【2021年】「咲」の意味と読み方、女の名前120選、名付けの注意点
子どもの名前をつけるとき、どの漢字を使い、その漢字がどのような意味を持っているかは、じっくり考える必要がありますね。今回は女の子の名前によく使われ、最近人気となっている「咲」という漢字についてご紹介します。
咲の意味や読み方・画数・由来・願い
「咲」は、最近の名付けで特に人気が高い漢字です。「花が咲く」という意味から、才能の開花や、花の持つ華麗さや愛らしさの願いが込められます。そのため、女の子の名前によく使われます。また元々笑うという意味を持つ漢字であり、「えみ」という読みも浸透しています。ここでは「咲」の意味や読み方、由来について説明していきます。
「咲」の字は、花が開くという意味を持ちます。また古来より、笑うという意味で使われる漢字でもあります。
読み方
音読み/ショウ 訓読み/さ(く)、わら(う) 名のり/さき、さく、えみ
画数
9画
由来
漢字の由来は諸説ありますが、「咲」の左側は口を、右側は細い人を表しており、口を細めて笑うという意味があるといわれています。そして、花が開くことを人の微笑みにたとえて「花笑う」と言うことから、開花を意味する字として使われるようになりました。
願い
「咲」がついた名前には、花が咲くことにたとえて、すくすくと育ちますように、持っている才能が開花するように、花のように美しくみんなから愛される人になるようになどの願いが込められています。 もとの笑うという意味から、いつも笑顔でいられるおおらかな人生を過ごせますように、周りの人を笑顔にさせる朗らかで優しい人になるようにといった願いが込められることもあります。
「咲」が名前につく有名人
武井 咲(たけい えみ:女優)
藤田 咲(ふじた さき:声優)
伊東 美咲(いとう みさき:女優)
渋谷 凪咲(しぶや なぎさ:アイドル)
松井 咲子(まつい さきこ:アイドル)
井上 咲楽(いのうえ さくら:タレント)
吉柳 咲良(きりゅう さくら:女優)
里見 咲紀(さとみ さき:女流棋士)
池田 咲紀子(いけだ さきこ:サッカー選手)
村田 愛里咲(むらた ありさ:スキー選手)
中山 咲月(なかやま さつき:モデル)
咲を使った名前の2021年トレンド
「咲」を使った名前は流行っています。2021年の「赤ちゃんお名前ランキング」(赤ちゃん本舗調べ)では、女の子の名前のベスト100に「咲良(さくら・20位)」「咲茉(えま・31位)」「咲希(さき・46位)」「陽咲(ひなた・71位)」「心咲(みさき・81位)」「咲花(さくら・81位)」と6つの名前がランクインしています。
なお男の子の名前のベスト100には「咲」を使った名前はありませんでしたが、近年は男児の名前への使用も増えています。
咲を使った女の子の名前120選・あいうえお順・字画数入
「咲」の字を使った名前は、大変多くあるようです。女の子の名前として、「さ」「さき」「えみ」といった音は、読みやすく聞きやすい響きとなります。また「花・華」や「さくら」など、華麗さを喚起させる言葉との相性も抜群です。ここでは「咲」が入った女の子の名前の例をご紹介します。
【女の子】あ行
愛咲(あいさ) 13+9=22
亜芽咲(あがさ) 7+8+9=24
娃咲(あさ) 9+9=18
亜咲歌(あさか) 7+9+14=30
亜咲子(あさこ) 7+9+3=19
明咲陽(あさひ) 8+9+12=29
愛莉咲(ありさ) 13+10+9=32
衣咲子(いさこ) 6+9+3=18
依咲海(いさみ) 8+9+9=26
一咲(いつえ) 1+9=10
羽咲(うさぎ) 6+9=15
羽咲美(うさみ) 6+9+9=24
歌咲(うたえ) 14+9=23
咲名(えな) 9+6=15
咲(えみ) 9
咲水(えみ) 9+4=13
咲依(えみい) 9+8=17
咲妃莉(えみり) 9+6+10=25
恵里咲(えりさ) 10+7+9=26
咲恋(えれん) 9+10=19
桜咲(おうさ) 10+9=19
【女の子】か行
愛咲(あいさ) 13+9=22
亜芽咲(あがさ) 7+8+9=24
娃咲(あさ) 9+9=18
亜咲歌(あさか) 7+9+14=30
亜咲子(あさこ) 7+9+3=19
明咲陽(あさひ) 8+9+12=29
愛莉咲(ありさ) 13+10+9=32
衣咲子(いさこ) 6+9+3=18
依咲海(いさみ) 8+9+9=26
一咲(いつえ) 1+9=10
羽咲(うさぎ) 6+9=15
羽咲美(うさみ) 6+9+9=24
歌咲(うたえ) 14+9=23
咲名(えな) 9+6=15
咲(えみ) 9
咲水(えみ) 9+4=13
咲依(えみい) 9+8=17
咲妃莉(えみり) 9+6+10=25
恵里咲(えりさ) 10+7+9=26
咲恋(えれん) 9+10=19
桜咲(おうさ) 10+9=19
【女の子】さ行
咲彩(さあや) 9+11=20
咲衣香(さいか) 9+6+9=24
咲笑(さえ) 9+10=19
咲慧子(さえこ) 9+15+3=27
