

下味をつけたささみの解凍方法

下味をつけたささみも、生・加熱後のときと同様冷蔵庫での自然解凍がベスト。ただ、やはり解凍には数時間かかってしまいます。

自然解凍よりも早く解凍させたいなら、保存袋ごと氷水に浸ける氷水解凍か電子レンジでの解凍がよいでしょう。
電子レンジは通常の加熱だと火が通ってしまう可能性があるので、解凍モードにして少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。

まとめ

パサつきがちなささみは苦手なお子さんも多いですが、上手に冷凍ささみを解凍することでこれまでよりおいしさが増し、食卓に登場する機会も増えるかもしれません。今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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