教育
2022年02月12日 09:21 更新
「性器はなんで触っちゃダメなの?」と聞かれたら?『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』Vol.2
子どもの性教育を頑張りたいけど重い腰が上がらない! というママやパパを応援すべく、助産師であり人気性教育YouTuber・シオリーヌさんが「これだけできたら◎な心構え」な性教育をお届け。『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』(ハガツサ ブックス)から、気になるトピックを厳選してご紹介します。
なんで触っちゃダメなの?
性器いじりは幼児期によく見られる行動です。その背景にある理由は、「触ると落ち着くから」「おもしろいから」「心地よいから」など、さまざま。特別な理由がないこともあります。
もちろん子どもの身体はその子のものなので、自由に、好きなときに触れていいものです。性器いじりが問題になるのは、それを人前で行ってプライバシーを守れない場合や、不潔な手や物で触って感染のリスクがあるようなとき。プライベートゾーンはほかの人に「見せない、触らせない」ことを基本に、触れたいときはひとりになれる場所で、きれいな手で触れるように伝えてみてはいかがでしょうか。
もちろん子どもの身体はその子のものなので、自由に、好きなときに触れていいものです。性器いじりが問題になるのは、それを人前で行ってプライバシーを守れない場合や、不潔な手や物で触って感染のリスクがあるようなとき。プライベートゾーンはほかの人に「見せない、触らせない」ことを基本に、触れたいときはひとりになれる場所で、きれいな手で触れるように伝えてみてはいかがでしょうか。
ひとことアドバイス
子どもが性器に触れる姿を見て「汚い」と感じたり、不快に思ったりする方は多いようです。その背景には、その行為が性的欲求にもとづく行為だと感じることによる、「拒否感」があるのではないかと感じます。しかし多くの場合、性的な欲求によって性的な行動を起こすようになるのは思春期以降で、幼児のこうした行動に性的な意味合いはないと考えられています。そう考えるとあまり重たく捉えすぎなくても良いのかも?と思ったり。
(シオリーヌ(大貫詩織) 『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』(ハガツサ ブックス)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
書籍『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』について
おうちでも子どもの性教育を積極的に! なんて気運が高まる中、「やらないとダメだよね……」とは思いつつも、重い腰が上がらない! というママやパパも少なくないはず。
“頑張りたい気持ちはあるけど”という大人たちを応援すべく、登録者数16万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をイラスト満載でお届けします。