咲織(さおり) 9+18=27
咲輝(さき) 9+15=24
咲恵(さきえ) 9+10=19
咲貴子(さきこ) 9+12+3=24
咲希音(さきね) 9+7+9=25
咲乃(さきの) 9+2=11
咲希穂(さきほ) 9+7+15=31
咲世(さきよ) 9+5=14
咲空乃(さくの) 9+8+2=19
咲葉(さくは) 9+12=21
咲穂(さくほ) 9+15=24
咲雲(さくも) 9+12=21
咲久耶(さくや) 9+3+9=21
咲良(さくら) 9+7=16
早咲(ささ) 6+9=15
咲々香(ささか) 9+3+9=21
小咲子(ささこ) 3+9+3=15
咲々乃(ささの) 9+3+2=14
咲知(さち) 9+8=17
咲千佳(さちか) 9+3+8=20
咲智子(さちこ) 9+12+3=24
咲智代(さちよ) 9+12+5=26
咲月(さつき) 9+4=13
咲菜恵(さなえ) 9+11+10=30
咲乃花(さのか) 9+2+7=18
咲帆(さほ) 9+6=15
咲穂里(さほり) 9+15+7=31
咲耶(さや) 9+9=18
咲也香(さやか) 9+3+9=21
咲埜乃(さやの) 9+11+2=22
咲悠紀(さゆき) 9+11+9=29
咲由凛(さゆり) 9+5+15=29
咲世(さよ) 9+5=14
咲葉子(さよこ) 9+12+3=24
更咲(さらさ) 7+9=16
咲李(さり) 9+7=16
咲璃依(さりい) 9+15+8=32
咲里菜(さりな) 9+7+11=27
咲琉(さりゅう) 9+11=20
咲和(さわ) 9+8=17
咲環子(さわこ) 9+17+3=29
咲(しょう) 9
寿咲(すずさ) 7+9=16
星咲(せいさ) 9+9=18
天咲(そらさ) 4+9=13
【女の子】た行
多咲(たえ) 6+9=15
智咲(ちえみ) 12+9=21
千咲子(ちさこ) 3+9+3=15
津香咲(つかさ) 9+9+9=27
天咲(てんしょう) 4+9=13
巴咲(ともさ) 4+9=13
【女の子】な行
凪咲(なぎさ) 6+9=15
七咲(ななさ) 2+9=11
仁咲(にさ) 4+9=13
寧咲(ねいさ) 14+9=23
乃咲琉(のえる) 2+9+11=22
【女の子】は行
春咲(はるえ) 9+9=18
妃咲子(ひさこ) 6+9+3=18
陽咲乃(ひさの) 12+9+2=23
陽咲(ひなた) 12+9=21
富咲子(ふさこ) 12+9+3=24
【女の子】ま行
真愛咲(まあさ) 10+13+9=32
真咲(まさき) 10+9=19
舞咲子(まさこ) 15+9+3=27
麻咲美(まさみ) 11+9+9=29
茉里咲(まりさ) 8+7+9=24
美香咲(みかさ) 9+9+9=27
望咲(みさ) 11+9=20
三咲英(みさえ) 3+9+8=20
美咲緒(みさお) 9+9+14=32
未咲(みさき) 5+9=14
弥咲子(みさこ) 8+9+3=20
美咲兎(みさと) 9+9+7=25
美咲世(みさよ) 9+9+5=23
紫咲(むらさき) 12+9=21
芽依咲(めいさ) 8+8+9=25
萌咲(もえみ) 11+9=20
【女の子】や行
八重咲(やえさ) 2+9+9=20
柚咲(ゆさ) 9+9=18
頼咲(よりえ) 16+9=25
【女の子】ら行
来咲(らいさ) 7+9=16
梨衣咲(りいさ) 11+6+9=26
理咲(りさ) 11+9=20
凜咲子(りさこ) 15+9+3=27
伶咲(れいさ) 7+9=16
咲を使う際の名付けのポイント
「咲」は常用漢字で、日常生活でも目にすることが多い漢字です。そのため、将来書きづらくて悩むことはないでしょう。一文字で「さき」「えみ」などと読ませることもできますし、他のどの漢字とも基本的に相性はよい字です。中でも花が咲くことにちなんで、「花・華」など直接花を意味する字や、「香」「春」「陽」などの関連する漢字との親和性は高めです。
また発音についても、「さ(さく・さき)」「えみ」という音は、女の子の場合は名前の頭文字としても止め字としても使えます。「咲」の前後に思い入れのある字や音を組み合わせても、呼びやすく親しみやすい名前になりやすいでしょう。
咲を名前に使う際の名付けの注意点
「咲」はかわいらしさや朗らかさなどプラスの意味合いを多く持つ字なので、特に注意すべき点はないでしょう。春以外に産まれた子どもの名前に「咲」の字を使う躊躇も一部であるようですが、花は一年中さまざまな種類が咲いているので、必要以上に春だけと拘らなくてもよいでしょう。
「咲」の「えみ」という読みについて。武井咲さんで有名になったものの、学校では習わない特殊な読み方ではと気にする人もいるようです。
しかし、心配はいりません。「咲」は元々笑うという意味を持っており、「えみ」という読み方は古くは『万葉集』で詠まれるほどの由緒ある表現です。またあざ笑うようなネガティブな意味合いではなく、自然と喜びがこぼれるようなポジティブな笑みを感じさせる言葉です。
(ガラクティ)
